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アイドルタイムプリパラ 第40話感想

2018年01月13日 | アイドルタイムプリパラ
 「アイドルタイムプリパラ」第40話「パラ宿プルトラクイズ!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 年が明けて、らぁらは、ゆい、にの、みちるを連れて、パラ宿にある実家を訪れました。
 家に入るとすぐに、両親と妹ののんが温かく出迎えました。
   

 オープニングが変わりました。
 タイトルは「Memorial」。歌い手は、i☆Risが担当。

 という事で、前作3期4クール目以来のi☆Risのオープニング曲です。「アイドルタイムプリパラ」では初めてですね。
 曲を聴いた感じでは、「ああ、やっぱ、i☆Risだな」と和みました。昨年4月から始まった物語の終局に近付いている感じの曲調だったと感じています。
 3月の最後の回まで毎回、この曲を聴いてテンションを上げていきたいと思います。



  オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 その後、らぁら達は、家で食事をとりました。
 そういえば、だいぶ前に崩壊したパラ宿のプリパラは、今どうなっているのか? のんによると、皆が頑張ったおかげで完全に復興し、今日オープンするそうです。
 という事で、この後、パラ宿のプリパラに行く事になりました。

 少しして、ゆい達は、パラ宿のプリパラに来ましたが、残念ながらライブはできないようです。ただし、今日開催される「アイドルプルトラクイズ」に出場して優勝すれば、可能です。
   
 ゆい、らぁら、にのはエントリーするものの、みちるは無理だと後ずさり。すると・・・、
    
『お先にどうぞ!』
   
「じゃあ、一緒に・・・。」
「はい。」
    
    
「無礼者が!」
「かしこまりなさーい!」
   
「この私が無礼者ですって!?」
   
「そなたこそ何者じゃ!? わらわはプー大陸の姫にして巫女、プリンセスミーチルであるぞ!」
「私だって、女神のサポートを務めた事がある。いわば、姫ですわ!」
   
 まあ、姫なのは間違いないだろうけど、「姫(少々ポンコツ)」と言った方が正しいんじゃないかと。このアニメでは、姫とかプリンセスとか自称するキャラには、ロクなのがいないと思います。(笑)


 その後、みちるとちりの不仲をのんが収め、のんとちりは一足先にプリパラタウンへ。
「まったく、なんと高飛車なヤツじゃ!」
   

 ハイハイ、ブーメラン乙。やっぱりポンコツプリンセスが正しいんじゃないかと、ますます感じてきました。(笑)


 のんの言っていた通り、パラ宿のプリパラタウンは、かつての賑わいを取り戻していました。また、みれい達も、ここに来ていました。
    

 そして、アイドルプルトラクイズが開始。クイズはチーム制で行われます。
 1組目は、ゆい&らぁらの「ゆめかしこま」。
   
 2組目は、みれぃ&ペッパーの「ぷりペッパー」。
   
 他のチームはこんな感じ。
    
    
 被り物をしている3人1組のチームの正体は・・・、
   
 パラ宿のプリパラを崩壊させた原因を作った事により追放されたため、正体を隠しています。
 最後の1チームは・・・、
   

 ここで、クイズが出題されました。
「パラ宿で今、一番人気のアイドルといえば? 真中・・・、」
   
「やだ・・・。照れるなあ・・・。真中らぁ・・・。」
   

 ではなく・・・、
   
 のんです。のんが、このクイズ大会の司会を務める事に。
「のんちゃん、すごい・・・。」
   
 らぁらは今、パパラ宿が活動拠点なのに、何で自分がパラ宿で一番人気だと思ったよ。ぶっちゃけ、らぁらの肩書き、「神アイドル(頭脳はお子ちゃま)」がいいんじゃないかと思えてきました。(笑)


 正解するとアイドルウオッチにポイントが溜まり、上位3チームが決勝に進出。優勝チームには、豪華賞品が贈られ、復興後最初のライブをする事ができます。
 最初の問題は、こちら。
   
