今すぐ出来る。体を変える食べ方7つのポイント！その4

４っつ目のステップはこちら！


「食べ過ぎない！」


これは思ってる以上に重要ですし、

理由がわかれば出来るようになると思います。


そもそも、

食べ過ぎがなぜよくないのか。

これは、私たちの体が生きていくために

必ず必要な「酵素」の無駄遣いになるから、

なんです。

(今日はちょっと長くなりそうです。)


私たちの体には大人で６０兆個、

子どもは体重×１兆個の細胞があります。

この細胞たちが、生きていくために、

さまざまな化学変化が体の中で起こっています。

その化学変化を起こすために必ず必要なモノ、

それが「酵素」です。


つまり、私たちが息をするにも、

心臓を動かすのにも、

ご飯食べるにも、

笑うにも、泣くにも、怒るにも、

何をするにも、体の中ではさまざまな

化学変化が起こっていて、それには

必ず酵素が必要なのですね。


酵素というのは、鍵のようなもので、

ＡとＡの物質同士をくっつけるには、

「あ」という酵素。

ＢとＢの物質同士をくっつけるには、

「い」という酵素。

ＡとＢをくっつけるには、

「う」という酵素。

ＡとＡを切り離すには

「え」という酵素。


というように、体の中に起こる化学変化の数だけ、

一つ一つ違う酵素が必要になります。


この酵素たちは私たちの体の中で

日々、必要な酵素が必要な量だけ作られるのです。



ところで、「酵素」には大きく分けて

「消化酵素」と「代謝酵素」があります。


消化酵素は名前の通り、

食べモノを消化するための酵素たち。

そして代謝酵素は、それ以外の

ぜーーんぶの体の働きに関係する酵素たち。


さきほど、

「必要な酵素が必要な量だけ作られる」

と言いましたが、

酵素は、体の中にあるアミノ酸などを原料にして、

私たちは毎日酵素というタンパク質を

作り出しています。


そして、

１日で作れる酵素の量はその人それぞれ

決まっています。


じゃ、まずは何を優先的に作るのか？

それは、消化酵素なんです！


私たちは外から栄養を取り入れないと

生きていけません。

なので、消化・吸収は、

生きていく上での最優先事項。


まずは、入ってきたものを消化・吸収して、

生きていくためのエネルギーを確保！

その余りで、

他の活動に必要な酵素を作るのです。


体は、作れる酵素の量の中で、

消化酵素をたくさん作っちゃうと、

他の全部の活動に必要な酵素を、

余りでやりくりしなくちゃになるのです。


そしたら、生きていくために必要な臓器の働きのため、

例えば心臓動かすとか、呼吸するとかが

優先されて、

体をキレイにメンテナンスするとか

体がスムーズに動くようにする

みたいなところまでは酵素が

行き届かなくなってしまうのが

想像できますね？



便秘やむくみやアレルギーなどは、

体のメンテナンス・お掃除が

ちゃんとできていない証拠。


これが続くと…

…ゴミだらけの体になっちゃいます！！


こどもの体の調子が悪い時は、

特に食べさせる必要はありません。

食べるなら、できるだけ消化のいいモノを！



断食・ファスティングが体にいいといわれるのは、

消化酵素を最小限しか使わずに、

残り全部の酵素を体のために使うことができるから。



ところで、ここ何年か「酵素」ブームですよね。

ジュースや粉末など、

いろんな酵素の商品があります。

でも、先程も言ったように酵素は物質ですから、

「生きた酵素」とかはありません。


そして、主にタンパク質で

できているということは、

胃酸で変性しちゃうってこと。

生のお肉やお魚にレモン汁をかけると

白くなっちゃいますよね？

あぁいうふうに、変化しちゃって、

酵素として使えなくなってしまいます。


それに、タンパク質はアミノ酸に分解されないと

体の中には入って来れないのです。


ドリンクやサプリなどで酵素を補おうと

すっごく高価なお金を払って飲んでも、

ただの気休めかもしれませんね。。。


（ちなみに「生きている菌や酵母」だと

また体への効果は変ってきます)


今日は長くなりましたが、

でも、知識を得るということは、

モノの本当の価値がわかるってことでもあるのです。


個人的には、高い健康食品買う前に、

まず「食べ過ぎをやめる」

が、一番いいと思います。


では、また明日^_^