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旅館・ホテル業界の倒産と『水戸黄門』署名運動


大震災以降、国内で旅館・ホテルの倒産が相次いでいるらしい。
『水戸黄門』は旅を描いて日本各地の名産を紹介する番組だったが、間のCMはどうかというと、本放送ではパナソニックの家電、「エコナビ」であり、再放送では老人向けの保険などのCMが並んでおり、旅行業界とは関係がなさそうである。

JRも各都道府県の観光協会も『水戸黄門』の放送枠にCMを出してはいないようだ。パナソニックも本放送では若い大人相手に家電のCMを出しているだけで、『水戸黄門』を観ている人や高齢者を想定したCMをまるで作っていないようだ。『水戸黄門』の衛星放送での再放送やDVDのCMがあってよさそうだし、松下電器のCMも「お年寄りでも簡単に操作できます。地上波でも『水戸黄門』の再放送を簡単に録画」という内容にしてよさそうなものだが、そうなっているのかどうか。

パナソニックドラマ劇場で例えば『浅草ふくまる旅館』や『あんどーなつ』があったから、これらを来年以降に復活させたり、旅刑事物をやる手もあるはずだ。京都市も水戸市もそういう陳情をすべきであろう。

その意味で水戸市の2団体(今後、一本化する予定らしい)がやっている署名運動はまったく意味がない。

正直、水戸黄門漫遊一座の存在は今回の署名運動のニュースで初めて知った。今までこの一座が『水戸黄門』のスポンサーの一つに名を連ねたことがあったのだろうか。『水戸黄門』の放送の前後にCMを流したことがあるのか。結局、今回の署名運動は水戸市と水戸黄門漫遊一座が世間の注目を集めただけに終わるが、それが本当の目的であればこの運動の意味も納得できる。
これらの団体はたかが署名ごときで『水戸黄門』が存続できるなど本気で思っていないだろう。テレビの『水戸黄門』が終わったときこそ、漫遊一座は「これから芝居で『水戸黄門』を見てください」とPRする絶好のチャンスだ。

ところで田中実は昼の『温泉へ行こう!』に出ていたようだ。
この番組には元Lip'sの加藤貴子も出ていた。
加藤貴子は今、『南極大陸』に出ている。
TBSに縁のある人たちだ。今後、TBSは国内観光業を活性化させる現代ドラマを作ったらどうか。ドラマ『ホテル』をリメイクしてもいい。
水戸市も『水戸黄門』だけに頼らず、現代劇で町起こしにつながる案をテレビ局に提出すべきだろう。
そして、何より制作費をどこが出すかが最も重要である。
旅館 水戸黄門 - Google 検索

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浅草ふくまる旅館
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