株主総会と事業説明会
株主総会でも、自社の業績や取り組みの説明がある。大企業はビデオのところも多いが、少し小さくなると社長から説明があったりする。ただ、株主総会での説明は、儀式的な面があり、さらっと一通り説明する感じで詳しくはない。
会社によっては、株主総会の後、引き続き事業説明会等を実施して、詳しい説明をしてれるところもあり、それを聴くとくその会社が何に力を入れているかや、社長の思いが多少は伝わってくる。一般的には、小さな会社、創業者の方が話は面白い。株主総会後にそういうのがあれば出てみるとよいと思う。
個人投資家向け会社説明会
野村インベスター・リレーションズ(野村IR)のような会社が企業と連携して、個人投資家向け会社説明会を開催している。1社だけの時もあるし、複数社一緒の時もあるし、市場動向のセミナーと一緒のこともある。昨年は2度だけ、NTTと三井物産の会社説明会に行った。社長から色々詳しい話が聴くことができ、その会社に対する理解が深まってよかった。聴くと、だいたい継続保有で問題ないと思ってしまう。
三井物産の個人投資家向けの説明会は、平日午前中に帝国ホテルの宴会場で行われた。会場にはシニア男性、私より年長が8割以上はいる感じだった。会社員だと来にくい時間帯だし、株保有が多いのもその世代なんだろうなと思った。残りは中高年の女性が多いという感じだった。おみやげにローマイヤのクラムチャウダー等をもらった。おいしかった。
野村IRに会員登録すると、サイトで会社説明会の様子をオンデマンドで視聴することもできるので、わさわざ出掛けなくても同様の話を視聴できる。おみやげはないが、ポイントは少し貯まる。2年以内(年度単位)に1,000ポイントを貯めると500円のQUOカードと交換てきるが、それほど貯まったことはない。
なお、野村IRの会社説明会等は、今週に入り次々と「新型コロナウイルス感染拡大の影響など諸般の事情を鑑み、やむなく開催を中止」となっている。
e-株主リサーチのオンライン会社説明会
株主総会の決議事項とともに株主通信等が送られてきて、e-株主リサーチを使った株主アンケートを実施している会社もある。会員登録しなくてもアンケートには回答できるが、会員登録しておくと少し便利になるとともに、オンライン会社説明会のメールが届くようになる。それを視聴して情報を得る手もある。その後、アンケート回答すると、抽選で図書カードが当たる。
株主アンケートで一度だけ、500円の図書カードをもらったことがある。