「プリパラ」第132話「ロッキン・ガァジラ大決戦」の感想です。
~ オープニング前 ~
明日からいよいよ、神アイドルグランプリのファイナルが行われます。最初の対戦は、Dressing Pafe 対 ガァルマゲドン。
その頃、あろまは、打倒ガァルマゲドンに向けて、占いをしていました。あろまが引いたタロットカードは・・・、
そして、吊るされるドロシー。
イタズラをしたガァルマゲドンは、レッスン室から逃げ、らぁら達は、ガァルマゲドンを追いかけます。
ウサギは、所詮お子様だと余裕ですが、ネコは、ガァルマゲドンを優位に導くため、ウサギを骨抜きにしようと狙いをつけます。
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「あ」で始まる言葉で来たのは、「雨宮春希」。
雨宮のフルネームを今回初めて知った視聴者は多いんじゃないんでしょうか。ちなみに、一昨年春に発売された「プリパラ×プリティーリズム パーフェクトワールド」には、フルネームが公開されていたようです。
使用された映像は、22話と32話のもの。この頃の雨宮はカッコ良かったのに、どうして、2期、3期では、超絶ド変態キャラになってしまったのか、コレガワカラナイ。(笑)
次は「き」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
「ったく! とんだ悪ガキだよ、もう! 今度見かけたら、お尻ペンペンしてやる!」
「ドロシー、もっとリラックス!」
「ひょうろうぜめ」とか「ファルルをたてにする」とか、ホワイトボードに書かれている様々なものを見ると、ドロシーも相当な悪ガキですよね。今回も、女児達の良い反面教師役、お疲れ様です。(笑)
シオンは、ガァルマゲドンにも獅子搏兎の心、すなわち、ウサギのような小さいものを捕まえるにも全力を尽くすライオンのような気持ちで戦おうと考えます。
そのために、メイキングドラマを強化するつもりでいます。
それを楽屋の外で聞いたあろま達は、自分達を格下に見ている事に憤りを感じ、また占いをします。次に引いたカードは・・・、
「メイキングドラマの強化版ねえ・・・。分かった! じゃあ、シオぽよで!」
「即効却下!」
でも、このブログの4年目は「シオぽよ」が一番人気だったんですよね。このブログの人気が伸びるんだったら、ぜひ「シオぽよ」をやっていただきたい。(お前も思考がドロシーに似てきたな(笑))
直後、あろま達が入室して、悪魔の子守歌。
この間に、ウサギは、ネコジャラシに釣られ、楽屋を出ました。
その後も、あろま達は、シオン達にイタズラを仕掛けます。
またしても、あろま達は逃げるようにして退室。らぁら達は、そんなあろま達を追いかけます。
少しして、ウサギは、ネコのバーで骨抜きにされていました。
「こっちもウサギを骨抜きメロメロにして、グランプリに出られなくする作戦、実行中ネコ。」
「ガァル!」
そもそも、マスコットに骨なんてないんじゃね? 中身、綿なんだし。これって、禁句ですかね?(笑)
その頃、らぁら達はガァルマゲドンに、グランプリ前日にイタズラばかりするのは間違ってると注意しますが、あろま達は、これが自分達の本気だと聞き入れません。
そんな中、ユニコンがガァルルの応援にやって来ました。沢山のミニファルルも一緒です。
さらに、あろまとみかんの元に、電報として、USBメモリーが届きました。
これをテレビに繋げると、46話に出てきた、みるく、あんこ、ケロによる応援メッセージ映像が流れました。
そして、あろま達は、メイキングドラマの強化版を作ろうと考えました。
一方、Dressing Pafeの3人は、メイキングドラマの強化版を考えるも、良い考えが思い付かず。ウサギも帰ってきません。
退屈に感じたドロシーは、先に帰ってしまいました。明日の本番は、今ある自分達の力をぶつける事に。
ガァルマゲドンの方も、メイキングドラマの強化版をどうするか悩んでいますが、あろまは、諦めるつもりはありません。
ガァルルが、考えるのが難しいと鉛筆を放り投げると、鉛筆が、あろまが描いたガァジラの頭に。
これを見たあろま達は、メイキングドラマの良いアイディアが思い付きました。
その翌日、神アイドルグランプリのファイナルが始まり、最初の対戦が行われようとしていました。
~ Bパート ~
まずは、先攻後攻を決めるくじ引きを行います。先攻はガァルマゲドン、後攻はDressing Pafeとなりました。
