ハッピーブルー(翡翠:kingfisher)に魅せられて

暑さ・寒さ・雨にも負けず撮り続けてます。

今週のカワセミ(弥生)#615

2020年03月23日 | カワセミ
#カワセミ撮影悲喜交交

〝辛抱たまらんの巻(その2)〟

待って、また待っていたらやっとカワセミさんが姿をみせてくれました。
〝ラッキー! ありがとう!〟

だらけた気持ちが一瞬にして緊張し、高揚感が走ります。物音並びに身動き厳禁です。
〝あーぁ! やっぱりカワセミさんは奇麗だ~ぁー〟

カワセミさんは川面から数メートルの高い枝に留まり、下を見ながらエサを探しています。
〝ファインダーを覗きながら撮影条件を確認し、ピントを調整します〟


右下、左下をキョロキョロしながらエサとなりそうな獲物を探しています。
〝快晴! 光が強すぎて羽のブルーと背中のライトブルーの色合い(色温度)や羽の反射光を考え、
条件を変更しながら素早くシャッターを切ります。
これで留まりのショットは撮れました。一安心!〟

カワセミさんは時々向きを変えながら獲物を探し続けます。
〝迫力あるダイブの瞬間を撮りたいのでレンズをダイブしそうな方向へ向けます。これは経験と勘!!〟

カワセミさんの獲物探しはもう数分以上経過しています。
〝カワセミさんが右下を向けばレンズの先をその方向へ。左下を向けばまた、その方向へ。
これを何度も繰り返します(正確には嘴の先の延長線方向にレンズを向けます)〟

カワセミさんは少し場所を移動して獲物探しを続けます。
狙い始めからだともう10分近く経過しています。
〝瞬き少なく、一点をズーと見ていると目が疲れてきますし、集中力も・・・〟

《夏ですと汗が目に入っりますし、冬は指先に感覚がなくなってきます》


カワセミさんは一生懸命獲物を探していますが、私は〝早くダイブしてくれー〟と心で強く念じます


そして、ほんの一瞬(瞬きする程度の時間)目を背けた時、カワセミさんがダ~イブ


立派なサイズのお魚さんを咥えて、そのまま遥か彼方へ飛び去って行きました。
レンズの先には綺麗な波紋のみが・・・

10分以上も今か今かと集中して観察し続けたのに、ほんの一瞬の〝辛抱たまらん〟、
集中力の欠如で決定的瞬間を撮り逃すどころか、ダイブの瞬間さへ見逃してしまいました。

『この悔しさや情けなさ! 自分に腹が立ちます』
シチュエーションは違ったとしてもご理解いただけるのでは 


    

カワセミを待っているとイソシギが甲高い声を発しながら前を横切ります


今度は左から右へ











待つこと・・・! 枝に留まったかと思いきや直ぐにダイブ








残念のようですね


首が飛んでいきそうな勢いで水切りを




カワセミに集中していたら川鵜が大きな音を立てて飛び去っていきました。ビックリ!!
(カワセミを驚からないでくれ~ぇー!)







カワセミは残ってくれました。ラッキー! 
エサを探しています。


ダ~イブ


ゲット成功













美味しく有難く頂きます



ご覧いただきありがとうございます。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恐縮です (mrfan2930)
2020-03-23 23:13:15
小平次様
過分なコメントをありがとうございます。
励みになります。
小平次さんの本日のブログを観させていただきましたが、ある意味、釣りとカワセミ撮影の苦悩と喜びは共通したものが有るように感じました。
これからもお互い頑張り、楽しみましをう
返信する
こんにちは! (小平次)
2020-03-23 11:53:49
こんにちは!

小平次と申します。

いつも素晴らしい写真、ありがとうございます。

どれもとても素晴らしいのですが、今回の

『ダ~イブ』

の写真、ちょっと感動もので、思わずコメントさせて頂きました

これからも宜しくお願いします

返信する

コメントを投稿