年初から新NISAのつみたて投資枠でeMAXIS Slim全世界株式(除く日本) を毎月5万円積み立てている。また、成長投資枠でiTrust新興国株式を毎月1万円、iFreePlus 米国配当王(資産成長型)を毎月1万円積み立てている。
高値圏にあった米国株式、特にマグニフィセント・セブン銘柄の調整や円高への反転の可能性を考慮して、つみたて投資枠は半分しか使わず、成長投資枠で少しだけ好みの投資対象をトッピングしてきた。
6月末で元本としてeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)には30万円、iTrust新興国株式とiFreePlus 米国配当王(資産成長型)には6万円ずつ積み立てた結果、評価額としては下表のように+11.97%、+5.55%、+3.74%となった。
この半年、米国株式は多少の波乱はあっても上げてきたし、円安は進んでしまった。米国株式の例としてS&P500を選び、ドル円とともに年初来の比較チャートを見ると以下のようになっている。
米国株式等の値上がりと円安は相乗効果でeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)等の値上がりに寄与した。その結果、3つの投資信託の年初来の基準価格は概ね順調に上げてきた。
これらのチャートを見ると、積立形式を使うにしても年初に投資枠に対して大半の資金を投じるやり方が良かったことになる。しかし、先のことを確実に見通せる訳はないので結果論でしかない。
私が昨年末、新NISAの投信設定の際に懸念していた米国株安や円高は現時点では杞憂に終わっている。一方、懸念していても自分の考えに拘らず一定の投資を続けてきたことは正解だった。もちろん、今後どうなるかは分からないが、分からないからこそ投信積立は淡々と長く続ける必要があるということなのだ。