 解答権を得たのは、にの&シオン。
「トモチ・・・、」
「果たし状!」
   
 何・・・、だと・・・? ゲーム歴3年半近くの神アイドルプレイヤーなのに、初めて知ったぜ、その事実・・・。
 よし! 今度ゲームやる時、誰かが遊んでたら、果たし状渡すかな! 「いいね♡」対決で勝負を申し込もう! 私も、プリパラ戦国時代の波に乗っからねば!(素直に「そんな訳ねーだろ」とツッコめよ(笑))

 もちろん、果たし状は不正解。少しして・・・、
「トモチケガァル!」
   
 このチームが正解です。
 あのー、ガァルルさん。「頭隠して尻隠さず」ならぬ「頭隠して語尾隠さず」になってまっせ。まあ、語尾なしで話すのは、太陽が西から昇るようなものだし、しゃーないか。(笑)

 続いての問題。
「プリパラアイドルの皆さんがステージで行う事といえば?」
   
「ライ・・・、」
「勝負!」
   
 おうおう、連発ボケ解答やめーや。前方に「何でもいいからボケて!」と書かれたカンペがあったんでしょうか。(笑)


 その後、ドロシーは解答ランプが点かない事に業を煮やし、ボタンを強く叩きました。結果、ボタンを壊してしまい、ドロシー&レオナは失格。

 次の問題。
「まずは、この曲をお聴き下さい。」
   
「この曲のタイトルは・・・。」
   
「Believe My Dream!」
   

 ・・・なのですが、クイズの正解ではありません。クイズの内容は、この歌の中では、どこへ出かけようと歌っているのか、というもの。
「サパンナ!」
   
『違う! 世界旅行!』
    

 答えは、この歌の後半部分にありました。正解は、ゆい達が言っていた通り、世界旅行でした。
 ただ、解答ボタンを押していないため、ポイントはゲットできませんでしたが。

 しばらくして、決勝進出チームが決まりました。決勝に進出したのは・・・、
   
 おい、ちょっと待て。シオン、脳筋解答しかしていないのに、何で決勝進んじゃうんだよ。番組としてはボケ解答歓迎だから残しとけと、テレ東から指示でもあったんでしょうか。(笑)

 その頃、パパラ宿のプリパラでは、しゅうかがライブをしていました。例の黒いマイクを持って。


~ Bパート ~
 少しして、予選敗退して落ち込むらぁらに、かつてのファン達が集まってきました。
    
 ファン達は、またらぁらのライブを見たいと、パラ宿に戻る事を願っています。
 クマは、らぁらはパパラ宿に派遣されているだけで、そのうち戻ってくるとファンを励ましました。
「そっか・・・。らぁらはパラ宿のアイドルだから、いつか戻っちゃうんだよね・・・。」
   


 一方、クイズ大会の方は、あろまとみかんが楽々答えられる問題が出題。
 しかし、これは、めが姉ぇが仕掛けた罠。ガァルマゲドンの3人は変装がバレて、煙幕を使って逃亡しました。

 という事で、1チーム抜けた穴を埋めるために、敗者復活戦が行われました。
 最初の問題。これを英語で言うと?
   
 どうもリンゴのように見えるが、実は違う?
 ドロシーは自信満々で「Apple」と解答するも、不正解。直後、みれぃが「Cherry」と答え、正解です。
 そう、これはリンゴではなく、サクランボでした。
   

 次の問題は、これ。
「これは、誰の影?」
   
   
「やっと答えられるね。」
   

「プーニコーン!」
    
・・・。
   
 AA(アスキーアート)を使ってツッコみたい気分でしたので、使っちゃいました。こんなの作るヒマあるんだったら、さっさと感想書き上げろ、とツッコまれそうですね。(笑)


 次は、○×クイズ。これに正解すれば、ポイント2倍です。
 クイズの内容は、アイドルウオッチの裏蓋には星マークがついているかどうか。ペッパーは○に、らぁらは×に、それぞれ飛び込みました。
 結果は・・・、
   
