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万年野党の“陳情”文化

『水戸黄門』が40年、『暴れん坊将軍』が足掛け30年、『大岡越前』が30年ほど続いた日本の民は陳情の文化を持っているのだろう。
『水戸黄門』存続を求める水戸市民による署名運動しかり。テレビ局とスポンサーにしてみれば「陳情するなら金をくれ」と言いたいところだろう。

被災地のガレキを拒否する人たちはガレキをどこに置くべきか、どう処分するかという代案を出さす、処理を人任せにしている。
沖縄の基地を県外に移せと言っている沖縄県民(と知事)は基地をどこに置くべきか代案を持たないし、北朝鮮のミサイル、中国の漁船にどう対処するかというビジョンを持たず、結局、日本政府に依存している。デモも所詮は陳情の延長線上だ。
日の丸・君が代に反抗している教師も新たな国旗・国歌法の案を国会に提出するわけでもなく、結局、自分たちより上の人たちに判断を任せている意味で人任せだ。
これらはみな、物事の解決を「お上(かみ)」に任せている万年野党の精神によるもの。

『ブラックボード』の第2夜に出てきた不良たちは、少年院に入ったほうが生活が保障されたし、職業訓練もできたはず。逆に何かと学校に通っている不良たちは学校が自分たちを受け入れることを望んでいるわけだ。主人公の後藤明教諭が「彼らを見捨てない」と言ったように、不良たちも先生にかまってもらいたかったわけだ。国旗・国歌に起立しない教師もその不良と同じ「甘えん坊」である。
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