タイムドットコムの記事ですが、「2価ワクチンでオミクロンの変種を追いかけるのは負け戦だとわかった」ことがわかったそうです。」
Data Doesn’t Support New COVID-19 Booster Shots for Most, Says Vaccine Expert
【1月11日にNew England Journal of Medicineに掲載された見解で、ワクチン専門家のポール・オフィット博士は、ブースターの推奨を見直す時期が来たと述べています。
パンデミック3年目の今、国民の免疫状況はSARS-CoV-2が出現した2019年当時とは大きく異なっている。今では、ほとんどの人がウイルスに対するワクチンを接種しているか、ウイルスに(1回または複数回)感染しているか、あるいはその両方である。そして最新のデータによると、オミクロンBA.4/5株とオリジナルのウイルス変種を二価の製剤で対象とする最新のブースター注射は、ブースターとして使用した場合、オリジナルのワクチンよりもウイルスと戦う抗体を生成する効果がそれほど高くないことがわかりました。
フィラデルフィア小児病院のワクチン教育センター長で、米国食品医薬品局ワクチン諮問委員会の委員でもあるオフィット氏は、「この1年の経験から、2価ワクチンでオミクロンの変種を追いかけるのは負け戦だとわかった」と言う。オフィットはロタウイルスワクチンの開発者でもある。
この論文でオフィットは、コロンビア大学アーロン・ダイヤモンド・エイズ研究センター所長のデビッド・ホー博士とハーバード大学医学部のダン・バロウチ博士の2人の主要なウイルス学者のデータを引用し、2価のオミクロン・ブースターで増量した人の血清とオリジナルのワクチンの増量分を比較すると、BA.4/5に対する中和抗体のレベルが同等であることを報告しています。また、BQ.1、BQ.1.1、XBB、そして今回のXBB.1.5といった新しいオミクロン変異体(1月第1週の時点で米国における新規感染者の83%を占めている)に対しても、2価のブースターが有意に異なる抗体反応を示さないことが明らかにされた。】
新しい2価ワクチンを接種してもオミクロンの変種の感染を抑えることはできません。見回り役のNK 細胞が元気であれば、ウイルスやがん細胞を発見して退治できます。免疫力のバランスが正常に保たれ、B細胞とT細胞が暴走することもできるそうです。
順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康(おくむらこう)さんによれば、
免疫力アップのための3つのポイントとは?
1.自律神経を整える
休息と活動のメリハリをつける、ストレスを減らすなどで自律神経が整えばNK 細胞が元気に。
2.腸を元気にする
腸には免疫細胞が多く存在。腸内環境を整えることで、免疫力は自然とアップ。
3.血流を良くする
血流を促進して体温を上げて。NK細胞は36.5℃以上で活動的になります。
だそうです。ワクチンによって身体で作られるスパイクタンパクで血栓を作ったら意味がありませんよ。