JYJのテレビ出演の問い合わせに匿名を願った放送局…その理由は?
OSEN |2013年08月04日17時33分
JYJをテレビで観られる日はいつ来るだろうか。アルバムをリリースしても、地上波の音楽番組では彼らを見ることができず、アイドルなら誰もがPRのために出演するバラエティ番組にもJYJの姿は無い。新人から年配の俳優まで出演するバラエティ番組でさえ会えない。彼らの出演を願うファンたちの声は大きくなるばかりだ。
しかし最近、新しい動きが出始め、芸能界内外から注目を浴びている。韓国の公正取引委員会が先月24日、JYJの番組出演や歌手活動を妨害したSMエンターテインメント(以下、SM)と韓国大衆文化芸術産業総連合に、妨害行為を禁止する是正命令を下したのだ。
公正取引委員会によるとSMと韓国大衆文化芸術産業総連合は、SM所属のアイドルグループである東方神起のメンバーとして活動していた3人が、2010年10月JYJを結成して独立すると、彼らの番組出演やアルバム&音源の流通を防ぐことで合意し、それと関連した26の事業者に協力を願う公文を送った。その後JYJは番組の出演が困難になり、音楽番組のランキングにも反映されないなどの制約があった。これに先立ち2009年、専属契約が不公正であると、SMを相手に専属契約効力停止仮処分申請を出し、長い法的紛争を続けてきたJYJは、2012年11月、調停合意にまでたどり着いた。
専属契約と関連したSMとの戦いが終わり、公正取引委員会の是正命令が続き、JYJの自由なテレビ出演に期待が高まった。
しかし24日、公正取引委員会の是正命令後も地上波では変化が見られない。音楽、バラエティ番組を製作しているSBS、KBS、MBCバラエティ局は、今後JYJの出演可能性について相変わらず沈黙を貫いている。これは専属契約を巡って戦っていた時や、調停合意の後と同じく全く変わっていない。
その理由は何だろうか。最近地上波3社の局長、本部長などの高位関係者に今後のJYJのキャスティング計画や番組に出演するかどうかなどについて回答を求めた。しかし、返事は相変わらず曖昧なものだった。特にそれに答えた関係者たちが一様に匿名を要求している。
まず、KBSバラエティ局の高位関係者は、JYJを「ミュージックバンク」をはじめとするバラエティ番組にキャスティングするのかを聞くOSENに「キャスティングはプロデューサーの仕事だ。公正取引委員会の是正命令に関しては、そのような事実があったと互いに認識している程度だだ。現在としては原論的な話をするしか無い。これ以上の答えは難しい」と答えた。「ミュージックバンク」の関係者は、JYJの出演の可能性についての質問に「あちら(JYJ)からまだ私たちの方に連絡がきていない。今申し上げることはない。掲示板に出演要請が殺到するのは、ニューアルバムが発売されるたびにいつもあることだ」と消極的な答えをした。JYJの新曲発表以降、「ミュージックバンク」とKBSのホームページにはジュンスの出演を要請するファンたちの意見が爆発的に投稿され続けている。
MBCも同じような立場だった。バラエティ局の高位関係者は「番組にJYJが必要であるならば議論して出演を決めることはできると思うが、現在としては議論された事案は無い」と話した。さらに「ショー 音楽中心」の関係者は「まずJYJ側から出演したいと言ってきたことがないため、出演を議論したこともない。もし出演したいという意思が伝えられれば、その時に議論しなければならない」と話した。
SBSバラエティ局の場合公正取引委員会の是正命令以降、JYJの出演可能性について質問すると「現在、地上波のバラエティ番組に出演することができるようになったのか、これから調べさせてもらう」と話し、この件の把握すらきちんとできていないような印象だった。
地上波3社はまるで約束でもしているかのように、JYJの番組出演に関して曖昧な答えをしている。また、今回の取材に応じたバラエティ局の高位関係者は、口をそろえて「私の名前で記事が出されるのは負担」と話した。一部はJYJ側の出演意思を伝えられたことがないと言ったが、JYJの所属事務所は先日ジュンスのニューアルバムが発売された後、テレビ局を回りながら挨拶をしたという。
