もむでんブログ

まるで南米選手権?:FIFAワールドカップ2014ブラジル大会

FIFAワールドカップ2014ブラジル大会は、早くも決勝トーナメント1回戦に突入し、最初の2試合ブラジル-チリ、コロンビア-ウルグアイの2試合が行われ、1-1からのPK戦でブラジル、2-0でコロンビアがそれぞれ勝利し、準々決勝にコマを進めました。

今大会は前回大会優勝のスペインの敗退を筆頭に、イタリアは2大会連続、イングランドは実に1958年大会以来となる一次リーグ敗退。
他に下馬評が高かったボスニア・ヘルツェゴビナ、バロンドールのクリスチアーノ・ロナウドを擁するポルトガル、タレントの宝庫クロアチア、2018年の開催国のロシアが敗退。
一方で、南米は6チーム中敗退したのはエクアドルのみ、北中米もホンジュラスのみと、まさに欧低米高と言える状況になっています。
もっとも、欧州は出場国も多いので敗退国も多いのは当然と言えますが。

加えて言うと、アフリカ勢が下馬評の高かったガーナとコートジボワールが敗退した代わりに、アルジェリアとナイジェリアの「アルナイ」初進出と言う歴史的出来事と、1998年以来のアジア勢未勝利になっています。

そして、本日未明に行われたノックアウト方式の決勝トーナメント一回戦2試合ではまるで南米選手権のようなカードが実現し、上記の結果となっています。

ブラジル-チリは1998年フランス大会、2010年南アフリカ大会ともに対戦し、それぞれ4-1、3-0でチリが敗れていましたが、今大会はその雪辱を期す気持ちも現れた好ゲームでした。
最終的には開催国のブラジルが運を引き寄せた感じですが、PK戦も両GKの奮闘で本当にブラジルが破れてもおかしくないゲームだったと思います。

そして、日本を粉砕したコロンビアと、イタリアを振り払いながらもスアレスが出場停止となったウルグアイは、日本を下すきっかけとなったハメド・ロドリゲスが2ゴールを挙げる活躍でウルグアイを完封、意外にもワールドカップで初めての準々決勝進出となっています。

この2国が争う準々決勝も、南米選手権の決勝レベルであることはもちろん、初進出ながらも勢いに乗るコロンビアを、メキシコやチリなどのラテンアメリカ系に苦戦を続けるブラジルがどう受け止めるかが注目です。
ここまで、硬い守りに前線の個の力を活かすカウンターの潮流を活かしている両国だけに、その力がぶつかった際にどうなるでしょうか。

そして、続くブロックにいるメキシコはオランダと、台風の目のコスタリカはギリシャ、反対ブロックのアルゼンチンはスイスに続いて、ベルギー、さらにドイツ・フランスの勝者と当たることが予想され、欧州VSアメリカ大陸の様相です。
(アルジェリア、ナイジェリア敗退の前提になっていますがすみません。)

途中途中は予想が外れていますが、今のところブラジル-アルゼンチンの南米対決に向けては順調に進んでいる感じです。

ちなみに、私の妄想予想では以下でした。
A組1位ブラジル-B組2位オランダ→対戦相手は違うもののブラジル勝利
C組1位コロンビア-D組2位ウルグアイ→対戦も予想通りコロンビア勝利
E組1位フランス-F組2位ボスニア・ヘルツェゴビナ
G組1位ドイツ-H組2位ロシア
B組1位スペイン-A組2位メキシコ
D組1位イタリア-C組2位日本
F組1位アルゼンチン-E組2位スイス
H組1位ベルギー-G組2位ポルトガル

B組1位がオランダでB組2位がチリ、C組2位がギリシャ、D組1位がコスタリカで、F組2位がナイジェリア、G組2位がアメリカ、H組2位がアルジェリアでした。
16チーム中9チームしか当たっていませんが、プロセスはどうあれブラジルとコロンビアの勝利までは的中しました。
その後も、フランスがボスニアヘルツェゴビナに負けたりとか、イタリアと日本の対戦とか、大分予想が微妙になっていますけどね。

何はともあれ、もうしばらく睡眠不足の日が続きそうです。
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