のんびりゆかいな暮らし

春夏秋は里山を歩き、自然の恵みをおすそ分けしてもらい、生き物を観察。時に街角探検。夜は和紙を使った物作り、絵や書道を。

奈良でシカの捕獲を開始、神様のお気使い様に神罰が…

2017-08-02 20:52:04 | 日記
動物のことば

天然記念物「奈良のシカ」を県が捕獲開始




🐨 奈良の春日大社といえば。
😺 修学旅行で奈良へ行けば必ず行くところ。
🐨 行くところであります。奈良公園です。
   シカ、タヌキ、ムササビ、イノシシが棲んでいます。
😺 奈良公園でたむろしているシカにやる食べ物は。
🐨 シカが好む食べ物はシカせんべい。
😺 おみやげではありませんねえ。
🐨 そのシカが捕獲されることになったんです。
😺 え、奈良公園のシカですか。
🐨 奈良公園のシカではなく、郊外のシカ。
   農産物や植物を食い荒らすので、
   捕獲することにしたのです。
😺 駆除するわけですね。
🐨 それが捕獲すると書いたり、
   報道されています。
   捕獲してシカ牧場とかに入れるんでしょうか。
😺 そんなことをしたら神罰が下りませんかい。


春日大社のシカのお守り










😺 奈良公園のシカじゃないから、
   神の力が及ばないんじゃないですか。
🐨 そんなもんですか。
   でもシカは全国で害獣になってしまいました。
   駆除の対象です。
   ジビエの対象です。
   イノシシと同じです。
😺 奈良のシカは天然記念物だから駆除とは言えないんですかね。
🐨 捕獲という。
  「一般的な辞書的な意味で戦闘という言葉を
   使ったと推測している。
   法的な意味の戦闘行為ではない。武力衝突だ」
   という稲田前防衛大臣のことばを思い出します。
😺 増えすぎて害を及ぼすのだから
   駆除はやむをえないでしょう。
   被害を被っている農家は困っているのですから。
🐨  奈良公園に棲んでいるシカはシカせんべいを
   食べてのんびり暮らすことができて、
   公園から土師器出されたシカは食べ物がないから
   農作物を荒らして殺される。不憫な」ことです。
    鹿政談という落語があります。
   豆腐屋がおからを食べてしまった犬を殺してしまった。
   イヌとばかり思っていたが、
   シカであった。町役人を通じて出頭すると、
   お奉行様がシカのような模様があるが、
   イヌではないかという。
   傍のものに何に見えるかと訊く。
   確かにイヌでござりまする。
   豆腐屋は首がつながったというお話。
   江戸時代はシカを殺すと死罪だったようです。
😺 そんなシカ様が増えすぎて捕獲されて
   どうにかされる時代がくるとは。
🐨 増えるのは必然ですよ。
😺 増えるままにし過ぎたんですね。