昨日から2日続けて大森に出勤しました。
昨日・今日と朝と夜は自分で準備して野菜多めのバランスの良い食事を心がけているので、今日のお昼はそこまで考えずに食べたいものを食べたいと思います。
というか、ランチでバランスを求めるにはそもそもそういう店選びから入る必要がありますし、それはすごく面倒ですからね。
というわけで、今日は大森のラーメン店「HomemadeRamen青麦」へ。
実は、明日の営業を最後に、「HomemadeRamen麦苗」の2号店立ち上げのためしばらく「麦苗」「青麦」ともども休業するそうです。
明日は「青麦」は「りょうくん蟹らあめん」の日なので、レギュラーメニューと現在の限定は今日が最後とのこと。
店まで歩く道は、日差しがポカポカして心地良かったです。
12時過ぎに着いたら3人待ちでしたが、15分程度で入店。
今日が最後になる限定を頂きましょうかね。
「お出汁のらあめん~鳴門わかめと春の食材を添えて~(1,200円)」です
おぉ、想像通りのルックスのラーメンが出てきました。
トッピングはチャーシューがでんと構えて、その上にタケノコ、菜の花、白ネギ、赤玉ねぎ、ワンタン、そして鳴門わかめ。
創作ラーメンらしい面持ちです。
スープは羅臼昆布と枕崎産鰹節で取ったという、和風塩味。
おぉ、出汁が染みるねえ。これ、ごくごく飲めちゃいますね。
麺は・・・。
あっさり味なので細麺を用いています。
「らあめん清澄」と同じように思えますが、光の加減かちょっと白っぽく見えるのと、手もみを加えたような感じが違うかな。
ほっくりしたタケノコの水煮がかつおと昆布のお出汁に好相性。
タケノコを出汁でさっと炊くと美味いですが、まさにそんな感じの風味です。
春の息吹を感じる菜の花。
お浸しには鰹節が合いますが、かつおを使った出汁なのでこれまた好相性。
弾力ある肉質のロース肉のチャーシューは、全体的にあっさりの中で肉を食べてる感があって良いですね。
わかめとお出汁もほっとするような味わい。
そして、淡麗系のラーメンに相性の良いワンタン。
具はエビですね。
出汁と相性の良い季節感のある具材を選びながら、しっかりラーメンとしてまとめ上げており、お出汁好きにはストライクなラーメンでした。
おっと、これで終わりではなくてですね・・・。
限定飯も頂きます。
「削りたて本枯ご飯(400円)」に生卵(150円)を乗せた贅沢な卵かけごはんです。
卵を崩し、醤油を垂らして頂きます。
おぉ、本枯節と卵って合いますねえ。
これは美味い。550円もかけているので上手くないと困りますけどw。
トータルで1,750円もかけてしまった今日のラーメンランチ。
ラーメンは「1,000円の壁」が長らく取り沙汰され、「オプションを除いて1,000円」のイメージがいまだについて回りますが、最近は「飯田商店」などがその壁を破ってなお人気を保っています。
今日頂いたような本格的な材料や季節感のある材料は、多少出費が増えても自分は食べたくなります。
ラーメンって、元々は安い材料から工夫して美味しく作ってお腹いっぱいにする大衆食ですが、材料費や手間をかけると美味しくなることもわかっているので、こうした形で壁を破るお店も益々増えてきそうです。
何はともあれ、2号店が立ち上がってまた再開されることを待ち望んでいます。
それまで他のラーメン屋さんに浮気しますが許してください。
(と言うか、普段から浮気しまくっていますけど。)
4月は3食目で、2023年通算42食(32すすり7つけ3まぜ)になりました。