「これ何? 」
マメガムシ(昆虫)の脱出
「マメガムシ(体長約5mm)」と言う昆虫は
天敵であるカエルに丸吞みされても
生きたまま生還するそうです。
カエルの体内に入っても、硬い羽根で
消化液から体を守っているそうです。
カエルの体内に入った後、6分から3時間位で
お尻から脱出します。
内部からカエルの腸を刺激して排便を促す様です。
積極的に働きかけて脱出する例が確認されたのは、
初めての例だそうです。
「トノサマガエル」の実験では、15匹中、14匹が
生還したそうです。
脱出できた昆虫は、 「マメガムシ」のみで、
他の昆虫での脱出成功例はなかった様です。
カエルにとっては、この獲物は、全く無駄な
物(餌)になっています。
将来、カエルはこの「マメガムシ」を捕食しなくなると
予想されます。
なぜなら、自然界の生存競争においては、無駄な行為は
極力排除すると言う「力学」が働くからです。
毒のある昆虫を捕食しないのも、この一例でしょう、
カエルが、何時までも餌にもならない獲物を捕食し続けて
いくとは考えにくい状況であると思われます。
カエルは、この事実に何時気づくのでしょうか?
近い将来か10,000年後かは、分かりません。
※慈しみのことば
「鶴は千年、亀は万年、我は天年」 (仙厓)
* 蛍火や 救助信号 2秒間
2020.08.06.moai291