 という事で、正解は×。裏に描かれているのはハートです。
   

 敗者復活戦で勝ち上がったのは、ゆい&らぁら。そして、次が最後のクイズです。
 内容は、2人で答えてピッタンコクイズ。これから出される問題に対して、それぞれが、これだと思った答えを出し、それが2人一致していれば優勝です。
 問題は「あなたにとって、この世で一番大切なものは?」。
「らぁらの事は私が一番分かってる! だって、らぁらがパパラ宿に来てから、ユメずっと一緒だったもん!」
   
「でも・・・、パラ宿には家族がいて、いっぱい友達もファンもいて、まだまだ私がユメ知らない事もあるのかも・・・。」
    
    
   
「大丈夫! らぁらなら、きっと答えは・・・。」
   


 解答時間が来ました。らぁら以外の解答は以下の通り。
   
 そして、らぁらの答えは・・・、
   
 という事で、チーム内で一致した答えを出したのは、ゆい&らぁらだけ。よって、ゆいとらぁらが優勝しました。
「やった! らぁらなら絶対、友達って書くと思った!」
「だって、ゆいは、あたしの友達! 友達は一番大切だもん!」
「らぁら・・・。」
   
 賞品は、新作のオリジナルメイキングドラマです。

 そして、ゆいとらぁらはステージに。
 コーデは、ゆいは「プリ×プリメイドコーデ」、らぁらは「プリ×プリしつじコーデ」。
   
 曲は「ブランニュー・ハピネス!」。
    
    
    
    
    
    
    
    
 メイキングドラマは「ドキドキ! プリパラTVスタジオ生放送!」。
   
    
    
    
   
    
    
    
    
   
    
    
    

 それから少しして・・・、
「数々のご無礼、本当に申し訳ありません・・・。」
「いえ、私こそ、頭を上げて下さい・・・。」
   
「そんな・・・。年上の方に謝っていただくなんて・・・。」
「でも、プリパラでは、ちりさんの方が先輩ですし・・・。」
   
「あんな高飛車な態度をとって・・・。」
「私の方こそ、あんな・・・。恥ずかしくて・・・。」
    

 キミ達、どんだけ低姿勢やねん。私は、いくら自分に非があっても、ここまで低姿勢にはなれないですので、すごい事してるな、と感心しますね。
 その一方で、プリパラチェンジ後は、「ダサクラウン」(ちりのブランド「ディアブランド」の造語)とか「プー大陸しか友達がいない」などとイジりがいがあります。いやー、ギャップ差って怖ろしいね!(笑)


「あ・・・、でも・・・、みちるさん、その・・・。わ、私とトモチケパキってもらえませんか・・・?」
   
「え・・・。無理無理無理無・・・、じゃなくて・・・、喜んで!」
    

 にのはシオンと、ゆいはらぁらと、それぞれトモチケ交換をしました。
 その後、みれぃとそふぃはファララの事を話題に挙げました。ゆいとらぁらは、ファララとガァララを助ける鍵となるジュエルが、古代プリパラが栄えていた頃に池の底に沈んだと話します。
「そういえば、らぁらとゆいは、前に夢の中で古代プリパラに行ったのよね?」
『うん。』
「なら簡単じゃない! また時間を遡って古代プリパラに行けばいいのよ!」
「え・・・。」
   
「あ、そっか! アハハハ!」
「なーんだ! ユメ簡単!」
「ええ・・・。そんなに簡単とは思えないんだけど・・・。」
    
 同感です。どうやって時間を遡らせるのでしょうか。
 っていうか、みれぃは、そこんとこガシガシツッコんでよ! ツッコミ1人、ボケ3人の圧力に負けてんじゃねーよ! ギャグで押し倒すだけでは「ギャグアニメ(一応、女児向け)」というジャンルは成り立たん!(は?) 強力なツッコミも必要なんじゃー!(笑)


 今回は、これで終了です。


 エンディングも変わりました。
 タイトルは「WELCOME TO DREAM」。歌い手は、前のオープニングを担当していた、わーすた

 「ぴゅるぴゅるん」「ぷわぷわわ」「ちくたくるん」などいった愉快な歌詞は、前のオープニングを思い出しますね。
 また、歌詞に「I believe myself」が2回入っているのも、面白いところ。今作前半のオープニング「Just be yourself」を意識してるんでしょうかね。
 「自分のあるがままでいなさい」から「自分を信じる」と、自己意識を強めているあたり、ストーリーがだいぶ進んだ今にふさわしい歌詞だと感じました。



次回:「しゅうかとガァララ
 しゅうかとガァララは、いつしか、お互いが大切な存在になっていました。
 そして、ある日、ガァララがライブデビューする時が来ました。しゅうかは、感謝の気持ちを込め、ガァララにステージ衣装をプレゼントします。
 しかし、ポワンは、不安な面持ちでガァララのライブを見つめていました。ガァララはどんなライブをするのか? そして、周りに何をもたらすのか?


