森の里ホームズのブログ

スパイクタンパク質は、脳にさまざまな影響を与える

スパイクタンパク質は身体のあちこちに影響を与えるようです。

「ブレインフォグ(脳の霧)」とか、あるいは、ストレートに「認知障害」という事例が言われることがありますが、この原因が、「スパイクタンパク質にある」ことがわかってきています。コロナの長期の後遺症でも話が出てきています。

このことがブラジルのリオデジャネイロ連邦大学の研究者たち(Fabricia L. Fontes-Dantas他)によって突きとめられたことが報じられています。

SARS-CoV-2 spike protein induces long-term TLR4-mediated synapse and cognitive loss recapitulating Post-COVID syndrome

『成体マウスの側脳室への注入によるSARS-CoV-2スパイク(S)タンパク質への脳の曝露が、後期認知障害、海馬シナプス喪失、およびシナプス前終末のミクログリア飲み込みを誘発することを示しました。さらに、TLR4の遮断は、マウスの記憶に対する関連する有害な影響を防ぎ、TLR4一塩基多型(SNP)rs10759931は、軽度のCOVID-19で回復した患者の認知機能の低下と関連していました。』

体内に生成されるスパイクタンパク質が、長期のコロナ後遺症のうちの認知障害につながるということがわかったという論文です。この研究からは、COVID-19 に感染した人だけでなく、ワクチンを介してスパイクタンパク質にさらされた人にも影響を与える可能性があります。

Toll様受容体4は、ヒトでは TLR4遺伝子によってコードされるタンパク質です。Toll様受容体4は、膜貫通型タンパク質であり、Toll様受容体ファミリーのメンバーであり、パターン認識受容体(PRR)ファミリーに属している。その活性化は、細胞内シグナル伝達経路 NF-κB と、自然免疫系の活性化に関与する炎症性サイトカインの産生をもたらします。

Toll様受容体4の発現細胞は、リンパ系(T細胞、B細胞、NK細胞)ではなく骨髄系(赤血球、顆粒球、マクロファージ)です。


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