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放射能除去装置

『宇宙戦艦ヤマト』に登場したイスカンダル星の放射能除去装置、コスモクリーナーDは今の日本、いや、世界に必要であろう。

スターシャは地球に放射能除去装置を与えるために、その装置を取りに来ることができる宇宙船の波動エンジンの設計図を地球人に授けようと考え、妹のサーシャが命と引き換えにそれを実行した(西暦2199年の話だから「実行する予定」と書くべきか)。

ただ、それなら放射能除去装置の設計図を直接地球に届ければいい話である。

これは『西遊記』についても言える。
「史実」では玄奘三蔵は佛教の学習のために長安から天竺に向かった。
しかし、『西遊記』では天竺の釋迦(人間としては紀元前に入滅しているので、劇中では佛である)は人間界の荒廃を嘆いて、三蔵真経を取りに来る僧侶を探すため、観世音菩薩を派遣した。しかし、それなら菩薩に三蔵の経を持たせて、菩薩が経を長安に届ければよかったはずである。

『西遊記』では、せっかく天竺から長安にやってきた菩薩が「手ぶら(三蔵の経を持っていなかった)」ため、玄奘三蔵法師が天竺に向かうこととなり、長安からついてきた從者2名(日テレ夏目雅子版の場合)は早くも殉職し、馬も竜に食われてしまい、玄奘は長安から同行した仲間がいない状態で、悟空、玉竜、八戒、悟浄と旅をする羽目になってしまった。
『西遊記』では釋迦の判断のせいで人間2名と普通の馬1匹が犠牲になってしまった。

放射能除去装置については柳田理科雄が『空想非科学大全』で検証している。

参考になるHP
宇宙戦艦ヤマト、放射能除去装置を取りに宇宙の果てに行くなら地球上で ...

Google 宇宙戦艦ヤマト 西遊記 問題

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『宇宙戦艦ヤマト』(作品解説I)
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