人間賛歌・もっちゃん4649

母の旅立ちのこと


百花繚乱の春に(2011-05-09 の自分史より)

シロバナサクラソウ




スズラン




深山霧島




木香薔薇





一輪草




セッコク




カランコエ




ビオラ




平成23年4月25日・午後1時30分に慈母マサエは安心しきった穏やかな顔で、
父や祖母の待つ天国へと旅立っていきました。

声も出せず言葉もすっかり卒業しているかに見えた母が、不思議なことにお別れ前の
30分ほど突然声が出始めて、
「あんま・あんま・・・」と私の腕の中に抱えられながら、
顔を見上げてお礼を繰り返し述べているのでした。

「いいよ♪もういいよ~(^^)
分かったから安心して、お父さんが横の席を空けて待っているからね~
大丈夫だからね~!」と声をかけていました。

娘や従姉妹たちに見守られながら静かに見事な満94歳の幕を降ろしました。

介護が許された平成16年の秋から介護日記をアップして変わり映えのしない内容を
綴ってまいりましたが、皆様の温かな励ましに支えられて今日まで恙無く
過ごすことができましたことに感謝申し上げる日々でございます。

長い間ほんとうにありがとうございました!

できる限りの真心で見送ることができましたので、不謹慎な言葉ですが”
悔いのない悦び”でいっぱいです

神道ですので50日祭を5月末に勤め、その後のことはまた連れ合いと
話し合って決めようと考えています。

ゆっくりと来年の1年祭までは母の御霊が安心するようにこちらに
留まってあげて、私も静養させてもらおうかな~?と思案しています。

願いを伝えなくっても連れ合いは 人の心の動きを繊細に受け取れるアンテナの
持ち主ですし、母の存在の大きさを良く分かってくれているので、長男に

「50日祭が終わるまで俺の代りに母さんの傍で支えてやってくれ~!」
と説得してくれたようです。

親の姿を見て子供は育つと言うけれど、父の言葉に即従順に従う素直さを
備えているらしく、着替えも持ってきてないのに留まって
何くれとなく私を気遣ってくれるのです。

こんなに早く親の介護の7年間が功を奏すとは!!と驚いています。

最期の介護の緊張が後遺症的に身体に現われてきますので、長男の存在は
とても大きな安堵感としてありがたく素直に感謝しています。

「お母さんの役に立ち喜んでもらえるのなら僕もうれしい!」
と今朝の息子の弁です(*^_^*)

ありがたいことです\(~o~)/

しばらくはゆっくりと花庭に出て、花にお礼を述べながら過ごし、
癒してもらうつもりです。

平常心に戻れるまでもう少し時間がかかりそうですので、
しばらくお休みさせていただきますね

いつも気にかけてくださりありがとうございます♪
今後共によろしくお願いいたします。

PS
追想録の中で永遠に忘れえぬ大事な日の足跡を記すことができて
満足感でいっぱいです
間に合ってよかったと喜んでいます
ありがとうございます(*^-^*)


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