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森の里ホームズのブログ

COVID-19ワクチン接種後心アミロイドーシスになる可能性

COVID-19ワクチン関連心筋炎で、心アミロイドーシスになることが懸念されています。
アミロイドーシスはアミロイドと呼ばれる異常な蛋白質がさまざまな臓器に沈着し障害を引き起こす疾患です。アミロイドの沈着は、神経・心臓・腎臓・消化管・呼吸器・骨・関節などさまざまな臓器にみられ、そのうち心臓に沈着し心機能の異常や不整脈などを来すものを心アミロイドーシスと呼びます。

症例論文は多数ありますが、

Volume 42, Issue 4, Supplement, April 2023, Page S202
The Journal of Heart and Lung Transplantation
(434) An Alarming Surprise
N. Shahandeh 1, S. David 1, M. King 2, J. Smith 2, M. Fishbein 1, R. Biniwale 1, A. Nsair 1, M. Kamath 1

COVID-19ワクチン関連心筋炎に起因する非虚血性心筋症と最近診断された54歳の女性が、心原性ショックの状態で市中病院を受診した。右心カテーテル検査により、充満圧の上昇(右房19mmHg、肺毛細血管楔入値43mmHg)と心指数の低下(2.1L/min/m2)が認められた。心エコー検査では、左室の大きさと壁の厚さは正常であったが、収縮機能が著しく低下していた(駆出率20%)。
患者はミルリノンとドブタミンによる強心補助を開始され、当院に転院した。転院後まもなく不安定となったため、静脈動脈体外膜酸素療法による機械的循環補助を開始した。心臓移植の迅速評価が完了し、優先順位はステータス1であった。術後10日目に無事心臓移植を終えて退院した。摘出心臓の病理検査でκALアミロイドーシスが発見された。患者は腫瘍内科に紹介され、移植後3ヵ月でダラツムマブ単剤療法を開始し、軽鎖負荷が改善した。サーベイランス心筋内生検ではアミロイドーシスの証拠は認められず、患者は臨床的に良好である。

ALアミロイドーシスの早期診断と治療は、心筋症の進行を防ぎ、心臓移植の必要性を回避するために不可欠である。心臓移植を受けた患者に対しては、化学療法または幹細胞移植によって形質細胞クローンに向けられた治療を継続することが、移植片の長期的な成功を保証するために不可欠である。】

ALアミロイドーシス(原発性アミロイドーシス)とは、単クローン性形質細胞またはその他のB細胞性リンパ増殖性疾患を有する患者において,アミロイド原性の免疫グロブリン軽鎖が過剰産生されることである。軽鎖は,非線維性組織沈着物(すなわち,軽鎖沈着症)を形成することもあります。

つまりワクチン接種により作られた余計な抗体により、原発性アミロイドーシスを起こすということです。アミロイドの一般的な沈着部としては,皮膚,神経,心臓,消化管(舌を含む),腎臓,肝臓,脾臓,血管などにもおこります。

脳に限局するアルツハイマー病(認知症)などもあります。腎臓の障害による蛋白尿,むくみ,心臓の障害による息切れ,むくみ,動悸,不整脈,消化管の障害による下血,末梢神経の障害による手足のしびれ・痛み,自律神経の障害による低血圧などもあり得ます。

ワクチン後遺症にもALアミロイドーシスも関係があるのかもしれませんね。


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