屋久島木工木育デザイン ymmdesign

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杉の時計づくり その6

2021-03-14 12:15:07 | 木工品

時計のフレームを留め継し、接着剤が乾いた後に目違い払い ↓

 

留め継といっても本格的なものでなく、簡易的なものにしたので多少の誤差がでました。

見た目はわからないのですが、指で触ると接続部分の段差が出ています。

まずは、ノミでそぎ落とし。

 

 

つづいてランダムオービタルサンダーでペーパーがけをして ↓

 

 

 

そしてベルトサンダーでフレームの外周と面取り ↓

 

作業中、ベルトサンダーのスイッチの入りが悪くなり、起動しないことがちょくちょく起こり始める。

モーター音も擦れるような感じに・・・

 

原因はおそらくこれでしょう ↓

そう、カーボンブラシ。

こういうとき、予備の買い置きがあってありがたい。

 

 

数々の行程を経て、あらためてムーブメントの取り付け ↓

専用の工具が必要。

 

 

時計の針の取り付けは各自でしていただくことに

この針の取り付けが、ワンタッチで誰でも簡単にというわけにはいかず、

子どもが1人で取り付けるのには向いていないので、保護者と一緒にするようにお願いして、

取り付け方法と注意事項を紙にまとめて添付しておきました。

 

 

最終チェックをして箱詰め ↓

 

後日、育成会役員にラッピングを手伝ってもらい、無事、子ども会会員の各家庭へ配布することができました。

あとは、子どもたちの手により、デコレーションしたり、ペイントしたり、オリジナリティあふれる時計となることでしょう。

 

 

 

多機能なデジタル時計もよいですが、

このような温もりある時計を見ると、こころがホッとし、時の流れが穏やかになります。

 

 

 


 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具 木製品設計製作

〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

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T/F :  0997-47-2695

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