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 ゆい、らぁら、にの、みちるは、復興したパラ宿のプリパラを訪れ、「アイドルプルトラクイズ」にエントリーし、そこで優勝したゆいとらぁらが、復興後初のライブを行いました。

 さて、今話のポイントは「友達」でしょう。
 と言っても、元来このアニメは、友情の尊さを説くものであります。ですが、今作に入ってからは、今話ほどそれを色濃く描いた回はなかったように思いますので、だいぶ見応えのある話だったと感じています。
 クイズ大会だから珍問&珍解答の連発で視聴者を盛大に笑わせると思いきや、深々と考えさせるあたり、やはり、このアニメは侮れないですね。

 前作感想では、よく述べていましたが、プリパラは「子供の純粋性」に満ちた場所。
 趣味や特技、価値観などは違えど、プリパラが好きだという共通点があれば、すぐに仲良くなり、友達になれる所です。そこには、打算や損得勘定は存在せず、「今」を楽しみたいという純粋な想いに満ちています。

 それゆえ、「友達」は、プリパラを好きな子達にとっては、宝物と言ってもいいくらいでしょう。
 クイズの最後に出題された「この世で一番大切なものは?」という問いに対して、シオンはドレッシングパフェ、ちりはノンシュガーと答えましたが、実質、2人とも「友達」と考えていいでしょうね。子供達の間に成立する「仲間」は、「友達」あってのものでしょうし。

 そして、その宝物は、離ればなれになっても、時が経っても、色褪せないものなのでしょう。
 らぁらは長い間、パラ宿を離れていましたが、それでも、離れる前にできた多くの友達から慕われているのは変わっていません。それは、らぁらが神アイドルだから、という事ではなく、らぁらと出会った子達が、「友達」が宝物だと感じているからだと思いますね。
 加えて、らぁらは、友情に熱い子。それゆえ、少しの間離ればなれになっても、多くの子達にらぁらの存在を強く印象付けさせ、友情の濃さは変わらなかったのでしょうね。

 ゆいは、いずれらぁらと別れる事を考えていましたが、それでも、ゆいとらぁらの友情は決して変わる事はなく、「ずっトモ」でいられるでしょう、きっと。
 ゆいとらぁらの間には、友情の証として交換し合ったトモチケが沢山ありますが、形の残らぬ大切なものも沢山あります。パパラ宿のプリパラを盛り上げるために頑張った時間、寮の同部屋で過ごした時間、同じクラスで授業を受けた時間など。
 そういった思い出が、離ればなれになっても、何年経っても、親友関係でいさせ続けるのだと思いますね。もしかしたら、ゆいもらぁらも、大人になっても、お母さんになっても、月1で一緒にライブしてるかもしれませんね。

 そして、この「友達」は、今後のストーリーにおいても、重要要素になるでしょう。ガァララやパックを「友達」して見れるか。それが大きなポイントになるんじゃないかと感じています。
 と言っても、ゆい達は、ガァララを救いたいと考えているあたり、「友達」と見ている部分はあるでしょう。ですが、ガァララがプリパラを楽しんでいるところを実際に見た事はありません。
 それを見れば、「友達」意識が上がり、ガァララを救いたい意欲も増す事でしょう。そう考えると、ガァララのライブデビューは大事な気がするのですが、一体どうなるのか?
 3月最後の回で、今作の最終回となるのか、それとも、区切りの回となるのかは分かりませんが、残りは10話程度となりました。今後は、目の離せない展開が多くなると思われ、メインアイドル達の行動により一層注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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