Tear1の強豪が順当に勝ち上がる一方、前回大会で3勝を挙げながら涙を飲んだ日本代表は、先週まで4連勝でプール戦を突破。
初の決勝トーナメント進出を決めたのは記憶に新しいところ。
会場は開幕戦に続いて東京スタジアムに戻ってきました。
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私は既に3試合目になりますが。
今日の相手は4年前の雪辱に燃える南アフリカ。
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初戦のニュージーランドにこそ敗れたものの、その後3試合は圧勝の連続。
ここまで最多得点で勝ち上がっています。
今日の席はバックスタンド前の方でゴール寄り。
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アイルランド戦とはちょうど反対側のイメージですね。
また目の前でトライを見たい!
19時15分キックオフなので腹ごしらえです。
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最近近所にできて人気の「とり多津」のから揚げアジフライ弁当(680円)です。
なぜ鶏のから揚げなのかというと・・・。
鶏を揚げる。
とりをあげる。
とりぃをあげる。
トライを挙げる!
そう、ラグビーの勝ち飯にぴったりではないですか!!
何種類かの味がある唐揚げは醤油と塩をセレクト。
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アジフライは身が厚くてサクサク。
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お腹も膨れたし、気合を入れて応援だ!
日本代表は反対側でのアップのためちょっと遠いですが、円陣を組み・・・
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15分前には全員が一つになって一旦退場。
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そして、今日の日本代表「ブレイブブロッサムズ」スターティングフィフティーンの紹介です。
決戦に臨む15人!その陣容は!
15番フルバック 山中良平!
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14番ウィング 松島幸太朗!
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13番センター ラファエレ・ティモシー!
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12番センター 中村亮土!
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11番ウィング 福岡堅樹!
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10番スタンドオフ 田村優!
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9番スクラムハーフ 流大!
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8番ナンバーエイト 姫野和樹!
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7番フランカー ピーター・ラブスカフニ!
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6番フランカー リーチ・マイケル!
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5番ロック ジェームス・ムーア!
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4番ロック トンプソン・ルーク!
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3番プロップ 具智元!
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2番フッカー 堀江翔太!
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1番プロップ 稲垣啓太!
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今大会のベストメンバーと言って良い陣容です。
そして一方の南アフリカ「スプリングボクス」。
自分の注目選手だけ・・・。
フルバック ウィリー・ルルー。
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ここまで最多得点で失点も4番目に少ない「スプリングボクス」、重量級FWが要因なのはもちろんですが、この人がいる最終ラインも破らないと日本の勝利はありません。
ウィング チェスリン・コルビ。
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170㎝と小柄ながら爆発的なスピードに加え華麗なステップ。スピードに乗ったら手が付けられません。
ウィング マカゾレ・マピンピ。
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スピードだけでなくパワーも持ち合わせた超フィジカルウィング。
大会前のテストマッチでもやられましたよね・・・。
スタンドオフ ハンドレ・ポラード。
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ゲームメーカーにしてキックの名手。
得点は彼から生まれると言っても過言ではないかも。
スクラムハーフ ファフ・デクラーク。
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チーム1小柄ながらポラードと共にチームの心臓部を担います。
パスだけでなくキックにも注意です。
もちろん、FW陣も重量級で強力なメンツ揃い。
ここまで体格で劣りながらも勝って来た日本のスクラムがどこまで通用するのか・・・。
選手入場と国歌斉唱です。
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緊張が高まります。
そして、南アフリカボールでキックオフ!
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最初のスクラム。
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やはり、相手の圧力が半端ではありません。
前半5分、南アフリカボールのスクラムからつながれると、狭いサイドにつながれてマピンピが先制トライ!
ポイントと見ていたスクラムから、要注意人物のマピンピに決められてしまいました。
しかし、日本も耐え忍び、敵陣で相手ボールのスクラムから反則を得てPG。
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田村がしっかり決めて3-5、2点差に。
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その後は相手の圧力に耐えながら、ミスにも助けられ前半をそのまま終えた日本。
プール戦最多得点の相手に対し、耐える試合でロースコアゲームに持ち込み、相手も焦れたのかミスを連発。
これは4年前の再現もあるかと期待が膨らみます。
後半は日本のキックオフ。
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しかし、南アフリカはデクラークがラックからキックを多用して前半の焦れた展開を打開に図ります。
すると、徐々に南アフリカの圧力が強まり、ラインアウトは高さで負け、モールを作られては数m押される苦しい展開が続きます。
南アフリカのタックルも早く日本はボールを持てず、スクラムも次第に劣勢に・・・。
そのような劣勢から日本にファウルが相次ぎ、4連続でPGを与えて3本を決められ3-14。
1TGで追いつけない点差にじわっと離され嫌な空気が漂います。
すると後半20分過ぎに、ハーフライン付近で南アフリカボールのラインアウト。
そこでモールを作られると、なんと22mライン過ぎまで押される展開に。
モールが崩れるとそこからボールを持ったSHデクラークがパス、日本の懸命のタックルも、再度フォローに走ったデクラークにパスが戻り、真ん中を割られてトライ。
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ついに後半最初のトライが入り、コンバージョンも決められて3-19。
さらにPGで3点追加されると、中盤のターンオーバーからポラードが日本の右サイドへつないでマピンピへ。
快足を飛ばしてゴールに突進し、最後は松島のタックルも強引に振りほどいてトライ。
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3-26となり、残り10分で3TG差以上になるという厳しい状況に。
今日の入場者数は昨日を上回る大入りで、日本の大声援が続きますが・・・。
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日本も少しでも点差を縮めるべく最後まであきらめない姿勢を貫きますが、ラストプレーは南アフリカボールで外に蹴りだされノーサイド。
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両チーム健闘を称えあいます。
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南アフリカのキャプテンのインタビューに続いて、我らが日本リーチ・マイケル。
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最初の応援の御礼は日本語でしたが、その後はすべて英語・・・。
もっと英語勉強しないと、感動するはずの言葉がわからんかった(泣)。
兎にも角にも、これで日本代表の4年間の長い旅は終わりを告げました。
そして、まさかここまで自分ものめり込むと思わなかった日本代表応援の4週間も最終章。
そもそもが開幕10日前まで日本戦のチケットは1枚もありませんでしたからね・・・。
それ自体奇跡なんですが、観戦したすべての試合が死闘・激闘と呼ぶにふさわしく、感動の渦に包まれた4試合でした。
「にわかファン」が流行語大賞になりそうな気配も大ですが、私もラグビー観戦歴は6年ほどありながらも試合数は10数試合程度なので、十分なにわかファンです。
そのにわかファンをここまで感動させてくれた日本代表には感謝の一言しかありません。
「四年に一度じゃない、一生に一度だ」
この大会キャッチフレーズは飾りでもなければ嘘でもありませんでした。
大会が始まって加熱したチケット争奪戦も、日本の快進撃で当初高額で余り気味だった準決勝や3位決定戦も完売し、自分のワールドカップ紀行もここが終着駅になりそうです。
今はただただ日本代表に感謝しつつ、4年後の活躍を祈るばかりです。
日本代表、感動をありがとう、そしてお疲れ様。
まずはつかの間の休息かもしれませんが英気を養ってください。
そして、今後の旅路も応援していきます!