また、ファイナルでは、担当マネージャーにアイドルを紹介してもらう事になっています。となると、ウサギの行方が分からないDressing Pafeはピンチです。
そのウサギは今、こんな感じです。
先攻のガァルマゲドンのライブが始まります。
コーデは、あろまは「モードクラシカルガーベラコーデ」、みかんは「モードクラシカルマーガレットコーデ」、ガァルルは「モードクラシカルブルーローズコーデ」。
「悪魔と天使と怪獣に祝福されし、無敵のアイドル、ガァルマゲドン。神アイドルの階段を今、開くネコ!」
「ダークネス! 闇より生まれし、デーモン・あろま!」
「シャイニング! 光から生まれし、エンジェル・みかん!」
「ガァル! プリパラに生まれし、怪獣ガール・ガァルル!」
『3つの力、合わされし時、勝利は我らに! ガァルマゲドン!』
ミュージックスタート。曲は「アメイジング・キャッスル」。
メイキングドラマは、「いたずらマカロンファクトリー」の強化バージョン。
『シン・いたずらマカロンファクトリー! シン・ガァジラ!』
あろま達は、自分達のライブに手応えを感じました。
その頃、ウサギは、ライブ会場に急ぐものの、このままでは間に合いそうにありません。
ちょうどその時、セメント車が通りました。ウサギは、運転手パンダにセメントを注入してもらうよう依頼しました。
すると、ウサギは、程よく固まり、飛べるようになりました。
Dressing Pafeの3人は、ガァルマゲドンのライブの実力に脅威を感じていました。
ちょうどその時、ウサギが3人の元に戻ってきました。
メイキングドラマの強化版が思い付かずに悩んでいる3人にウサギは喝を入れます。
「諦めるなウサ! ロックを身をもって経験した今だからこそ言える! 固い意志で、やり遂げてみせるウサ!」
「うむ! その熱い心、受け取った!」
「先の事ばかりに気を取られ、足元がおろそかになっているうちに、ガァルマゲドンはおそろしく成長して、強敵となっていた・・・。」
「だが・・・、熱い気持ちを歌うなら、私達にはロックがある!」
「ぶっつけ本番! アレでいくぞ!」
そして、後攻のDressing Pafeの出番がきました。
コーデは、シオンは「クロスウォークバイオレットコーデ」、ドロシーは「クロスウォークスカイブルーコーデ」、レオナは「クロスウォークスカーレットコーデ」。
「みんな! お待たせしたウサ! 熱く燃えていくウサよ!」
「ロックの稲妻! 印象鮮烈! Dressing Pafeの登場ウサ!」
「原点回帰! 三位一体!」
「戦う乙女の!」
「パワフルライブを!」
『楽しんで!』
「イゴー!」
曲は「ラン♪ for ジャンピン!」。
メイキングドラマは「シン・アイドル戦士プリパラガールズロックオン!」。
両チームのライブが終わり、結果発表。この対決を制したのは・・・、
僅差で、Dressing Pafeでした。
「ま、当然の結果だけどね!」
「だが改めて、一つ一つ目の前のライブに真摯に向かう心構えを教えてくれた。ガァルマゲドンに感謝する。」
「まあね。」
「うん! ありがとう!」
さて、今回の対決により、ダイヤの石像はどうなったか? めが姉ぇとめが兄ぃが見てみたところ、傷がわずかに付いただけでした。
「そんな・・・。」
「我々の力では、神アイドルまではまだまだ足りぬという事か・・・。」
「マジで・・・?」
少しして・・・、
「地獄の釜は閉じられた・・・。」
「あろま・・・。」
「ガァルル、悔しい・・・。でも、これは終わりじゃない!」
「確かに、ガァルルの言う通りネコ。」
「デビ! 悪魔は不滅だ! 復活を信じて、進んでいく!」
「天使も信じてるの!」
「ガァルルも!」
「ネコ!」
「ガァルマゲドンの道は!」
「まだまだ続くの!」
「ガァル!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「Growin’ Jewell」の歌い手が、Dressing Pafeの3人だけのバージョンでした。
これは、今回、Dressing Pafeが勝った事によるサービスみたいなものですかね。SoLaMi SMILEが勝てば、SoLaMi SMILEの3人だけが歌ったバージョンもありそうで、期待したいものですね。
次回:「語尾の彼方」
トリコロールとうっちゃりビックバンズの対決の日がやってきました。
ひびきは、試合を少しでも有利に運ぼうと、ある特訓を重ねてきました。一方、うっちゃりビッグバンズは、相変わらず自分たちのペースを崩しません。
どう転ぶか分からない決戦を制するのは、どちらのチームか?
