旧江戸川沿いには排水機場が何か所もある。浸水対策のため周囲の地区に降った雨水を旧江戸川に排出するためだ。江戸川水閘門(えどがわすいこうもん、左が閘門 右が水門) の手前には河原排水機場がある。そこの堤防のところに水門があるが、そこは江戸川第一終末処理場の下水道放流水吐口になっている。雨水の排出と共用なのかは分からない。
その吐口のところには放流中はカモメたちが群がっている。旧江戸川沿いをジョギングや散歩しているとよく見かける光景だ。先日撮ったのが以下の写真。
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カモメたちは吐口からの流れに沿って浮かび、流されていく。遠くまで流されると飛んで戻ってきて、また吐口近くに着水する。飽きもせず、それを繰り返している。
カモメたちはたまに水に嘴を突っ込むが、放流されているのは最終処理済みの下水なのでエサとなるような物は特にないと思う。放流は日常的に行われているのでエサになるような物が川底から巻き上げられるということもほぼないと思う。なので、単に遊んでいるだけなのかなと思っている。
何かちゃんと理由があるのかな? ネットで少し調べてみたが分からなかった。