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氷月神示 他の暗号解読編 208

国之常立神より皆様へ

このように、「風と木の詩」は、アクニン(=ジルベール) の立場に立てば、甘ったれていられる安住の地の学院を飛び出し、(=アクニンが居場所がなくなり、) 更生しきれずに亡くなるので、(=最期まで反省せず、悔しがりながら亡くなるので、) 悲劇ですが、
普通の人(=学院の生徒達) から見れば、アクニンが身近から消えてくれて安心でき、こんなにうれしいことはない、ということになります…
では彼にどこまでも寄り添い、付き合ったセルジュはどうかというと、もう、ボロボロの状態ですね…
最初は言葉で救おうとしたが通じず、(ジルベールはスキンシップをしないと、相手を理解しない、) 結局は自分もジルベールとダンショクをしてまで、彼の心に近づこうとする
(セルジュはジプシー系の娼婦の血を引いて幼い頃からさべつをされてきて、いつも跳ね返してきたが、一種の孤独感もあり、周りから孤立しているジルベールに、自分と似たものを感じたので、惹かれた)
ジルベールと付き合う内、自分もワルの上級生にいじめられたり、嫉妬したオーギュストの毒牙にかかったり、さんざんな目にあっています…
それでもお人好し?のセルジュはジルベールを見捨てられない
(オーギュストにかまってほしくて愛に飢えたジルベールの心は、最初はふてぶてしかったが、だんだん弱さを出し、不安定になっていく)
ついに2人で学院を飛び出しますが、下宿しつつセルジュ1人がアルバイトをするはめになり、仕事を背負って疲れきり、帰ると寝込んで、ジルベールと話す暇もない
不満なジルベールはすきがあり、アクニンに引っかけられてしまうのです…
所詮、セルジュには、働かず退廃的な夢の世界に生きるジルベールは重荷で、彼を置いて逃げ出したい衝動に駆られたこともありますが、セルジュは耐えた
…そして、彼を失うのです…

悪にまみれながらそこまで人を救うためにやれるのか、という人間離れした話ですが、私はセルジュをイブ=ミロクの翠さんに置き換えると、合うような気がするのです…
実際彼女は神様と魂の兄のアダム=キリストの指導により覚醒し、沢山の気の術を修得し、どんな邪霊(=未成仏霊) やサタンが来ても、祓えるだけの実力を身につけた
最初の頃はぎこちなくて、お守りなどの道具を使い、たまに邪霊に乗り移られると気鬱になったり、吐き気がして空吐きし、頭上から押しつぶされそうな圧迫感を感じて、それは苦しいものでした…(霊を祓い終わると、スッキリする、)
だんだん慣れると、道具もいらず、真言の印を結んだり、さらにそれもやめて、自分の丹田から出した整った気で幻の結界や道具を空中に作り出し、それで祓えるようになりました…
とうとう、最後には何もしなくても、気合いだけで瞬時にサタンを祓い昇天させられるようになったのです…(そこに至るまでに、15年位かかっています)
お祓いの時は、命がけとまでは言いませんが、場合によっては相手が強いサタンで強い極低波動を出してくると、自分の幽体が不安定に、不快に揺すぶられますから、それに耐えられなければならない
揺れないように、平常心を保つのですが、普通の人には難しい
下手をすると、精神を損ないますから、非常に危険です
だが、翠さんは元々巨大な整った構造の幽体を持っており、それを人間大に圧縮してあるので、非常に密度が濃くて頑丈な幽体ですから、ちょっとの事では揺れないし、悪波動を中和したり跳ね返してしまえる
…だからお祓いを任せられたのです
(むろん、天で特訓を受けているし、生まれてからも若い頃にアダムの訓練で、不快な波動や吐き気に肉体が耐える練習を数年させられている)
体力的にボロボロになっても、最後までなんとかジルベールを救おうとしていたセルジュと、危険を顧みず、毎回サタンなどのお祓いに専念していた翠さんとでは、結果はうまく行った、行かないの差はありますが、救済の難しい他者を救おうとする懸命さにおいては、両者は似たものがあると思うのです……
翠さんも、特にがんこで祓うのが難しいサタンの時などは、術を使わずに全部捨てて、真心だけで愛だけで祈り続け、「神様、このサタンの罪をお許し下さい、どうか天国へやって下さい」と祈ります
そしてサタンには、
「あなたの罪汚れ(の気)を全部こちらに下さい、」と言ってサタンの毛に染みついた黒いねっとりした邪気の塊を全部呼び寄せ、自分の頭からかぶります (彼女の幽体は清らかなので、邪気は中に浸透しない)
すると、黒かったサタンの身は白く軽くなり、翠さんに急かされて昇天するのです…
それを見届けてから、彼女は素早く念じて、かぶっていた邪気を清め、霧散させてしまう…
このようなことも、よくやりました
ですから、セルジュの場合は一種の悪の権化のようなジルベールを救うのは、心身への負担がとても大きく、手に余りましたが、
翠さんの場合は特別に強い幽体を持ち、十分に訓練を積み、手段を身につけていたので、サタン達の出す数々の気分の悪くなる重い邪気を浴びて苦しくても、無事にはねのけ、サタン達を救うことができた…
結果は違いますが、2人の目指すところは同じだったのです

