ウクライナ戦争とそれに伴う経済制裁等の影響で原油や天然ガスの供給不安があり、今冬の電力需給が厳しくなる見通しである。それに対して、利用者の節電を促すため国が「電気利用効率化促進対策事業」を開始する予定になっている。
電力会社等が実施する節電チャレンジに参加表明したり、実際に節電を達成した場合に、国から電力会社等を通じて特典が付与される。たいてい各社独自のプラス特典も用意されている。例えば、利用者が一番多そうなTEPCOの場合は以下のようになっている。
国の分に限定して言うと、以下の3種類ある(1ポイント1円相当)。
① 節電チャレンジに参加するだけで2,000ポイント
② 2023年1月~3月の検針分に関して、前年同月比で3%以上節電すると各月に付き1,000ポイント
③ 指定された日時に基準となる電力量よりも節電すると最大40ボイント
各社のポイントでもらう形になるので、各社のWebサイトで会員になっていて、そこから申し込み等をする必要はあるが、参加するだけで2,000円相当がもらえるので参加しない手はない。
私の場合、京葉ガスで電気も利用しているので「がすたんポイント」でもらうことになる。がすたんポイントは、dポイントに交換したりできるので、d払いに利用できることになる。京葉ガスの冬の節電チャレンジの情報は以下にある。
なお、京葉ガスの場合、上の③に相当する部分は、10ポイント/kWhと書かれていて、何か少なく見える。国からの分は統一的なはずだから、表現の違いかな? 確認する意味もないので、違いの理由は追及していない。
【2023.4.26追記】
3月31日に終わった冬の節電チャレンジの結果に基づき、ポイントが付与されていた。1~3月の各月のチャレンジに成功し、1,100ポイント(100は独自分)ずつ付与された。3月分の例は以下。
あと、何度があった指定日時分も3回は達成していて、20ポイントずつ付与されていた。2月8日分の例は以下。
チャレンジ参加の2,000ポイント分と合わせて、合計で5,360ポイント獲得したことになった。貯まったポイントは、適宜dポイントに替え、d払いで利用する予定だ。
なお、今回チャレンジを達成したが、特に節電に努めた訳ではなかった。慢性腎不全等を患っている愛猫のアメショーがいて、リビングの室温維持ために夜中も含めて暖房を入れ続けていた。ただ、昨年は下記のようにオイルラジエターヒーターを使い続けため高くなったが、今年はエアコンを新しくしてそちらを利用したため効率的だったのだと思う。
今年4月請求分(3月検針分)までの電気・ガス料金の前年比較は下記のようになっている。2月請求分(1月検針分)の料金は昨年より高いが、電気代・ガス代が上がったためで、電気の利用量としては前年同月比で3%以上節電を満たしていたようだ。