■7月31日(日、143日目)
・うす曇り。本日の最大供給能力は4,810万キロワット。朝4時前に福島浜通りで震度5強の地震が。原発には新たな異常は見られないとのこと。午後には青森県の八戸で震度3。
・あっという間にこの備忘録も100回になった。きりがいいので100回でやめようと思っていたが復興施策は進展せず、原発&放射能に関してまだまだ新事実が出てくるのでもう暫くは記録を続けようと思う。今、諏訪中央病院名誉院長・鎌田實の『チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない』を読んでいるが、放射能の汚染は思ったよりひどそうだ。初期の情報開示に関する指摘も多い。以前静岡の茶葉で放射能が検出されたが、放射能が関東・首都圏を回避して静岡に到達したとは考えられない。
政府は2ヶ月近くたった5月2日『放射性物質の拡散に関する詳細データ』を公表した。細野首相補佐官(当時)は記者会見で『社会にパニックが起こることを懸念したというのが実態であります。公表が遅くなったことについては本部の事務局長としてを心よりお詫びいたします』と述べた。詳細データを隠したことを善意(?)に解釈すれば政府自身が『その汚染の深刻さに驚き、なすべき選択肢がなかった』ことを裏付けているのではないか。
・日経web---『放射性物質、推定の千分の一 工程表の信ぴょう性揺らぐ 福島原発、炉内の把握難しく』
『東京電力福島第1原子力発電所の1号機原子炉格納容器内の放射性セシウムの濃度が、想定よりも大幅に低いことが30日、わかった。東電は初めて実測値を公表したが、燃料の損傷から推定した値の1000分の1程度にとどまっていた。汚染水として建屋に大量に流出した可能性が考えられるとしており、今後調べる。原子炉内の状態を把握するのが困難であることが改めて浮き彫りになった。
1号機では29日に格納容器内の気体を採取した。分析の結果、セシウム137は1立方センチメートルあたり20ベクレル、セシウム134が同17ベクレル、ヨウ素131は検出できない濃度だった。』
・時事通信---『4号機プールも代替冷却=残る1号機も8月上旬稼働―淡水化装置は水漏れ・福島第1』
『福島第1原発事故で、東京電力は31日、4号機原子炉建屋内にある使用済み燃料プールの代替循環冷却装置の運転を始めた。運転開始時の水温は86度で、1カ月後に55度程度に下げることを目指している。
東日本大震災の津波で冷却機能を喪失した1~4号機プールのうち、2号機は5月末、3号機は6月末に同冷却装置が稼働。残る1号機も設置工事を進めており、8月上旬に稼働する見込み。』
・毎日jp---『海江田経産相、涙の理由を説明』
『海江田経済産業相は30日、29日の衆院経産委員会で、自らの進退に関する質問を巡り涙ぐんだことについて、「尋常でない状況がだいぶ続いているということ」と述べた。
また、海江田経産相は29日夜、復興基本方針を決定した東日本大震災復興対策本部を欠席した。「私に連絡が入っておらず知らなかった」と述べ、連絡ミスが原因だったとの認識を示し、「何時に(首相)官邸から連絡が来たか調べ、対応したい」と述べた。』
■7月30日(土、142日目)
・うす曇り。本日の最大供給能力は4,840万キロワット。新潟、福島に記録的な豪雨。
・毎日jp---『東北高速無料化:悪用トラック横行 いったん降り目的地へ』
『東日本大震災の被災地の復旧・復興支援を目的に始まった東北地方の高速道路無料化に便乗するトラックの走行が問題になっている。無料対象区間内での乗り降りが制度適用の条件だが、高速料金を浮かせるため区間内のインターチェンジ(IC)でいったん降り、再度同じICから目的地に戻るトラックが後を絶たない』
→場当たり的政策の当然の結果。誰が考えても『悪用』するのは当たり前。
・asahi.com---『海江田氏が涙 辞任時期追及に「私の価値どうでもいい」』
『……自民党の赤沢亮正氏から「政治家に限らず、出処進退を口にしたら辞めなければ価値を落とす。恥ずべきことだ」と追及された。海江田氏は「ポスト菅」の有力候補の一人だが、「私は自分の価値はどうでもいいですよ、本当に。私はいいです、自分の価値は」と声を詰まらせた。 』
→『辞任を示唆しながら辞めないのは「菅直人首相とそっくり」と野党議員に指摘され』涙の答弁。多分すぐにでも辞表を叩きつけて辞めたいのだろう。管首相との我慢比べか??
