劇中において2112年のドラえもん誕生が「100年後」であるから時代設定は2012年。
のび太が2012年4月以降で小学5年とすると、誕生日は8月7日なので2001年生まれ。放送当時で10歳9~10箇月である。2012年8月7日で11歳になる予定だ。
2012年でセワシが生まれたばかりという設定のようだ。
これは原作と少し違う。
原作では「百年後のフロク」によるとセワシは2125年2月号の『小学四年生』を購読している。原作が出た時期からいえば「百五十年度のフロク」と言ってよさそうなものだ。また、小学館の『小三』~『小六』は西暦2012年までに休刊となっており、115年近くたって『小四』の雑誌が復活するのだろうか。
今の日本と同じ4月を初めとする学年の制度が22世紀まで続いていると假定すると、「百年後のフロク」におけるセワシは2124年4月から2125年3月まで小学4年生であり、10歳の誕生日がその1年間のいずれかの日になる。
ここから「百年後のフロク」におけるセワシの生年月日は2114年4月2日から2115年4月1日までの間に入るはずだ。
てんとう虫コミックス第11巻の巻末によるとドラえもんは2112年に作られ、3年後の2115年に野比家に送られ、その時点でセワシは赤ん坊である。セワシはドラえもんより2歳か3歳年下ということだ。
ところが今回のアニメではセワシはドラえもんと同じ2112年生まれであるから2115年の時点で3歳である。今の設定でセワシが何歳のときにドラえもんと出会うのか知りたいものだ。
黄色いドラえもんの声は水田わさびが演じる普通のドラえもん声より少し高くて幼い声なので、ネズミに耳をかじられて泣き続けて声が変質した設定は継承されているのだろうか。
セワシが2112年生まれの場合、のび太は2001年生まれとすると111歳差である。
するとのび太とノビスケ、ノビスケとその息子(のび太の孫)、あるいはセワシの祖父と父、父とセワシの平均の年齢差は、111を4で割って、年齢差が27.75歳差。
世代ごとの年齢差は28歳弱である。
28歳差の場合、セワシが2112年誕生として前の代は2084年生まれ、2056年生まれ、2028年生まれ、2000年生まれとなり、のび太は2000年生まれで今小学6年となる。2011年度で小5ののび太がこれに該当する。この場合、のび太とセワシは112歳差である。
セワシを2111年生まれとするとのび太が2001年生まれであれば110歳差。世代ごとの年齢差は27.5歳になる。
ところで2112年のドラえもん誕生は2012年におけるのび太にとって未来であるが、ドラえもんの経歴から見れば10年ほど前の過去である。これはタイムマシンによって時間軸が1次元から2次元になったと解釋すれば理解できる。
【画像】タイムマシンによって生じる2次元の時間
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2012-09-09 20:00:39
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『ザ・ドラえもんズ』【作品】