二男が6年生の時にもらってきた 学級通信に載っていた詩です
それ以来大事に保存して 時折使わせてもらっています
これは昭和四十年代のはじめの八鹿小学校の卒業式で
その時の校長であった東井義雄先生が卒業していく子ども達に
読まれた詩であると 検索上手な人に作者を調べていただけました
私も同感です
小さな勇気こそたくさん欲しいなあと願うようになりました
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小さい勇気こそ
東井善雄先生
人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような
大きい勇気がほしいにはほしいが
わたしは
小さい勇気こそほしい。
わたしの大切な仕事をあとまわしにさせ
忘れさせようとする小悪魔が
テレビのスリルドラマやマンガに化けて
わたしを誘惑するとき
すぐ それをやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい。
もう五分くらい寝てたっていいじゃないか
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中からささやきかける
小さい悪魔を
すぐ やっつけてしまうくらいの
小さい勇気こそほしい。
明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜はもう寝ろよと
机の下から呼びかける小さい悪魔を
すぐ やっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい。
紙くずが落ちているのを見つけたとき
気がつかないというふりをして
さっさと行っちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ 不潔じゃないかと
呼びかける 小さい悪魔を
すぐ やっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそわたしはほしい。
どんな苦難ものりきれる
大きい勇気もほしいにはほしいが
毎日小出しにして使える
小さい勇気でいいから
わたしは それが たくさんほしい。
それに
そういう小さい勇気を軽べつしていたのでは
いざという時の大きい勇気も
つかめないのではないだろうか
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小さい勇気を大事に心がけて 生活を積み重ねてくる間に
いつの間にか 小さな喜びを大切にしようと思うようになりました
毎日の独り暮らしの中で そんな大きなサプライズの喜びは
年に数度あればよい方です
小さな喜びを アンテナをいっぱいに広げて見落とさないように
拾い集めて行こうと思うこの頃です(*'▽')
英彦山姫沙羅です
PS
置手紙のことづて欄が不具合中ですので、
コメントの設定を続けたいと思います。
皆様のお声を楽しみにお待ちしています(*^_^*)