夜、じいちゃんの仏壇とお盆の祭壇の前で寝ずに座っているばあちゃんを見て
話しかけに部屋へ入った時のこと。
じいちゃんが亡くなる時、どうしてみわんこ。や妹が帰省してきたか、という話から始まった。
ばあちゃんから、『じいちゃんがもう長くおんさらんと聞いて帰って来たと?』
と聞かれたとき、みわんこ。は
『ううん。聞いてなかった。仕事で休みが取れたから、お見舞いに来ようとは思っていたけど。』
と言った。
嘘だ。
本当はもう長くない、もしかしたらここ数日かも知れないと聞いて急いで帰ったのだ。
でも、実際に最期を看取る事が出来たのは幾つもの偶然が重なったのだ。
だって帰省した時にじいちゃんが小康状態を保っていたら
みわんこ。はすぐに東京へ戻ったかもしれない。
そうすると最期は看取れなかったかもしれないのだ。
しかも、その日はばあちゃんの病院の日だったので、午後からのお見舞いだったのだ。
いつもはAMにお見舞いに行き、お昼頃には帰るというパターンだったのに。
ばあちゃんの病院が無ければいつもどおりAMにお見舞いに行き
お昼頃帰ったのだからもしかしたらそれこそみんながじいちゃんを看取れなかった可能性がある。
色んな偶然が重なり、必然となり、今となるんだ。
結果的には看取れたこと、最期までじいちゃんにありがとうを伝えれた事は
みわんこ。の中ではとても重要だった。
で。
他にも色んな思い出話をしたのだが。
じいちゃんが【ニラ】を嫌いなのを初めて知った。
若い頃、ニラ玉(ニラと炒り卵)を知り合いの家でご馳走になったのだが
その時の強烈な臭いが鼻に残ってどうしても嫌で嫌いなのだそうだ。
結構色んなものをちゃんと食べるイメージがあったので意外だった。
そして。
年を取ってからの話だが、じいちゃんは毎月2万~3万のお小遣いがあったそうだ。
でも殆ど使うことなく、どんどん貯まっていったそうだ。
タバコを止め、お酒も殆ど飲まず、お昼ご飯も家から近い職場だった為
お昼休みに家まで食べに帰って来ていたからお小遣いの使い道が無かったそうだ。
ま、たまに気に入ったシャツなどを洋品店で見つけたら買って来ては
喜んで着ていたそうだけど。
だからしっかり大事にお金を貯めていたんだって。
ううう。無駄遣いの多いみわんこ。にとっては耳の痛い話だが(苦笑)
その他にも夫婦喧嘩は余り無かったとか、
仕事熱心で働けるギリギリまで働いていたとかね。
こうして今まで知らなかったじいちゃんの思い出話をばあちゃんから聞く事って
なかなか無くて新鮮で嬉しかったよ。
他にも色々思い出話もした。
ばあちゃんが、笑った。
大切に大切に心にしまっておこう。
いつか誰もが忘れてしまっても、みわんこ。がその分覚えておくんだ。
だいすきな、じいちゃん。
だいすきな、ばあちゃん。
これからもずっとずっと、永遠にだいすきだからね。
話しかけに部屋へ入った時のこと。
じいちゃんが亡くなる時、どうしてみわんこ。や妹が帰省してきたか、という話から始まった。
ばあちゃんから、『じいちゃんがもう長くおんさらんと聞いて帰って来たと?』
と聞かれたとき、みわんこ。は
『ううん。聞いてなかった。仕事で休みが取れたから、お見舞いに来ようとは思っていたけど。』
と言った。
嘘だ。
本当はもう長くない、もしかしたらここ数日かも知れないと聞いて急いで帰ったのだ。
でも、実際に最期を看取る事が出来たのは幾つもの偶然が重なったのだ。
だって帰省した時にじいちゃんが小康状態を保っていたら
みわんこ。はすぐに東京へ戻ったかもしれない。
そうすると最期は看取れなかったかもしれないのだ。
しかも、その日はばあちゃんの病院の日だったので、午後からのお見舞いだったのだ。
いつもはAMにお見舞いに行き、お昼頃には帰るというパターンだったのに。
ばあちゃんの病院が無ければいつもどおりAMにお見舞いに行き
お昼頃帰ったのだからもしかしたらそれこそみんながじいちゃんを看取れなかった可能性がある。
色んな偶然が重なり、必然となり、今となるんだ。
結果的には看取れたこと、最期までじいちゃんにありがとうを伝えれた事は
みわんこ。の中ではとても重要だった。
で。
他にも色んな思い出話をしたのだが。
じいちゃんが【ニラ】を嫌いなのを初めて知った。
若い頃、ニラ玉(ニラと炒り卵)を知り合いの家でご馳走になったのだが
その時の強烈な臭いが鼻に残ってどうしても嫌で嫌いなのだそうだ。
結構色んなものをちゃんと食べるイメージがあったので意外だった。
そして。
年を取ってからの話だが、じいちゃんは毎月2万~3万のお小遣いがあったそうだ。
でも殆ど使うことなく、どんどん貯まっていったそうだ。
タバコを止め、お酒も殆ど飲まず、お昼ご飯も家から近い職場だった為
お昼休みに家まで食べに帰って来ていたからお小遣いの使い道が無かったそうだ。
ま、たまに気に入ったシャツなどを洋品店で見つけたら買って来ては
喜んで着ていたそうだけど。
だからしっかり大事にお金を貯めていたんだって。
ううう。無駄遣いの多いみわんこ。にとっては耳の痛い話だが(苦笑)
その他にも夫婦喧嘩は余り無かったとか、
仕事熱心で働けるギリギリまで働いていたとかね。
こうして今まで知らなかったじいちゃんの思い出話をばあちゃんから聞く事って
なかなか無くて新鮮で嬉しかったよ。
他にも色々思い出話もした。
ばあちゃんが、笑った。
大切に大切に心にしまっておこう。
いつか誰もが忘れてしまっても、みわんこ。がその分覚えておくんだ。
だいすきな、じいちゃん。
だいすきな、ばあちゃん。
これからもずっとずっと、永遠にだいすきだからね。