・うす曇り。本日の最大供給能力は4,810万キロワット。朝4時前に福島浜通りで震度5強の地震が。原発には新たな異常は見られないとのこと。午後には青森県の八戸で震度3。
・あっという間にこの備忘録も100回になった。きりがいいので100回でやめようと思っていたが復興施策は進展せず、原発&放射能に関してまだまだ新事実が出てくるのでもう暫くは記録を続けようと思う。今、諏訪中央病院名誉院長・鎌田實の『チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない』を読んでいるが、放射能の汚染は思ったよりひどそうだ。初期の情報開示に関する指摘も多い。以前静岡の茶葉で放射能が検出されたが、放射能が関東・首都圏を回避して静岡に到達したとは考えられない。
政府は2ヶ月近くたった5月2日『放射性物質の拡散に関する詳細データ』を公表した。細野首相補佐官(当時)は記者会見で『社会にパニックが起こることを懸念したというのが実態であります。公表が遅くなったことについては本部の事務局長としてを心よりお詫びいたします』と述べた。詳細データを隠したことを善意(?)に解釈すれば政府自身が『その汚染の深刻さに驚き、なすべき選択肢がなかった』ことを裏付けているのではないか。
・日経web---『放射性物質、推定の千分の一 工程表の信ぴょう性揺らぐ 福島原発、炉内の把握難しく』
『東京電力福島第1原子力発電所の1号機原子炉格納容器内の放射性セシウムの濃度が、想定よりも大幅に低いことが30日、わかった。東電は初めて実測値を公表したが、燃料の損傷から推定した値の1000分の1程度にとどまっていた。汚染水として建屋に大量に流出した可能性が考えられるとしており、今後調べる。原子炉内の状態を把握するのが困難であることが改めて浮き彫りになった。
1号機では29日に格納容器内の気体を採取した。分析の結果、セシウム137は1立方センチメートルあたり20ベクレル、セシウム134が同17ベクレル、ヨウ素131は検出できない濃度だった。』
・時事通信---『4号機プールも代替冷却=残る1号機も8月上旬稼働―淡水化装置は水漏れ・福島第1』
『福島第1原発事故で、東京電力は31日、4号機原子炉建屋内にある使用済み燃料プールの代替循環冷却装置の運転を始めた。運転開始時の水温は86度で、1カ月後に55度程度に下げることを目指している。
東日本大震災の津波で冷却機能を喪失した1~4号機プールのうち、2号機は5月末、3号機は6月末に同冷却装置が稼働。残る1号機も設置工事を進めており、8月上旬に稼働する見込み。』
・毎日jp---『海江田経産相、涙の理由を説明』
『海江田経済産業相は30日、29日の衆院経産委員会で、自らの進退に関する質問を巡り涙ぐんだことについて、「尋常でない状況がだいぶ続いているということ」と述べた。
また、海江田経産相は29日夜、復興基本方針を決定した東日本大震災復興対策本部を欠席した。「私に連絡が入っておらず知らなかった」と述べ、連絡ミスが原因だったとの認識を示し、「何時に(首相)官邸から連絡が来たか調べ、対応したい」と述べた。』
■7月30日(土、142日目)
・うす曇り。本日の最大供給能力は4,840万キロワット。新潟、福島に記録的な豪雨。
・毎日jp---『東北高速無料化:悪用トラック横行 いったん降り目的地へ』
『東日本大震災の被災地の復旧・復興支援を目的に始まった東北地方の高速道路無料化に便乗するトラックの走行が問題になっている。無料対象区間内での乗り降りが制度適用の条件だが、高速料金を浮かせるため区間内のインターチェンジ(IC)でいったん降り、再度同じICから目的地に戻るトラックが後を絶たない』
→場当たり的政策の当然の結果。誰が考えても『悪用』するのは当たり前。
・asahi.com---『海江田氏が涙 辞任時期追及に「私の価値どうでもいい」』
『……自民党の赤沢亮正氏から「政治家に限らず、出処進退を口にしたら辞めなければ価値を落とす。恥ずべきことだ」と追及された。海江田氏は「ポスト菅」の有力候補の一人だが、「私は自分の価値はどうでもいいですよ、本当に。私はいいです、自分の価値は」と声を詰まらせた。 』
→『辞任を示唆しながら辞めないのは「菅直人首相とそっくり」と野党議員に指摘され』涙の答弁。多分すぐにでも辞表を叩きつけて辞めたいのだろう。管首相との我慢比べか??