付け加えますと、セルジュはジルベールを理解するため、あえてジルベールの暮らす汚い世界に飛び込みましたが、未覚醒の翠さんも二十代の頃、見えないアダムによる訓練で、アクニンの心理を理解するため、時々偽の邪気を与えられ、疑似ノイローゼにされました…
(その時は憎悪やねたみ、意地悪な気持ち、きれいなものを汚したい気持ち、暗い妄想、自○願望などを毎日短時間ずつ持たされ、それが数年間続いた)
当時彼女は訓練だとは知らなかったので、自分が嫌な醜い気持ちを抱いている様子を他の人にけどられないようにと、ものすごく耐えて辛い思いをしました
アダムが偽の邪気を送る術を解くと、彼女はすぐに普通に戻るのですが、食欲だけは継続して落とされていたので、食前になると吐き気がし、外食の時に人前で隠すのにずいぶん苦労をしました…
それで外出が嫌になり、自信喪失していたのです…
結局は、重荷となるジルベールが死んでセルジュのそばから去ったように、アクニン心理とノイローゼ心理を体感させるアダムの過酷な術も、彼女が試練に合格したとしてアダムが解いてやったので、数年間で終わりました……
その後、長い間セルジュがジルベール喪失のトラウマに苦しんだように、(後日譚で、)
翠さんもアダムの厳しい訓練を受けて生じた心のトラウマ (自分はノイローゼの後遺症で、悪い人になってしまったのかもという疑い) を長いこと、抱えていました……(48才で覚醒する頃まで)

ですから、まとめますと、
アダム=キリストが「ヨハネの黙示録」の第4章に、マンガ「風と木の詩」に関する暗号を入れた2番目の理由は、細かく分けると3つになりますが、
2.
A) アダムと翠さんが協力して祓うことになる、サタン達とそれに仕えるアクニン達とは、どのようなタイプでどの程度のワルなのか、が少しわかるように、ジルベールと周りの関係者を比喩的な例として挙げている
(もっとアクラツだと思ってもよい)
そして、いずれ悪の集まりは負けて瓦解していくだろう、ということが学院の未来に重ねて読み取れるようになっている

B) 翠さんがどの位の精魂を傾けて、サタンなどのお祓いをするかの苦労の度合いが、セルジュのジルベールを助けようとする態度を見ると、比喩的にわかるようになっている
(悪に対し、愛と寛容さと献身と自己犠牲と忍耐を、伴う
全身全霊で祈り、昇天するまで祓い切る)

C) 翠さんが特に二十代の前半、アダムの訓練の術であらゆる悪心を擬似的に体験させられ、苦しく耐え抜いた時の辛さが、セルジュがジルベールを受け止めるために、自ら不良の世界に足を踏み入れ、翻弄されたことで比喩的に表される

以上ですね

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