「何これ? 」:煩悩
「求道の人は煩悩を性とする。
これを断たざるを解脱とする。
もろもろの煩悩に焼かざれば、
悟りを生ずる種子となる。」 (『菩提資糧論』)
煩悩なきところに、諸仏は現れない。
【閑話休題】:「デジタルタトゥー」の恐ろしさ
「デジタルタトゥー」とは、「デジタル」と刺青(いれずみ)
を意味する「タトゥー」を組み合わせた造語。
SNSなどインターネット上で発信した写真や文章を完全に
削除することは難しく、半永久的に残ってしまう。
一度入れると消すことが難しいタトゥーに例えて、
「デジタルタトゥー」と言われる様になったようです。
基本的にインターネット上に公開された情報は、
全て消去することは甚だ困難です。
実名や顔写真などはもちろん、検索履歴や閲覧履歴などの
情報や、誹謗中傷、事実とは異なるデマ情報などが
インターネットに公開されると、一気に拡散されます。
そして消去は極めて困難です。
「いたずらの投稿」、「リベンジポルノ」、「デマ」など
安易に投稿したデータが何時までも負の影響を与えることにも
なってしまいます。
ニュースサイトで、犯罪情報や逮捕報道に実名が記載されると、
もし冤罪であっても、不利な情報として残る事を回避できません。
当人にとっては知られたくない情報がネット上に残り、
生きる上での重荷になる事態を避けられなくなります。
一度投稿されてしまった情報や画像・動画を完全に
削除することは出来ません。
「デジタルタトゥー」とは、そう言うものなのです。
さて、4630万円誤送金問題の「T容疑者」、
どうなっているのか真相は定かでありませんが、
ほぼ全額に近い金額が戻った様です。
しかしながら「T容疑者」はネット上の人気者?
「デジタルタトゥー」の人気者に一気に上り詰めた格好です。
今にして思えば、この事件内容なんて何の注目にも
値しない様な内容であったと思われます。
(ほぼ、全額が返済されている………)
この結果を見れば、氏名等の公表など必要無かった
とも思われます(結果論でしかありませんが……)。
しかし一度ネット上で発信された内容は取り消しができません。
「デジタルタトゥー」です。
「T容疑者」には、今後一生ついて回る負の遺産になって
しまいした。
「T容疑者」が役所を訴える事も充分あり得ます………
それにしても、”そもそも「役所」が間違わなければ
こんな事態にはなかったのに”と怨みごとの一つも言って
みたいでしょうが、モウ遅い・後の祭り………
役場の職員が偉そうだと感じたとしても、
素直に対応していれば、こんな事にはなるまいに~………
ネットには極力個人情報をUPしないように
心がける必要がありそうです(今更ですが………)
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ)
我が家の節電等:(節電タトゥー?……なんじゃそれ……)
* 膝に猫卯の花腐し誰も来ぬ
2022.05.31/moai291