オプジーボ(ニボルマブ)のページを更新
- オプジーボとは小野薬品の薬で、T細胞のPD-1と結合して免疫の働きにブレーキがかからないようにする「免疫チェックポイント阻害薬」です。
オプジーボが血液に入ると、T細胞のPD-1と結びつくことでがん細胞との結合が阻害され、かけられたブレーキが解除されます。 こうしたオプジーボの作用によって、T細胞は、妨害を受けることなく、がん細胞を攻撃できるようになるのです。
ニボルマブ(Nivolumab)は、免疫チェックポイント阻害薬で、当初悪性黒色腫治療を目的としており、現在では非小細胞肺癌などに適用拡大された分子標的治療薬の一つで、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品である。 - 【副作用】
- オプジーボによる治療中または治療後は、副作用が現れることがあるので注意が必要です。ここでは、特に注意が必要な副作用を紹介します。
間質性肺疾患
重症筋無力症・心筋炎・筋炎・横紋筋融解症
大腸炎・小腸炎・重度の下痢
1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)
重篤血液障害(血液の成分が減少して、さまざまな症状を引き起こします。血小板数が減少し出血しやすくなる場合や、赤血球が壊れやすくなり重い貧血となる場合、白血球のうち顆粒球やその中の好中球が減少し重い感染症につながる場合があります。)
劇症肝炎・肝不全・肝機能障害・肝炎・硬化性胆管炎
甲状腺機能障害
下垂体機能障害
神経障害
腎障害
副腎障害
脳炎
重度の皮膚障害
静脈血栓塞栓症
血球貪食症候群
結核
ぶどう膜炎