東京ラーメンストリートと言えば、本来は博多風豚骨ラーメンの「俺式 純」で「やりすぎ煮干しラーメン」を食べて以来ですが、何を食べようか迷っていたら、「ちよがみ」に「塩煮干し中華そば(790円)」なんてのがあったんですね。
ほほう、ここも煮干しですか。
じゃあすすっちゃえ!
とばかりに着丼です!
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ほほう、良い感じの昔懐かしい感じのルックスの塩ラーメンが登場です。
ここは醤油味の「中華そば」もオールドスタイルですが、塩でもその姿勢は崩していないようです。
スープは薄濁りです。
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湯気に乗って煮干しが香ってきますね。
麺はやや加水率が低そうなやや細の麺です。
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軽くウェーブがあるようで、良い感じでスープを絡めます。
シンプルな中に煮干しが香って、嗅覚で食欲をそそりますね。
チャーシューは脂の少ない肩ロース。
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柔らかく調理してあってなかなか美味しいです。
トータルで見ても美味しいラーメンでしたが、欲を言えばちょっとインパクトが足りないかなあ。
煮干しがこのラーメンの”ヒキ”だと思うのですが、塩だとその煮干しが前面に出るのは良いのですが、少し他の重層的なうまみがあったほうが塩ラーメンの場合は良いかなあと言う気がします。
もちろんベースに鶏を使っているのだと思いますが、要はバランスですかね。
醤油ラーメンだったらもう少しまとまりがあったかもしれませんし、「俺式 純」くらいのこれでもかという煮干し味に持っていけますよね。
塩ラーメンは奥が深く難しいですねぇ・・・。
5月は12食目で、2016年通36食(31すすり5つけ)になりました。