横手市寿町のMou鍼灸院ブログ

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この時期に頻発する「帯状疱疹」

2024-04-24 15:12:43 | 鍼灸日記
みなさん こんにちは

秋田県横手市にある

Mou鍼灸院です

今回は「帯状疱疹」についてです

帯状疱疹とは

文字通り帯状の湿疹で

子供のころに感染した水ぼうそうのウイルスが

神経節にひそかに住み着いたまま残っていて

体の抵抗力が低下した時に再び活性化することで発症します




帯状疱疹の特徴は

痛みを伴う赤い斑点や水疱(水ぶくれ)などの発疹が

脇(あばら骨)や顔・足など

神経の分布に沿って帯状にできる病気です

体の抵抗力の低下は

過労やストレス、加齢などによって引き起こされます

このため

仕事などが忙しい年末や連休などで遊び疲れた後に

発症する人が多くなります

また

寒さが厳しくなる真冬から

冷えによる体へのストレスも抵抗力の低下を引き起こし

ピークになる春先には

気候の変化とともに帯状疱疹を発症する人が

増加する時期となります

年齢による発症頻度は

20代と50代に多くみられます

20代に多くみられる原因は

子供のころにかかった水疱瘡や

ワクチンの接種による

免疫の効果が弱まってくる時期に当たり

同時に日常のストレス・過労が重なるためと考えられます

また

妊娠中に水疱瘡(水ぼうそう)にかかると

お腹の赤ちゃんに影響があるとされています

「周産期水痘」や「先天性水痘症候群」

という名前が知られています




そして

帯状疱疹後神経痛とは

帯状疱疹の水疱などが消え

帯状疱疹が治癒した後も続く痛みのことです

帯状疱疹後神経痛は

帯状疱疹を発症した時には正常であった神経線維が

ウイルスによって傷つけられてしまうからです

また

神経が傷ついた結果

神経の過剰な興奮や自発痛、痛みを抑制する経路の障害などが起こり

これが原因となって

痛覚過敏やアロディニアと呼ばれている

通常では痛みとして認識しない程度の接触や

軽微な圧迫・寒冷などの非侵害性刺激が

痛みとして認識されてしまう感覚異常が起こるとされています

帯状疱疹の合併症としては

神経痛が最も多く

帯状疱疹にかかった人の5%~20%に合併するとされています

帯状疱疹後神経痛は

1,2か月で症状が落ち着く人が多い傾向にありますが

3分の1の人は3か月以上痛みに悩まされ

5分の1の人は1年以上続くという統計が出ています

3か月以上続く人は

発症の当初から痛みが強いことが知られています

また

3年以上痛みに悩まされて来院される患者さんもいます

治療を始めることに遅いということはありません

気になる症状がありましたら

お気軽にご連絡ください!




Mou鍼灸院
院長 三浦 紘子

〒013-0025
秋田県横手市3-6 末広コーポ1階
最寄り駅 横手駅から徒歩5分 車で3分

電話番号:0182-23-5637
ホームページ:https://www.asahi-net.or.jp/~xz7h-mur/index.html


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