地上波は何故JYJを出演させることに消極的(?)かつ曖昧な態度を取っているのだろうか。また、関係者たちは何が負担になって皆、匿名を要求したのか。JYJの番組活動を願うファンたちの疑惑が深くなるばかりだ。
しかし最近、新しい動きが出始め、芸能界内外から注目を浴びている。韓国の公正取引委員会が先月24日、JYJの番組出演や歌手活動を妨害したSMエンターテインメント(以下、SM)と韓国大衆文化芸術産業総連合に、妨害行為を禁止する是正命令を下したのだ。
公正取引委員会によるとSMと韓国大衆文化芸術産業総連合は、SM所属のアイドルグループである東方神起のメンバーとして活動していた3人が、2010年10月JYJを結成して独立すると、彼らの番組出演やアルバム&音源の流通を防ぐことで合意し、それと関連した26の事業者に協力を願う公文を送った。その後JYJは番組の出演が困難になり、音楽番組のランキングにも反映されないなどの制約があった。これに先立ち2009年、専属契約が不公正であると、SMを相手に専属契約効力停止仮処分申請を出し、長い法的紛争を続けてきたJYJは、2012年11月、調停合意にまでたどり着いた。
専属契約と関連したSMとの戦いが終わり、公正取引委員会の是正命令が続き、JYJの自由なテレビ出演に期待が高まった。
しかし24日、公正取引委員会の是正命令後も地上波では変化が見られない。音楽、バラエティ番組を製作しているSBS、KBS、MBCバラエティ局は、今後JYJの出演可能性について相変わらず沈黙を貫いている。これは専属契約を巡って戦っていた時や、調停合意の後と同じく全く変わっていない。
その理由は何だろうか。最近地上波3社の局長、本部長などの高位関係者に今後のJYJのキャスティング計画や番組に出演するかどうかなどについて回答を求めた。しかし、返事は相変わらず曖昧なものだった。特にそれに答えた関係者たちが一様に匿名を要求している。
まず、KBSバラエティ局の高位関係者は、JYJを「ミュージックバンク」をはじめとするバラエティ番組にキャスティングするのかを聞くOSENに「キャスティングはプロデューサーの仕事だ。公正取引委員会の是正命令に関しては、そのような事実があったと互いに認識している程度だだ。現在としては原論的な話をするしか無い。これ以上の答えは難しい」と答えた。「ミュージックバンク」の関係者は、JYJの出演の可能性についての質問に「あちら(JYJ)からまだ私たちの方に連絡がきていない。今申し上げることはない。掲示板に出演要請が殺到するのは、ニューアルバムが発売されるたびにいつもあることだ」と消極的な答えをした。JYJの新曲発表以降、「ミュージックバンク」とKBSのホームページにはジュンスの出演を要請するファンたちの意見が爆発的に投稿され続けている。
MBCも同じような立場だった。バラエティ局の高位関係者は「番組にJYJが必要であるならば議論して出演を決めることはできると思うが、現在としては議論された事案は無い」と話した。さらに「ショー 音楽中心」の関係者は「まずJYJ側から出演したいと言ってきたことがないため、出演を議論したこともない。もし出演したいという意思が伝えられれば、その時に議論しなければならない」と話した。
SBSバラエティ局の場合公正取引委員会の是正命令以降、JYJの出演可能性について質問すると「現在、地上波のバラエティ番組に出演することができるようになったのか、これから調べさせてもらう」と話し、この件の把握すらきちんとできていないような印象だった。
地上波3社はまるで約束でもしているかのように、JYJの番組出演に関して曖昧な答えをしている。また、今回の取材に応じたバラエティ局の高位関係者は、口をそろえて「私の名前で記事が出されるのは負担」と話した。一部はJYJ側の出演意思を伝えられたことがないと言ったが、JYJの所属事務所は先日ジュンスのニューアルバムが発売された後、テレビ局を回りながら挨拶をしたという。
地上波は何故JYJを出演させることに消極的(?)かつ曖昧な態度を取っているのだろうか。また、関係者たちは何が負担になって皆、匿名を要求したのか。JYJの番組活動を願うファンたちの疑惑が深くなるばかりだ。
元記事配信日時 : 2013年08月04日10時12分記者 : ユン・ガイ