5巻
「♪月夜の晩に火事があって水を持って来い木兵衛さん…」の原曲はわからない。
5巻でゲンが靴磨きの時にやった浪曲は「佐渡おけさ」(「♪歌で知られた佐渡ヶ島 寄せては返す波の音…」)。
第5巻121頁と126頁、1947年(昭和22年)末~1948年(昭和23年)の始め。
ゲンたちが「一月一日」の替え歌を歌った。
替え歌の歌詞は「♪年の始めにモチくうて おわりなきよに下痢をして 松 竹 ひっくりかえして おおさわぎ 祝うきょうこそ 悲しけれ」というもの。
6巻
「はだしのゲン」でゲンや隆太がよく歌っていた「東京ブギウギ」は歌詞が原曲通りだったり替え歌だったりしたが、近年ではCMで「♪クリアアサヒが家で冷えてる 心ウキウキワクワク~」という替え歌になっている。
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8巻と9巻にある「♪広島麦めし田舎白米バクバク…」は「東京ブギウギ」の替え歌であろう。隆太は「♪東京ブギウギ、お金ザクザクワクワク」と歌ったこともある。
6巻で夏江が歌っていた歌は「故郷の廃家」(「♪いくとせふるさときてみれば…」)と「銀座カンカン娘」。
病床で平山松吉が歌った歌はディック・ミネの「人生の並木路」(「♪生きてゆこうよ希望に燃えて…」)。
7巻
負傷した兵士たちが物乞いをして歌った歌
(1)「戦友」(「♪ここはお国を何百里…」)
(2)「暁に祈る」(「♪あぁあの顔であの声で手柄頼むと妻や子がちぎれる程に振った旗…」)
7巻でゲンが角砂糖作戦の時に歌った歌
(1)「異国の丘」(「♪今日も暮れゆく異国の丘に…」)
(2)「啼くな小鳩よ」
(3)「ソーラン節」
8巻
「ひばりの花売り娘」(「♪花を召しませランララン…」)
似た歌詞の歌で岡晴夫の「東京の花売り娘」(「♪花を召しませ、召しませ花を…」)もある。
「憧れのハワイ航路」(「♪晴れた空、そよぐ風…」)
9巻
「♪きのう生まれたブタの子が…」(第9巻)は「湖畔の宿」。
「♪バカが行く行く女郎買いに…」(第9巻)は検索すると「十九の春」のようだが、「ラバウル小唄」とも思える。これには疎開する子供の心情を歌った「♪さらば東京よ…」という替え歌もある。
「磐南哀歌」(「♪どんぶり 鉢ゃ浮いた浮いた ステテコ シャンシャン…」)
└→1951年4月15日、原爆ドームの近くで隆太が歌っていたが、少し歌詞が事なる(9巻197頁)。
汐文社単行本第9巻152頁で中尾重蔵が歌っていた歌
(1)「愛国行進曲」(「♪見よ東海の空明けて旭日高く輝けば…」)
(2)「日本陸軍」(「♪天に代わりて不義をうつ、忠勇無双の我が兵は…」)
(3)「出征兵士を送る歌」(「♪我が大君に召されたる称えて送る一億の…」)
(4)「荒鷲の歌」(「♪ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ…」)
10巻
「青い山脈」(中学の卒業式でゲンが「君が代」を拒否して他の卒業生たちと一緒にこの曲を歌った)
第10巻57頁で中尾重蔵の会社で社歌にしていた軍歌
「露営の歌」(「♪勝ってくるぞと勇ましく、誓って国を出たからは…」)
第10巻196頁で隆太が歌っていた歌
「あの丘越えて」(「♪山の牧場の夕暮れに雁が飛んでるただ一羽…」)
美空ひばりの1951年(昭和26年)の歌。『ゲン』における劇中の時代設定は1953年(昭和28年)。
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〔2016年(平成28年)7月19日~22日〕
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関連語句
〔替え歌〕〔はだしのゲン〕
〔軍律厳しき中なれど〕(twitter)
参照
〔『はだしのゲン』における替え歌と原曲どおりの歌(1巻~4巻)〕
〔昭和の懐メロ「隣組」〕
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AmebaBlog>〔金鵄上がって15銭〕
AmebaBlog>〔「一月一日」(♪年のはじめの ためしとて…)〕
Ameba Blog>〔アニメ『巨人の星』48話「父・一徹のスパイク」〕
2020-05-30 11:14:23
〔ザ・サウンド オブ 「はだしのゲン」〕