っていうか、次回のタイトル、87話を思い出させますね。「果て」の次は「彼方」ですか。
こういうおちゃらけたタイトルを思い付くスタッフ様の才能には、本当に感心します。
「プリパラしりとり」で、「き」で始まる言葉で来たのは「きくらげ」。
74話のネタ。「QPコズミックス」「キス」「着物」など、他に候補はあるのに、どうしてこのワードを出したのか、コレガワカラナイ。(笑)
次回は「げ」で始まる言葉。ジュルル絡みで「ゲップ」が来ると予想。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
神アイドルグランプリ・ファイナルが始まり、ガァルマゲドンとDressing Pafeの対決を、Dressing Pafeが制しました。
トーナメントの組み合わせから、決勝戦は、SoLaMi SMILE 対 Dressing Pafeと、1期からのライバルチーム同士が熱い戦いを繰り広げるだろうと考え、今話視聴前は、Dressing Pafeが勝つだろうと予想していました。
しかし、ガァルマゲドンのメイキングドラマが終わったあたりから、「あれ? これ、ひょっとして、ガァルマゲドンが勝つのでは?」と思ったりもして、どっちが勝ってもおかしくないと感じました。そう思わせるくらいの、見応えある対決だったと思いますね。
ガァルマゲドンとDressing Pafeの共通点といえば、メイキングドラマにガァジラが出てくるところであり、今回のメイキングドラマもそうでした。
それも、「シン・ガァジラ」と、昨年のヒット映画「シン・ゴジラ」のパロディものを出してくるとは、よく考えたと感心します。思えば、メイキングドラマ「フローズンキャッスルミラージュ」や「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」には、映画ネタが仕込まれており、ライブCG制作スタッフ様達はそういうの大好きなんだろうな、とクスッときました。
そして、「シン」の意味するものは、鉛筆の「芯」と、ズッコケさせてくれるものも、ギャグ要素の濃いこのアニメならでは、だと思いますね。両チームの曲は半年以上も前のものでありながら、メイキングドラマで、見応えあるライブに昇華させてきたのはすごいな、と感心しました。
そんな見応えある対決を制したのは、Dressing Pafeで、その勝因は「順応力」、「いざという時の団結力」、そして、「運」だったと思いますね。
「順応力」といえば、シオンの特性。プリパラデビューしたばかりのシオンが容易にプリパラになじみ、SoLaMi SMILEのライバルチームに早々と名乗り出れたのは、この順応力あってこそ、と言えるでしょう。
その順応力が、今回の対決でも光っていたと思いますね。ウサギのアドバイスもあるとはいえ、ガァルマゲドンのメイキングドラマの強化バージョンから、自分達のメイキングドラマの強化版を思い付いたのは、順応の天才なシオンがいたからこそ成し得たと感じています。
次に、「いざという時の団結力」は、Dressing Pafeの長所。
このチームは、シオンとドロシーの言い合いはよくあるものの、いざという時には力を合わせられ、そこから引き出されるパフォーマンスが大きな感動を与えたりもしています。その点について、私的には、44話や56話がかなり印象に残ってますね。
今回についても、シオンが思い付いた新しいメイキングドラマに、ドロシーとレオナが上手く合わせる事ができて、大成功に導きました。チームが上手くまとまらない事は時々あるものの、このチームの以心伝心は素晴らしいと、改めて感じました。
とまあ、ここまで、Dressing Pafeの良いところばかり述べましたが、ガァルマゲドンに良いところがなかったとは決して思っていません。
ガァルマゲドンは、Dressing Pafeとは対照的に、ケンカする事がまずない仲良しチームである事が長所でしょう。また、3人とも子供っぽいのも、「子供の純粋性」に満ちたプリパラでは、大きな魅力になっていると思います。
イタズラが過ぎて迷惑をかけるところもよくありますが、やる時はやる努力家なところが、困った子達な印象を覆しているでしょう。特に、あろまとガァルルについては、2期では、努力要素で大きな見所を作ってくれたと感じています。
