●otoCoto 2018/6/10
<長瀬智也×ディーン・フジオカ×高橋一生>トップランナー3人へのロングインタビューが実現!『空飛ぶタイヤ』の次は漫才トリオを結成する?!
長瀬、ディーン、高橋の同世代の3人にお互いの印象や『空飛ぶタイヤ』の魅力、40歳を前にした今の想いなどを聞いた。
ディーンさんの箇所を一部を引用させていただきます。質問は要約。
***
--出演オファーが来た時
原作を読ませていただいて、沢田は組織に属してはいるけど個人的な信念のようなものを強く持っていて、でも組織の人間として動かなければいけないこともあるので、複雑なキャラクターだなと感じました。だからこそ役者としていろんなトライができる興味深い役をいただいたのが嬉しくて、撮影が楽しみでした。
--お互いの印象
長瀬さんがおっしゃったように、初めてお会いしたのに不思議と今まで同じ方向を向いて頑張っていたのではないかとフィーリングが共鳴したのを覚えています。現場では長瀬さんと隣同士で支度をしていたのですが、ある時、長瀬さんがスプレーで髪を固めてからフェイスガードをつけていてすごく可愛いなと思いました(笑)。あとは、お互いの好きな音楽を紹介し合ったり、日本の芸能界のことをいろいろ教えていただいたり(笑)。高橋さんとは残念ながら一緒のシーンはありませんでしたが、根本的に通じるものがあるような気がします。いつかまたご一緒したいです。
--役を演じる上で大事にしていること
沢田は赤松とは真逆ですごく人間的だなと思いました。出世欲がないわけじゃないし、企業のルールに反発する気持ちもありながら赤松社長を買収しようともする。ずっと車線変更を続けているような人です。僕自身、理想を持って行動したくてもできないこともありますが、沢田が最後に決断して進んでいったことに対して救いを感じたので、そこを大事に演じていたように思います。
--“役者にとっての正義
みんなで号泣(笑)。
お二人にドンピシャなことを言われてしまったので僕はノーコメントで(笑)。
--俳優として40代でトライしてみたいこと
僕も“40代”というのはあまり考えてないです。役者という仕事だけで言うと、自分がプロデューサーや監督にならない限り、自分からその仕事は作れないですよね。お仕事をいただいて全力でお手伝いしているという感覚なので。でも求めていただけるということだけでもダメで。自分がやりたくても求められないと、ただのエゴになってしまう。音楽面でも思うんですけど、自分は肉体も常に変化していくし、その変化を楽しみたい、変わり続けていきたいし、それによって自分でもサプライズがあるんですよね。なので、特に40代だからというのはイメージしてないです。
--原作「空飛ぶタイヤ」の魅力や、池井戸さんの他の作品の魅力
原作が骨太で強いので、映画化する際にいろいろな見せ方ができると思いました。それから、社会的な立場が人に与える影響はすごく大きいと思っていて、立場上、仕方なく自分の思いとは違う立ち回り方をしなければいけないこともありますよね。そのうちに、気づいたら自然とそれが自分のアイデンティティの一部になっていたりする。社会はいろいろなことが複雑に絡み合っていますけど、“なぜ自分がその役割を担うのか?”ということを「空飛ぶタイヤ」は非常に分かりやすく結晶化して描いているという印象を受けました。
--またお三方で共演するとしたら
長瀬 スリーピースバンドの物語がやりたいです。ディーンさんはどのパートがいいですか?
ディーン 自分ができない楽器がいいかもしれないですね。それか、3人が山賊や海賊のアクション映画とか。
<長瀬智也×ディーン・フジオカ×高橋一生>トップランナー3人へのロングインタビューが実現!『空飛ぶタイヤ』の次は漫才トリオを結成する?!
長瀬、ディーン、高橋の同世代の3人にお互いの印象や『空飛ぶタイヤ』の魅力、40歳を前にした今の想いなどを聞いた。
ディーンさんの箇所を一部を引用させていただきます。質問は要約。
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--出演オファーが来た時
原作を読ませていただいて、沢田は組織に属してはいるけど個人的な信念のようなものを強く持っていて、でも組織の人間として動かなければいけないこともあるので、複雑なキャラクターだなと感じました。だからこそ役者としていろんなトライができる興味深い役をいただいたのが嬉しくて、撮影が楽しみでした。
--お互いの印象
長瀬さんがおっしゃったように、初めてお会いしたのに不思議と今まで同じ方向を向いて頑張っていたのではないかとフィーリングが共鳴したのを覚えています。現場では長瀬さんと隣同士で支度をしていたのですが、ある時、長瀬さんがスプレーで髪を固めてからフェイスガードをつけていてすごく可愛いなと思いました(笑)。あとは、お互いの好きな音楽を紹介し合ったり、日本の芸能界のことをいろいろ教えていただいたり(笑)。高橋さんとは残念ながら一緒のシーンはありませんでしたが、根本的に通じるものがあるような気がします。いつかまたご一緒したいです。
--役を演じる上で大事にしていること
沢田は赤松とは真逆ですごく人間的だなと思いました。出世欲がないわけじゃないし、企業のルールに反発する気持ちもありながら赤松社長を買収しようともする。ずっと車線変更を続けているような人です。僕自身、理想を持って行動したくてもできないこともありますが、沢田が最後に決断して進んでいったことに対して救いを感じたので、そこを大事に演じていたように思います。
--“役者にとっての正義
みんなで号泣(笑)。
お二人にドンピシャなことを言われてしまったので僕はノーコメントで(笑)。
--俳優として40代でトライしてみたいこと
僕も“40代”というのはあまり考えてないです。役者という仕事だけで言うと、自分がプロデューサーや監督にならない限り、自分からその仕事は作れないですよね。お仕事をいただいて全力でお手伝いしているという感覚なので。でも求めていただけるということだけでもダメで。自分がやりたくても求められないと、ただのエゴになってしまう。音楽面でも思うんですけど、自分は肉体も常に変化していくし、その変化を楽しみたい、変わり続けていきたいし、それによって自分でもサプライズがあるんですよね。なので、特に40代だからというのはイメージしてないです。
--原作「空飛ぶタイヤ」の魅力や、池井戸さんの他の作品の魅力
原作が骨太で強いので、映画化する際にいろいろな見せ方ができると思いました。それから、社会的な立場が人に与える影響はすごく大きいと思っていて、立場上、仕方なく自分の思いとは違う立ち回り方をしなければいけないこともありますよね。そのうちに、気づいたら自然とそれが自分のアイデンティティの一部になっていたりする。社会はいろいろなことが複雑に絡み合っていますけど、“なぜ自分がその役割を担うのか?”ということを「空飛ぶタイヤ」は非常に分かりやすく結晶化して描いているという印象を受けました。
--またお三方で共演するとしたら
長瀬 スリーピースバンドの物語がやりたいです。ディーンさんはどのパートがいいですか?
ディーン 自分ができない楽器がいいかもしれないですね。それか、3人が山賊や海賊のアクション映画とか。