所用で東京駅方面に足を伸ばしました。
そういえば久しく行っていないですね、「東京ラーメンストリート」。
お店の一つが昨年まで2年にわたって全国の有名店が期間限定で出店する「ご当地ラーメンチャレンジ」だったのですが、今はどうなっているのか・・・。
ここがその店舗ですが・・・。
家系ラーメンになっていますね。「革新家TOKYO」ですか・・・。
調べてみたら、このお店、同じ一角に出店している「ソラノイロ」の手がける家系ラーメン店だそうで。
「家系ラーメンに確信を起こす」がコンセプトだそう。
自販機の写真を忘れましたが、デフォルトの「ラーメン(900円)」の他、「カラシめん(1,100円)」「ガーリックめん(1,100円)」「芳醇ちーゆそば(1,100円)」の4種がラインナップ。
初めての今日はもちろん「ラーメン」をオーダー。
着丼までお店のこだわり書きを読んで待ちます。
なるほど、なかなかの厳選素材を使っているようで。
脂は鶏油だけではなくラードもブレンドしているのですね。
海苔だけでこだわり書きが1枚張られています。
そして無料トッピングや味変調味料も面白いですね。
りんご酢は「スティーブジョブ酢」w。
これは駄洒落ですが。
ラー油はなぜか「チェ・ゲバラー油」。
もちろん、家系ではメジャーな味変トッピング、おろしにんにくや刻み生姜も置いてあります。
そして、待つこと数分、着丼しました!
麺の硬さ、味の濃さ、脂の量はもちろんカスタマイズ可能ですが、全部普通でオーダーしています。
スープは・・・。
なるほど、家系の中ではかなりライトな方かも。
悪く言えばベタベタするほどの豚骨の濃度を売りにしているところが多い中、べたつき感はなく、また醤油ダレの味付けも自分好みのちょうど良い感じで、飲んで美味しい醤油豚骨スープに仕上げています。
麺を頂きましょう。
家系と言えば白っぽくて平打ちに近い中太の麺が定番ですが、艶っとした食感で割と好きな食感です。
しかし麺の短さは際立っていていますね。
これは目で見た感じ10㎝台前半でしょうか。
すすると”ずずずっ”と言う感じではなく、”ずずっ”か下手すると”ずっ”で吸い込めてしまいそうです。
ほうれん草かと思っていただいた青菜はしゃきしゃき食感で味は小松菜のよう。
こだわりがきを見たら「江戸菜」と書いてありましたので、東京産の青菜なんでしょうか。
チャーシューは肩ロースですかね。
脂が多すぎず、でも肉の柔らかさ・ジューシーさがあって美味いです。
そしてこだわりの海苔。
すみません、他と違いが判りません・・・。
「チェ・ゲバラー油」を少々。
具入りラー油ですね。
辛さはそうでもなくて、香ばしさや深みがあって良い味変かも。
そして「スティーブ・ジョブ酢」。
うん、爽やかでさっぱりした酸味が良いです。
普段は酢で味変はほとんどしませんが、これは悪くはないです。
ただ、ラーメンの味そのものがそれほど濃厚ではないので、この味変が無くても普通に美味しく食べきるだろうなって感じではあります。
刻み生姜も乗せてみました。
家系の味変トッピングの中では一番用いるのが生姜です(それでも滅多に使いませんが)。
でもまあ、これも使わなくても普通に美味しく完食できるかなと思いますが。
「家系」を謳う割にはかなり上品な味ですが、個人的にはスープの旨味と味付けのバランスが良くて好きな味の組み立てです。
ただ、しょっぱくてベタベタしたレベルの家系を好きな人はちょっと物足りないと思うかもしれませんね。
ちなみに、この材料高騰とこの立地でラーメンが900円と言うのはスゴイ努力だと思いますが、家系でよくあるライス無料のサービスはなくて100円です。
この味のバランスならライスが欲しくならないので、個人的にはありがたいですw。
8月は3食目で、2024年通算98食(74すすり15つけ9まぜ)になりました。