gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史

イカ娘の進化はイカなるものだったのか

柳田理科雄が『空想科学読本』の最新刊で『侵略!イカ娘』を扱っている。
イカと人間じゃ身体の構造が根本的に違う。
イカ娘はイカなる進化の末にああいう人間型になったのだろうか。そもそも骨格はあるのだろうか。
柳田理科雄が「バッタの(力を与えた)改造人間」を検証したように、脊椎動物と無脊椎動物はクラゲやホヤ、ナメクジウオ、オウムガイのような原始的生物の段階から進化の道筋が違っている。

柳田理科雄は『らんま1/2』についての検証で人間がパンダになるという哺乳類同士の変身についても難しいと言っていた。人間がパンダと共通の原始的哺乳類まで退化して、そこからパンダに向かって進化をやり直さないといけないらしい。

ところで柳田理科雄のようなアプローチは20年前の謎本ブームの中で出たもので、「巨人の星はどの星か」「磯野家の間取りは」も同様だ。
こういう見方をする人はストーリーを度外視して、ビデオやDVDを一時停止したりコマ送りにしたりして、普通は見逃しそうな部分をチェックする。

のび太がやっている宿題が小学5年生にしては難しすぎたり、逆に簡単すぎてドラえもんに泣きつくほどでなかったりする可能性もあるのだ。
昨今のドラえもんのDVD回収騒動で、1979年当時にのび太がやった宿題のシーンが問題になったのも、例えばのび太とジャイアンの学力を検証する人がいればすぐ気付いたはずである。

ところで、イカ娘は自分が人類を侵略してやると言っているが、普通、侵略者は自分の行動を侵略とは言わないもので、むしろ他の勢力を侵略者として、それにたいする抵抗か、侵略された国の解放を主張するのが普通である。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「21世紀~未来」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事