シニア人生

第2の人生:ゆっくり あわてず 素直に 生きよう~!

素敵なお方の素敵な言葉。

2021-07-27 06:22:18 | Weblog
入院で、素敵な方と出会った事が心に残ります。
小生が入院する、その方は退院するという方でした。
入院日は、小生が救急病棟からの異動で応急処置が沢山あり、話などする機会はありませんでしたが、翌朝仮にAさんとしておきますね~。Aさんが昼食後に帰りになる時、私の状況も落ち着いたので、お話出来ました。(二人部屋でした。)
Aさんは84才になられましたが、とても逞しいボデイの持ち主です。
それもその筈です。28才まで外国航路の商船に乗って世界をか駆け回っていたそうです。
今のスエズ運河を数回航路し、大変な思いをしたことも聞きながら時間を過ごしました。
そして最後に、私に「私達が、このような年寄りになってから病気をすると、とても心細いですが、私が思うには、私達は、病気を悲しむ事ではなく、又入院したからって、完璧に良くなる訳ではないですよね~。
何才になっても、心にゆとりを持って生きる。その為に少しでも身体を改良してもらう・・・。そんな感じで、ほころびを修繕する為の入院だと思っていますよ~♪」
Aさんは、ハンチング帽をかぶり背の高いうしろ姿で、もう一度私を振り返り、「それじゃあ~・又合う時は元気に声を掛け合いましょう~♪」と言って病室を去られました。

我が家の最後の百合、カサブランカは、私が退院するのを待って咲いてくれたようで嬉しいですね~♪


コメント
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