この盆栽は、昨年12月、たまに店先をのぞく園芸店の処分品のコーナーで売られていた。青緑の壺のような鉢がいい感じだった。盆栽で残っていたのはそれだけで、葉は既に落ちていて、名札もなく何の盆栽が分からなかった。
妻が店の人に何の樹か尋ねたが、色々種類があったので分からないということだった。鉢代だと思って、何の樹か楽しみに買ってくれというので、買って帰った。元々半額だったが、もう100円値引きしてくれて、380円だったと思う。
春になって芽吹き、楓だと確認できた。以下に盆栽の様子を日付とともに示す。最初から若干色付いていた葉もあったが、11月に入って徐々に紅葉してきた。我が家の紅葉の仲間が増えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ad/1fc88e329edb173726517fea8b88a3e9.png)
この楓は3本の寄せ植えになっている。昨年買ってきたままで徒長している枝もあるので、葉が落ちたら全体のバランスを考えながら剪定するつもり。水の抜けもいいので、植え替えは来年でいいかなと思っている。
写真は撮り忘れたが、我が家の百日紅は今年はよく紅葉し、葉は既に全部落ちてしまった。昨年は9月に寒かったせいか、ほとんど紅葉しないまま茶色くなって落ちていたのと対照的だった。
我が家のムクロジも落ち葉の季節になって、最近は大きな枯れかけの葉が日々落ちてくる。互生の偶数羽状複葉で、小葉が6対ほど付いている。小葉単位でも落ちるが、全体でも落ちてくる。昨日、落ちかけの葉を取って撮影したものが以下の写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a9/9186eb26160de05e6fa03008b9b3248b.png)
この単位でバサッと落ちてくると、か弱い植物だと被害を受けてしまう。挟める高枝切り鋏を使って色あせてきた葉から早めに落とすようにはしているが、なかなか追いつかないし、毎日する訳でもない。そろそろ枝ごとばっさり強剪定したいのだが、まだ樹液が上がってきている時期なので、悩ましいところだ。