著者:渡部 清二、SB新書、 2022/3/15 初版第1刷発行、990円(税込)。
出所:ソニーReader Storeの私の本棚
先月、久しぶりに新刊の本を読んだ。ソニーReader Storeの50%引きのクーポンがあったので、それに釣られて買って読んでみようと思った。著者は、最近オンラインセミナー等でよく見かけるエミン・ユルマズさんが師匠と呼んでいる人で、四季報の読破を長年続けている人だと知っていた。
序章に四季報の読み方が解説してあり、読み慣れた人には今更だと思うが、初心者向けの解説としては分かり易い。1章以降で、株価10倍が狙える大化け株、大きなリターンが狙える業績回復株、オンリーワン企業等の優良株、株価が割安なバリュー株、堅実経営を長年続けてきた老舗株について、四季報の記載と絡めてどういう条件の企業か、2022年新春号時点で条件に当てはまる幾つかの企業名、実践編として探し方の解説をしてある。
「誰も知らない」は出版社が販促目的で付けた大げさなタイトルだと思う。私が投資している企業があったし、それなりに知っている企業も多いが、知らなかった企業も確かにあった。本書で挙げられている企業は、あくまで参考だと考え、解説されている考え方を身に着けるのは非常に有益だと思う。初心者にとっては特に買って読む(お金と時間をかける)のに見合う価値のある本だと思う。
私自身は長年自分なりに四季報を活用してきたので、今更という面もあったが、色々整理し直すという意味では役立ったし、しばらくウォッチしてみようかなという企業もあった。半額しか払ってないが、それに見合う価値はあったと思っている。
参考までに、最後に目次だけ書いておく(Amazon等で普通に見られる内容)。
はじめに
序章に四季報の読み方が解説してあり、読み慣れた人には今更だと思うが、初心者向けの解説としては分かり易い。1章以降で、株価10倍が狙える大化け株、大きなリターンが狙える業績回復株、オンリーワン企業等の優良株、株価が割安なバリュー株、堅実経営を長年続けてきた老舗株について、四季報の記載と絡めてどういう条件の企業か、2022年新春号時点で条件に当てはまる幾つかの企業名、実践編として探し方の解説をしてある。
「誰も知らない」は出版社が販促目的で付けた大げさなタイトルだと思う。私が投資している企業があったし、それなりに知っている企業も多いが、知らなかった企業も確かにあった。本書で挙げられている企業は、あくまで参考だと考え、解説されている考え方を身に着けるのは非常に有益だと思う。初心者にとっては特に買って読む(お金と時間をかける)のに見合う価値のある本だと思う。
私自身は長年自分なりに四季報を活用してきたので、今更という面もあったが、色々整理し直すという意味では役立ったし、しばらくウォッチしてみようかなという企業もあった。半額しか払ってないが、それに見合う価値はあったと思っている。
参考までに、最後に目次だけ書いておく(Amazon等で普通に見られる内容)。
はじめに
序章 会社四季報の「ココ」を読めば、有望企業がわかる
1 有望企業は、5タイプ
2 会社四季報には、何が載っているのか
3 「6つのブロック」だけ見ればいい
第1章 中小型成長株 会社四季報の達人が教える、大きく成長する会社の見つけ方
1 株価10倍が狙える大化け株を探そう
2 テンバガーが狙える「中小型成長株」の銘柄
3 実践編 会社四季報で「中小型成長株」の有望企業を探そう
第2章 業績回復株 会社四季報の達人が教える、「V字回復企業」の見つけ方
1 業績回復に向かい始めた企業を探す
2 大きなリターンが狙える「業績回復株」の銘柄
3 実践編 会社四季報で「業績回復株」の有望企業を探そう
第3章 優良株 会社四季報の達人が教える、「オンリーワン企業」の見つけ方
1 順調な値上がりが期待できる銘柄を探す
2 安定的に稼げる「優良株」の銘柄
3 実践編 会社四季報で「優良株」の有望企業を探そう
第4章 バリュー株 会社四季報の達人が教える、相場の起爆剤になる会社の見つけ方
1 資産価値に対して株価が安い企業を探す
2 株価が割安な「バリュー株」の銘柄
3 実践編 会社四季報で「バリュー株」の有望企業を探そう
第5章 老舗株 会社四季報の達人が教える、永続的に成長する会社の見つけ方
1 堅実経営を長年続けてきた企業を探す
2 安心して買える「老舗株」の銘柄
3 実践編 会社四季報で「老舗株」の有望企業を探そう