1回目は和食のお店のよう店構えに濃厚な鶏白湯スープが印象的だだった「篝」、2回目はカジュアルな店構えにこだわり素材の醤油ラーメンで人気上昇中の「むぎとオリーブ」と、店構えもラーメンも特徴的な2店でした。
そして3店目は食べログの「銀座 ラーメン」3位(3月13日現在)の「朧月」。
つけ麺が人気のお店のようです・
券売機で「濃厚つけ麺並(800円)」をオーダー。
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出ました、極太麺に濃厚そうなつけダレの鉄板の組み合わせ。
麺は冷たく締められており、色の濃いまさに「小麦色」。
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こういう麺は最初に一本だけつけダレにつけずに頂くのですが、ギュッとした歯ごたえが抜群で、小麦の味もしっかりして美味しい麺です。
つけダレは濃厚魚介豚骨系のようですが、黒い香味油が特徴。
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これは、ニンニクやネギなどの香味野菜を揚げたいわゆる「マー油」ではなく、更に濃厚な魚介風味を加えているもののような気がします。
(違ったらすみません。)
さあ、つけましょう!
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つけダレはいわゆるドロ系で、魚粉だけのどろっと感ではなく、ほぐれた肉のようなものも交じっています。
席はカウンターのみ7席で、厨房も丸見えなのですが、お客のオーダーを調理している合間にも特大ボウルで何やらペースト状のものを混ぜ合わせているので、どうやらそれがこの「ドロ」の正体なのでしょうか。
何で作っているのか気になりますねえ・・・。
そのお味ですが、濃厚の中にも複雑な味わいが広がり、微量の唐辛子がうまく味を引き締め、存在感のある麺と濃厚なタレがうまく共存しています。
麺をどっぷりつけると、少し濃い目に感じるのと、麺の冷やしがしっかりしている分つけダレの
温度が下がるのが早まるため、麺を箸から離さずに半分から2/3ほどまでつける、「もりそば風つけ麺法」で召し上がるのが良いでしょう。
チャーシューは1㎝ほどの角切り。
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味付けは濃過ぎず、硬さも柔らかすぎずで美味しいチャーシューです。
具は他にメンマとネギというシンプルな構成ですが、生玉ねぎのみじん切りも仕込んであり、底からすくうように麺を付けると、シャキシャキの玉ねぎが絡んできて良いアクセントになります。
ラストはスープ割。
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ここは魚介系で割るタイプのようで、三つ葉を加えてくれるのがうれしいです。
つけダレの味付けはそれほど濃くないので、割りスープも小さなお玉一杯ぐらいに見受けられました。
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ドロ感は少し残っており、玉ねぎなどの残り具と頂く「食べるスープ」みたいで良かったです。
3月は2食目で、2014年通算19食(13すすり・5つけ・1まぜ)となりました。