日本に生まれてよかった!日本の国運隆昌を願って

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老人ホーム

2009年02月04日 | 日本
日本中に老人ホームが増えている。
有料老人ホームといって高額な入居料金を払って入居するホームである。

高額なものでは数千万円の入居料金で入居したあと、さらに毎月の管理費維持費というものを十数万円支払っているそうだ。

老人となって老人ホームにはいる人はどんな人であろうか。
まず、周囲に頼りになる親族や子供がいない、そして健康上の不安があるという場合が考えられる。

老人ホームはこれらの機能を有料で代用してくれるものである。

他には、親族や子供がいても不和であり、信頼できないという場合もある。
もともと子供には世話にならぬという意地を持つ人もいることであろう。


こうした風潮が出てきたのはもちろん戦後社会が成熟してきたためであろう。
しかし、戦前は、長男が家督相続することが決まっていた。そして家督相続は財産相続であるので、長男が親の介護を責任を持って最後までやった。教育が崩壊した戦後のあり様と比べ、えらい違いである。

これが長男の嫁を苦労させる悪法だとか、相続は兄弟姉妹平等であるべきだとの思想を組み込んだ現在の日本国憲法と民法のもと、現在あるような形に変化したものであろう。

これは良いことだろうか。
良い面もあるが悪い面もある。悪い面は子供が親の最後について無責任になっていることと、親子間の道徳まで崩れてきていることだ。

日本古来の道徳を封建的と断じて、無理やりにアメリカ人が作った憲法や民法を押し付けた。日本人は法律によって国民の性質もゆがめられたのかもしれない。

戦前のやり方にも良い面、悪い面があったとすれば、改革は、本来の持ち物を修正する形でやるべきだった。大日本帝国憲法は伊藤博文が苦心して日本人にあうものをヨーロッパの国を研究して完成させたものだった。

欠陥があったのであれば、そこを詳しく研究して修正すれば良かった。民主化であろうと、不当な不平等であろうと、修正の形でもなんとか改善できた。

それをアメリカ人に占領されていた数年間のあいだに、アメリカ人が勝手に法律を変えさせた。日本国憲法が発布された時、日本には主権がなかったのである。
占領軍に主権があったのである。

護憲という言葉は、アメリカに押し付けられたものを後生大事に護るという意味だ。神社も国が管理していたが、おかげで小さな神社でも維持されていた。
日本文化の重要な要素である神社であるが、今では神主もなく、荒れ果ててた所や、金のために駐車場経営で維持している神社も増えている。