「何これ? 」:無
「決してどうすれば日々是好日となるというのでも
なければ、何でもない。
元々われわれには何にもなかった。
それをいかにも何かあるように錯覚で右往左往していたのである。
つまり要るように思えていたものが、なあに要らぬものであった
ことさえハッキリすればいつでも日々是好日、年々是好年である。」
(澤木興道)
何でも無いことか、本来何も無かったことか………
【閑話休題】:冷房適正温度
資源エネルギー庁は、室温を28℃にするよう
呼び掛けている。
公共のオフィスや学校など不特定多数の人が利用する建物では、
オフィス環境の基準(法律)が定められています。
(厚生労働省所管の建築物衛生法)
同法では、室温等の管理については、温度は18度以上28度以下、
湿度は40パーセント以上70パーセント以下、その他粉塵の量などが
定められています。
「室温28℃というのは、労働環境としてここまでは許容
できると考えられる値となります。
決して、オフィスでの快適温度というわけでは無く、
許容限界が室温28℃と言う事です。
当然、人種や性別でも快適な温度は異なります。
夏場の室内での最適な温度は、快適さの国際基準ASHRAE 55では、
22~26℃とされています。
民間のオフィスでは、顧客等のクレームなども考慮し、
実際は26度位に設定している施設が多いようです。
『室温を28℃にする不合理』
室温を28℃に上げたら何が起きるのか?
作業効率が落ち、残業が増え、人件費が激増するとの説があります。
2019年に姫路市役所で「室温と作業効率の関係」が調査されています。
「約1ヶ月間、28℃だった冷房温度を25℃にした」そうです。
姫路市役所はおよそ4000人が勤務しています。
その事務所の光熱費は約7万円増加しました。
一方、残業時間は平均で2.9時間減り、これを人件費に換算すると
約4000万円の削減になった。
7万円をケチって節電し、クーラーを28℃運転にすると
約4000万円の損失が発生するという結果になりました。
省エネのために「室温28℃」を堅持する必要性には
疑問があると言う事になります。
省エネ対策を考えれば、最新式のエアコンに入れ替える
のがベストなのでしょう。
最新型のエアコンは、省エネ性能が飛躍的に向上しています。
買い替え資金が欠乏している私のような者は、
せめて「エアコンフィルター」のクリーニング行い、
節電対策とすることを心がけるべきでしょう。
さて、自宅でボサ~ツとしている者(私)の
冷房温度は何度が適温なのでしょうか?
(仕事の効率なんかは関係な~い者は、
熱中症対策オンリーと言う事なのでしょうネ?)
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ)。
我が家の節電等:(“ボサ~と節電 “?…なんやそれ……)
* 祈願玉手水に一つ麦の秋
2022.07.27/moai291