ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

ヨシダナギという色を知る

2015-09-21 19:26:29 | iPhoneから~。
私の好きなクレイジージャーニーという番組で
ヨシダナギさんというフォトグラファーが今回出演されていました

この方はアフリカの少数民族の写真を撮る写真家さんで
現地の方々との心の距離を縮める方法として
その民族と同じ格好をされるそうです
胸もさらけ出し、時にはパンツも脱いで葉っぱの腰ミノだけの時も

びっくりしてしまいますが
そうする事でその民族の日常に更に近付き
より自然な姿を見せて貰えるとの事です

今回、録画したクレイジージャーニーを観ていても
はじめは険しい顔をしていたエチオピアのスリ族の方達でしたが
ナギさんが同じ民族衣装を身に付けたいと言った途端に
笑顔になり顔にメイクを施してあげたり
着替えた後はナギさんを囲んで談笑し
自分達のアクセサリーなどを見せてあげたり
家の中や滅多に立ち入る事が許されない場所まで案内されたりと
日常のままをさらけ出して貰っていました

そして番組の中で紹介された
スリ族の色彩豊かな姿を写し出している写真に
私は目が釘付けになりました
テレビの前でうわぁ…と声が出てしまうくらいに綺麗でした

スリ族のメイクもその時の空も
草の青もみんなの表情も
その場限りのその瞬間にしかないものを切り取った写真

すぐさまヨシダナギさんという人物を調べていると…
今まさに恵比寿のギャラリー山小屋で写真展を開いていて
そしてまさにまさに今、ギャラリーに在廊されていると

居てもたってもいられず
写真そのものを目の前で見たいと思い家を飛び出し恵比寿へ(笑)
こういう時だけ瞬発力がある私

2畳ほどの小さなスペースながら
鮮やかな写真達に沢山の方が惹きつけられていました

ギャラリー前に居たヨシダナギさんに声をかけて握手して貰って
あの写真達に目が釘付けになった事と
ナギさんの行動力とあの少数民族との距離を縮める術に感動した事を伝えました

こんな大胆な行動力の持ち主であるヨシダナギさんですが
物腰とても柔らかく笑顔の素敵な方でした^ ^


普段はアフリカの少数民族を考える事がなかったけれど
自分の住むこの国と全く違うルールと生き方がある事に改めて気付き
そしてその色彩豊かな佇まいに魅了されてしまいました

だからと言って私がアフリカに行きたくなったかと言われたらそうでもない
言葉も通じないし牛の血は飲めないし虫は苦手だし
若干潔癖なところもあるからタチが悪い
そこに溶け込むとなるとなかなか難しい事は十分分かっているつもりだ

だからこそ
自分が体験し得ないものに対する好奇心が
こういう風にヨシダナギさんを通して満たされた事に
今とても感動してしまった事をここに書き残したいと思いました

ヨシダナギさんありがとうございます
またあなたの次の作品が楽しみです

買ったポストカードを見ながら
さっきの時間を振り返っています