人間賛歌・もっちゃん4649

暖かく嬉しい時が ('10年2月の自分史)


今日は暖かそうな陽射しですが 風が冷たいので家の中で過ごしています


母はここ最近 めっきり言葉をなくしてしまって ハイという返事だけは力強くできていますが

ねぎらいやお礼の言葉がまったく出なくなりました


介護するしんどさも 一言お礼を聞くだけでどれだけ救われていたのかが

痛感できる毎日です


”ありがとう”はお呪いの言葉だと教えてもらいましたが

辛さもしんどさもす~っと緩和していくから不思議です


清拭や着替えなど きれいにしてもらえた時は「ありがとう♪」とか、「すまんねえ!」などと

お礼を言えていたのに 今では全く知らん顔で 当たり前のような態度です


ついついイライラしてしまい声を荒げてしまうのですが 認知症だから徐々に言葉も

失くしていくのだと 一人淋しく見守っています


病人を相手に腹を立てるほうが間違っているのですから(-_-;)


 朝食の支度ができたので 「おはよう!」とベッドの傍に行き 声をかけました


すると 何日ぶりに聞いたか分からない言葉を 

大きく「おはよう!」と返してくれました


「わ~っ!

大きな元気な声で おはようの挨拶ができたのね~\(~o~)/

すごいすごい~(*^^)v」


パチパチ!と拍手して頭を撫でてあげました


”おはよう”の声かけは 早朝5時くらいからオムツ交換や水分補給や清拭の時に

体に触れるときには必ず合図のように言っているけど 無言なのです


もう慣れっこになっているからそれでいいのですが やはり

人としての対応ができた時の感動は とても嬉しく大きいのです


よほど体調がいいのかしら(*^^)vと 嬉しく思いました


さようならのお別れの時に向って進んでいる二人三脚にも 時には陽だまりのように

暖かく嬉しい時が流れるのです


もう満5年も介護に専念させてもらえて たくさんの慈愛を注いでもらえました


これ以上の欲は申せませんが 時々こんな感動の瞬間を

まだまだ与えてもらえているのです


ありがたいことです(*^_^*)


では あなたもお元気でね~(*^^)v

また~^^

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の(画像)掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています(*^_^*)




ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新たな出会いに感謝」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事