プチ早期退職者の資産運用+αブログ

クア・アイナのハンバーガーとブリショー

 昨日(3月5日)、緊急事態宣言の2週間の再延長が決定された。外食は元々それほどしない方だったが、コロナ禍でますますしなくなっている。非常事態宣言の有無はあまり関係はない。いろんな情報とか数字を見て、テレビ等が煽るほどコロナ禍は心配ではないと思っている私でさえそうだ。万一の用心はするし、妻は割と心配性だ。若者は知らないが、多くの人はそんな感じなのではないかな。

 外食産業には厳しい状況が続くことになる。たまにランチに行った、座敷もある少し大きめの近所の店もいつの間にか閉店していた。ランチで1,000円ちょっとぐらいで、ファミレスよりは少しいいかなという程度だった。店の前を通りかかり、「閉店したんだ」と眺めていると、横を通った人が「跡継ぎもいないから止めたんだ」と教えてくれた。自前の店舗だったが、個人経営の店は資本力もないし、経営に余裕はなかったのだろう。最近は多いパターンだろうが、コロナ禍が止めるきっかけになってしまった。


 外食はほぼしなくなったが、テイクアウトはたまにしている。近所の店がほとんどだが、妻がイクスピアリカードでもらうバウチャー(わりとある動物病院の支払いはこのカードなので貯まる)を使うため、イクスピアリにあるハンバーガーのクア・アイナのテイクアウトをすることがある。ファーストフード系とは明らかに違うレベルだ。特にパテが肉々しい感じでおいしいし、ボリュームもある自動車保険をソニー損保に切り替えたらクラブオフのサービスが付いていて、その特典でチーズトッピングが無料だった。最初は気付いていなかったが、気付いてからは活用している。

 クア・アイナのテイクアウトは、妻が電話で予約して車で受け取りに行くので、戻るのに合わせてお気に入りのコーヒーを淹れておく。先日、食べる前に写真を撮っておこうとしたら、ニオイを嗅ぎつけたブリショーが現れ、あやうく舐められそうになった。その瞬間を撮影した後、ギリギリで防げた。


 慣れない食べ物に関しては、おいしそうでもニオイをしばらく嗅ぐ、舐めてみる、そして大丈夫と判断したらかじる、と慎重に進めるので間に合った。一度覚えてしまうと早くなるが。


 コロナ禍の前でも個人営業の飲食店の経営は大変そうだ。2年ほど前のことだが、たまに行っていた近所のトンカツ屋は久しぶりに行ったら閉店になっていた。昼のランチメニューで税込み880円だったと思う。揚げたてのカツはおいしかったし、キャベツやご飯のおかわりも自由だった。ヒレカツはカナダ産の豚肉だったが、ロースは宮崎産が使われていた。元々夫婦二人でやっていた小さな店だったが、時間帯によっては息子夫婦が出ていた。駅から5分とかからない商店街の外れという感じの所にあったが、いつ行ってもまずまずの客の入りだった。

 しかし、駅前にはチェーン店系のトンカツ屋(松乃屋)ができていた。値段は少し安いし、揚げたてがおいしいのも一緒だし、立地がよい。オペレーションコストでも有利なのだろう。個人店が太刀打ちするのは難しい。私はそのチェーン(松屋フーズHD)の株主でもあるが、地元で馴染みのあった店がなくなるのは寂しいし、残念だ。


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