『夢は叶う伝説』★第2巻★

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■ 紅い鞄 モォトゥオ探検隊/チベット秘境

2007年07月17日 00時04分40秒 | ●映画2005~2007
壮絶!
実話のルポルタージュ「走進墨脱」を基に描いた人間ドラマ。
自転車が通れる道さえない、チベットの奥地にあるモォトゥオ県。

“命がけ”で通学せねばならない子供たちのことを知ったある老人が、
私財をはたいてそこに小学校を建て、子供たちを教えながら住んでいるという。



その話に心を打たれた新聞記者のワンは、老人を取材すべく登山隊とともに
モォトゥオへ向かうが、その道のりは想像を絶する険しいものだった…。


■ なんとも凄い映画でした。
上海から来た取材の新聞記者と老人の診察の為の我がままな女医以外は
山の生活に慣れているとはいえ 命がけの山越えだった。

老人の居る中国西蔵(チベット)自治区の山奥にある墨脱(モォトゥオ)
までの道のりは車が通らないとかなんてものではなく ここを人が通るの?

熱帯性森林、激流、峡谷、断崖絶壁を通り抜け、突然襲ってくる雪崩、
猛吹雪、土石流。 
■ 希少動植物の生息地域、ヒマラヤの雪男の伝説etc・・・頷ける。

ところが山の途中に人の住む村がある。 
広い中国・・・通訳が居ないと話も伝わらない。
自分の名前は云えるが文字が読めない書けない。
子供を負ぶった母親が学校に行きたいという。

「中国最後の秘境」と呼ばれる山岳地帯での撮影・・・
雪崩・落石・渓流だの観ていても怖かった。

到着の先が見えたと思ったら荷物運びに雇われた少年が
断崖絶壁から落下してしまう。
潔癖症で我侭な女医をかばい いつも笑顔を絶やさなかった彼が
欲しがっていた 「赤い鞄」 を新聞記者が 「受け取れ~~」
と少年が落ちていった河に投げる。

 赤い鞄は空を飛び河に落ち流れていった。 

ここで・・・・・嗚咽。  

親も居ない少年は人の手伝いをして生きていくだけの人生。
それでも学校へ行くときに背負う「赤い鞄」に憧れていた。

着いたら老人は居なかった。
元気になってまた山へ行ったという。
■ 空に老人の笑顔らしき雲が見える。

我侭な女医も途中の村での出産に立会い母子を助け
意地の悪い男も祝い金を贈るなど
■ 最後は全てが溜飲の下がる映画でした。
 
チベットが見たかったけど凄すぎました!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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笑いはないけど実話です。 (ちー)
2007-07-18 00:19:51
いい映画でしたよ。
女医さんの白い服や靴が汚れないのが不思議だったけど
あのロケはどれだけ大変だったのかしらって
本当に凄まじくて怖い!

中国って奥の奥まで人が住んでて そんなトコは
きちんと人口も把握してない。
まだ文盲の人が居る共通語がない国でオリンピック。
摩訶不思議な国ですね。

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面白そう・・・かも (ゆうぞう)
2007-07-17 19:41:18
これって実話を基にした映画?

ちょっと興味あり。

だけど、こっちじゃかかる予定ないみたい・・・
返信する

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