81年リリースの2nd。
遠浅の海とカモメの写真を上げてたら久し振りに聴きたくなった。
ジャケットの空気感そのままの、冷たい薄闇の中を稲光が照らすかのようなサウンド。
ロックミュージックに「アート」って言葉はなかなかそぐわない気がするけれど、
これは紛れもない芸術じゃないかな。時代を超える世界が表現されています。
リバーブの効いたイアン・マカロックのボーカルは深いニュアンスを残し、
時には淡々と、時にはダンサブルに激しくうねるリズム・そしてエッジの立った
ウィル・サージャントのギター。全てが主張し、しかもバランスが良いという
理想的な音。
いわゆるポップソングはシングルの”promise”だけだけれど、その暗くかつ熱い
感覚は、影響されたであろうjoy divisionや影響を多大に与えたU2をも凌駕する。
あまりにも極め付きな内容なため、以降出したアルバムが何だか弛緩して
聴こえてしまうという踏絵のような作品になってしまったのが何だかなって感じ。
3rdも4thも素晴らしいのだけれど、批評家達は2ndを越える事を臨んだのか、あまり
評価は高くない。セールスは伸びていったのだけれども。
当時のライブ映像も凄まじい。あるライブではスモークの中、バックライトに照らされ続けるシルエットだけのメンバーが凄い迫力で”over the wall”をぶちかます。まさに
このジャケットが激しく動き出したよう。イアンが後ほどインタビューで語った「僕たちは当時世界一のライブバンドだった」っていうのは吹かしでも何でもないことがわかる。
現在バンドは再結成して活動中。5thを出した後交通事故で亡くなったドラムのピートはいないけれど、新譜も精力的にリリースしている。
ロックの歴史において80年代は空白だ、なんて言う人がいるけど、そんなのは嘘だ。
遠浅の海とカモメの写真を上げてたら久し振りに聴きたくなった。
ジャケットの空気感そのままの、冷たい薄闇の中を稲光が照らすかのようなサウンド。
ロックミュージックに「アート」って言葉はなかなかそぐわない気がするけれど、
これは紛れもない芸術じゃないかな。時代を超える世界が表現されています。
リバーブの効いたイアン・マカロックのボーカルは深いニュアンスを残し、
時には淡々と、時にはダンサブルに激しくうねるリズム・そしてエッジの立った
ウィル・サージャントのギター。全てが主張し、しかもバランスが良いという
理想的な音。
いわゆるポップソングはシングルの”promise”だけだけれど、その暗くかつ熱い
感覚は、影響されたであろうjoy divisionや影響を多大に与えたU2をも凌駕する。
あまりにも極め付きな内容なため、以降出したアルバムが何だか弛緩して
聴こえてしまうという踏絵のような作品になってしまったのが何だかなって感じ。
3rdも4thも素晴らしいのだけれど、批評家達は2ndを越える事を臨んだのか、あまり
評価は高くない。セールスは伸びていったのだけれども。
当時のライブ映像も凄まじい。あるライブではスモークの中、バックライトに照らされ続けるシルエットだけのメンバーが凄い迫力で”over the wall”をぶちかます。まさに
このジャケットが激しく動き出したよう。イアンが後ほどインタビューで語った「僕たちは当時世界一のライブバンドだった」っていうのは吹かしでも何でもないことがわかる。
現在バンドは再結成して活動中。5thを出した後交通事故で亡くなったドラムのピートはいないけれど、新譜も精力的にリリースしている。
ロックの歴史において80年代は空白だ、なんて言う人がいるけど、そんなのは嘘だ。