ファイザー社から公表された有害事象は1291種(42,086人)も発表されていますが、聞いたことないような病名も多数あります。基礎疾患がある人は討て討てと言っておりますが、因果関係がつかめるのでしょうか? 一部googleで調べてみました。
循環器系の有害事象はファイザー社から公表された有害事象(12)にも載せましたが、まだまだあります。
◆心血管系不全
虚血性心疾患
◆頸動脈塞栓(頸動脈狭窄)
喉の両側にある2本の頸動脈は主要な血管の一つで、内頸動脈と外頸動脈に分かれています。内頸動脈は大脳へ、外頸動脈は顔へと血液を運んでいます。頸動脈の血管にコレステロールなどがたまり、動脈硬化によって血管が狭くなった状態を「頸動脈狭窄症」、詰まった状態を「頸動脈閉塞症」と呼びます。
◆頸動脈血栓症
脳に向かう血液の流れ道が狭いため、脳血流の悪化、または、狭い箇所で流れの悪くなった血液が小さな血の塊(血栓)を作り、これが頭蓋内の血管を詰まらせてしまう結果、脳の血流不足が起こり、脳梗塞を生じる危険性が高くなります。
◆カタプレキシー
喜怒哀楽、恐れや羞恥といった過度の感情の高ぶりによって、
全身あるいは膝や腰、あご、まぶたなどの筋力が抜けてしまう発作
情動脱力発作とも呼ばれる。
カタプレキシーは、ナルコレプシーに伴って併発するケースが多い
◆カテーテル部位の血栓症
中心静脈カテーテルの合併症である静脈血栓
◆カテーテル部位血管炎
PIカテーテル挿入後のメリットとしては、カテーテルの管理がしやすいことが挙げられますが、デメリットとして血管炎を起こすリスクがある
◆海綿状静脈洞血栓症
海綿静脈洞血栓症は、血液のかたまり(血栓)で海綿静脈洞(頭蓋骨底部にある太い静脈)が閉塞されてしまう非常にまれな病気です。 海綿静脈洞血栓症は通常、顔と眼窩(鼻の皮膚を含む)、眼窩、または副鼻腔の感染症から細菌が広がることにより起こります。
◆CDKL5欠損障害
乳児期の早くに始まるてんかん発作、発育の遅れ、
知的障害などを特徴とする遺伝性疾患です。
CDKL5欠損症のてんかん発作は、
生後3か月以内に始まることが多くありますが、
生後1週間以内に始まることもあります。
このてんかんは薬でコントロールすることが難しく、
多くの人で、1日に1~5回の発作が起こります。
◆CEC症候群(指定難病103)
細胞内 Ras/MAPK シグナル伝達経路に存在する遺伝子の先天的な異常によって、成長・発達障害、精神発達遅滞、薄い眉毛や側頭部狭小などの特徴的な顔貌、脆弱でカールした毛髪、湿疹・角化異常・魚麟癬などの皮膚症状、 先天性 心疾患、肥大型心筋症などがみられる疾患です。
◆セメント塞栓症
骨セメントや脂肪塞栓に関連する肺塞栓症
◆中枢神経系ループス
精神神経症状 別名中枢神経(CNS)ループスと言い、
SLEの最重症病態の一つと考えられています。
軽度のものでは頭痛(lupus headache)や
髄膜炎症状、重度のものになるとけいれんや錯乱、
麻痺症状で発症する事があり患者さんの生命予後にも影響する。
*全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)
◆中枢神経系血管炎
全身性の血管炎を伴わず、中枢神経系の血管に限局して生じる血管炎
脳や脊髄に限局する原因不明の血管炎である。原発性中枢神経血管炎の診断には,脳組織所見や脳血管造影所見に加えて,感染症や全身性疾患による二次性血管炎の除外を目的とした全身検索が必要