ローマからフィレンツェへの移動は、高速鉄道を利用します。
今回はItaloに乗車。ローマからフィレンツェまで1時間半で1人33€、サービス料(手数料?)込みで36€でした。
快適な列車の旅は一瞬で終わります(笑)。
フィレンツェは小さな街で、ほぼ徒歩で観光地を回ることができます。
駅からすでに美術館かと思うほど綺麗でした。街もナポリやローマと違い綺麗です。
ここから徒歩5~7分の所に宿をとりました。ゲストハウスみたいなところでした。(詳細はおまけにて。)
到着後必ず行うのは周辺の散策です。まずアリエント通りに向かいました。ココはホテルがある場所から一筋裏にあるので近かったです。ここには中央市場があり、道に両側に皮革製品を売る路面店がたくさん並んでいました。革製品の匂いがすごかった。
中央市場でお土産を購入。ココには日本人の方が数名いらっしゃいました。色々聞きながらお土産を購入。その後は、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に向かいます。
駅の裏側、歩いてすぐの所にGioia Chiaraという小さなレザーショップがありました。財布を探していた私、ココで自分の財布と、お土産用にあと数点購入。安いのと革が柔らかいし、お洒落でした。ここはオススメです。後から調べると評判の良いお店だったみたいで、出会えてラッキーでした。
その後、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前を通り、ホテルへ帰り1日目は終了です。
2日目。早朝から行動します。目的はドゥオモへ!!
<サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂>
フィレンツェで一番有名なドゥオモです。クーポラとジョットの鐘楼に登ります。が、かなりしんどいと聞いていましたので、とりあえずジョットの鐘楼を8時半前に行き登ります。
入館料ですが、ドゥオモ,クーポラ,サンジョヴァンニ洗礼堂,ジョットの鐘楼,サンタ・レパラータ教会跡がセットになて10€です。1日以内であれば使用できるみたいで、せっかくなので午後からクーポラにも登ることにしました。
フィレンツェと言えば映画「冷静と情熱のあいだ」で、ここも撮影地となり日本でかなり有名になった場所です。クーポラは463段、ジョットの鐘楼は414段です。どちらもそれなりにしんどいですが、やはり上からの眺めは最高なので、是非両方登ってみて下さい(笑)。ただし、中が狭い。一部分登りも下りも同じ道を通るので、狭い狭い!そして暗い!ので覚悟しておいた方がよいでしょう!
大聖堂の中には有名はフレスコ画があります。クーポラを登るときにとても近くで見れますが、ゆっくりと鑑賞している暇なく、前へ進めと言われるため、下からゆっくり鑑賞した方が良いですね。
早朝にジョットの鐘楼に登り、すぐに中に入ろうと思いましたがこの日は日曜日のため13:30からしか入れませんでした。結局戻ってくるしかなかったのですね。クーポラにも登ろうとしていたので、いいんですけどね。
ここからヴォッキオ橋目指して歩きます。橋の手前でウッフィッツ美術館にちょっと寄り道。前まで行って中には入らず、ヴォッキオ橋もスルーして、サンタ・トリニタ橋まで行きました。
ちなみに、ここの道も「冷静と情熱のあいだ」の撮影地です(笑)。トリニタ橋を渡り、次に向かったのはピッティ宮殿。今度は「クラシコ・イタリアーノ」にて、番組のオープニングはミュージカル風でとサルヴァトーレさんが提案したピッティ宮殿でございます。この中に庭園みたいなものがあるらしいのですが、お金もかかるのでスルーしました。
そこから少し脇道に入ると、お洒落な民家が続く静かな道があります。
人はほとんど歩いていなかったですね。坂道をぐんぐん登っていきます。何もないんちゃうか?ぐらいの勢いで登ります。
←この先だったか手前も「冷静と情熱のあいだ」で出てくる場所です。
本当に人がいない(笑)。観光場所から離れちゃってますからね。
この先に、ベルヴェデーレ要塞があります。
ここ、観光客が転落死する事件が2回ほどあり、ずっと閉鎖していたそうなのですが今年の5月、アントニー・ゴームリーさんのインスタレーション開催にあたり再オープンしたらしいのです。後から調べて知りました。
要塞ということでなんだか気持ち悪いかと思いましたが、無料なもんで入ります。すると、絶景が広がっていました。ミケランジェロ広場よりこちらの方が素敵でしたね。変な銅像がたくさんあってビックリしますが、でも行く価値ありです。人も少なかったので穴場でした。
正面は街並みが見えますが、裏に回ると綺麗な山並みが見えます。360°違う景色が見れるのでオススメです。
←至るところの奇妙な銅像がありました(笑)。これがアントニー・ゴームリーさんの作品です。
ここでちょっと休憩をして、ミケランジェロ広場を目指します。
なっっっっっがい下り坂を降りたと思ったら、また登り坂(笑)。
←はい、ミケランジェロ広場から見るフィレンツェの街並みです。
また降りて降りて、アルノ川の河川敷をヴォッキオ橋目指して歩きます。
すると、またまた「冷静と情熱のあいだ」で出てきた公園みたいなところがあります。でも今回は見るだけでスルー。何故ならお腹が空いてたからです(笑)。
ヴォッキオ橋南側、サン・ヤコポ通りにある「Le Sorelle」(紹介ページ)というお店に行きました。日本人の店員さんがいらして色々説明を受けました。まだ日本には入ってきていない雑貨類がたくさんあります。詳しくは紹介ページまたは公式HPを参照して下さいね。私は石けんがオススメ。無添加なので顔も体も全部洗える!超敏感肌な私ですが、洗顔後つっぱりませんでした。ここでアランチャの石鹸がありましたよ。
橋を渡ってお昼ご飯を取り、レプッブリカ広場を通りまたドゥオモ前に戻って、クーポラ登って、休憩して、ホテルに帰ったら夕方5時頃。かなり長い時間歩き回っていたのでクタクタでした。
【まとめ】
フィレンツェの観光は徒歩で十分。行きたい所をピックアップし、経路を事前に決めておくことが重要。朝から行動すれば、1日で見学可能。ナポリやローマより観光都市なので、観光客がたくさん。日本人もよく見かけました。フィレンツェに着いたときから、街全てが世界遺産なみにスゴイ!全部風情がある!行けて良かった!
【おまけ (宿泊先) 】
・ホステル セントラル (Hostel Sentrale) 2泊60€+市税 (ツイン)
駅から徒歩5~7分程。隣にスーパーあり。テレビ・冷蔵庫共同。固定シャワーのみ。シャワーカーテンが足りず、風呂場(トイレ含む)が水浸しになる(笑)。一応排水処理してあるので、時間がたてば水はなくなるけど…。天井が高く電気がないため暗い。サイドテーブルに明かりがあるのみ。フィレンツェの中では安い方なので仕方ないか。洗濯場があった。
お次は最終地ミラノです!
フランス編はコチラ!
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