monta’s diary

日々の出来事や好きな事を語っております♪

映画「告白」**ネタバレあり**

2010年06月11日 | 映画
「告白」は以前文庫本が平積みされていてかなり注目作品のようだったけど
裏表紙の解説を読んで何だか怖くて買いませんでした。
でも、映画は気になっていて色んなレビューを読むとかなり良いようなので観に行きました。
邦画はかなり久し振りですね。

感想・・・非常に恐ろしく感じた映画でした。
森口先生(松たか子)の子供が事故ではなく、
「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです。」と生徒の前で淡々とした口調で「告白」が始まり、
生徒の名前は言わなくても犯人A、Bの事を話し始める。

犯人A、Bの「告白」などもあり、過保護で育った犯人B、あることがきっかけで“魔”が刺してしまったのだろうか?
母親の愛情が欲しく、認められたくて自己顕示欲が強い犯人A。
動物や人を殺す事に対して全く悪びれた様子がなく恐ろしい犯人A.

子供が育っていくのには家庭環境がとっても大事なんだと思いました。
犯人達だけではなく、周りのクラスメートも普通に笑ったりイジメたりして本当に怖い。

森口先生の話した事がどこまで本当のなのかわかりませんが、
最後のセリフ「な~んてね。」もどのような意味で捉えたらいいのか・・・

フィクションとはいえ似たような事件もあったし、実際に今の学校はどうなっているのか
家族とはどういう物なのか、色々と考えさせられました。

それにしても“松たか子”の演技が素晴らしかった。
犯人役の二人も実在しているかと思う位上手かった。
実際にその場にいるような感覚に陥り二時間弱の映画の世界に凄く引き込まれてしまった。

寺田先生(岡田将生)は森口先生とは正反対の熱血教師。
実は色々と森口先生からアドバイスを受けていたようですが・・・・
最近の若手俳優の中で“岡田くん”は好きなので出番が少なくて残念
コメント
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