「何これ? 」:漠然とあるもの
「無常なものは苦である。
無常であり、苦であるものは無我である。」
(釈迦)
無常なものは苦である。
桜の花が散るのを見て「無常だなあ」との思いが
湧いても、自身の事に置き換えることが出来ない。
花は散り、生まれるものは必ず消え去ると言うのに、
自分自身のこととは何時までも気づかない。
また、我というものはどこにも無いのに、
あると思うのは錯覚で、我に実体などはない。
これは苦であり、無我であると教示しています。
あると思うのは錯覚で、我に実体などはない。
これは苦であり、無我であると教示しています。
「無常なものは苦である」と言うことですが、
この「苦」の意味合いがなかなか理解できていません。
本当に無常なものは「苦」なのでしょうか?
今一度熟考してみたいと思っています。
無常なものとは、苦を超えた何かではないかと
今は、漠然と考えていますが……………。
なんとも、まとまりがつかない…………。
*寒夕焼け 残る命の 短かきに
2021.01.29.moai291