今回のメイキングドラマは、そんな努力の賜物でしょう。たまたま鉛筆がガァジラの絵に重なったという偶然はあるものの、途中でメイキングドラマ作りを諦めていたら、そんな偶然は起きなかった訳であり、努力が呼び寄せたメイキングドラマだったと私は考えています。
だけど、そういった要素だけで勝ち負けが決まるほど、勝負というのは単純ではありません。他の様々な要素が絡んで決まるものであり、「運」もその1つでしょう。
そして、今回の対決は、「運」が勝負の明暗を分けた最大の要素だと思っています。「運」というのは、先攻後攻の「運」ですね。
Dressing Pafeの勝利が決まった後に、シオン達が、ガァルマゲドンのライブに対する真摯な心構えを教えてくれたと感謝していたあたり、ガァルマゲドンのライブが良い刺激になったのは間違いないでしょう。先攻のガァルマゲドンがすごいライブを見せた事で、後攻のDressing Pafeは、先程述べた「順応力」や「いざという時の団結力」を引き出せたのだと思いますね。
もし、Dressing Pafeが先攻だったら、こうはいかなかったでしょう。
Dressing Pafeは、既存のメイキングドラマで勝負するしかなく、一方のガァルマゲドンは、今回のメイキングドラマを披露し、多くの観客の目を引いていたでしょう。そして、ガァルマゲドンが大差で勝っていたと思いますね。
しかし、結果はDressing Pafeの僅差勝ちだったあたり、Dressing Pafeには運があったと思います。あとは、実力でしょうね。たとえ運があっても、実力がなければ、ガァルマゲドンのライブに対する真摯さは覆せないと思いますし。
1期からパラジュクの有名アイドルチームとして轟かせている実力を改めて感じました。
また、今話のラストをガァルマゲドンで締めてくれたのも、素晴らしかったと思います。大舞台での敗北に悔しさを感じながらも、これで終わりじゃないと前向きだったのは、すごいですよね。
子供達は、高い将来性を秘めている一方、沢山の失敗や挫折も待ち受けています。結果だけを凝視していれば、ちょっとの失敗や挫折で立ち直れなくなってしまい、お先真っ暗な人生を歩んでしまうでしょう。
そうならないためにも、結果はどうあれ、良い結果を目指して頑張ってきた事に胸を張って、前に進む事は大切ですよね。それを、子供っぽいガァルマゲドンが示したのは、メイン視聴層の女児達にとって、すごく良いメッセージになったでしょう。
大人な私も、ガァルマゲドンを見習って、色んな事に前向きになれるよう、今後頑張っていきたいものです。
さて、次の対決は、トリコロール 対 うっちゃりビッグバンズ。
うっちゃりビッグバンズは、ギャグ的な意味では横綱級チームで、オバカキャラや語尾キャラが嫌いなひびきにとっては、ものすごく相性の悪い相手。それに、チームが結成されて間もなく敗者復活戦を制しただけに、勢いもあります。
しかし、相性や勢いだけで勝負が決まるほど、事は単純ではないでしょう。トリコロールは、ひびき、ファルルが、神アイドルに近い実力を有しており、ポッと出のチームが勝てるほど甘くはないような気がしますね。
次回の対決を制するのは、どちらか? うっちゃりビッグバンズのギャグパワーに飲まれないよう注意しつつ(笑)、両チームのライブを熱く分析していきたいと思います。
~ オープニング前 ~
明日からいよいよ、神アイドルグランプリのファイナルが行われます。最初の対戦は、Dressing Pafe 対 ガァルマゲドン。
その頃、あろまは、打倒ガァルマゲドンに向けて、占いをしていました。あろまが引いたタロットカードは・・・、
そして、吊るされるドロシー。
イタズラをしたガァルマゲドンは、レッスン室から逃げ、らぁら達は、ガァルマゲドンを追いかけます。
ウサギは、所詮お子様だと余裕ですが、ネコは、ガァルマゲドンを優位に導くため、ウサギを骨抜きにしようと狙いをつけます。
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「あ」で始まる言葉で来たのは、「雨宮春希」。
使用された映像は、22話と32話のもの。この頃の雨宮はカッコ良かったのに、どうして、2期、3期では、超絶ド変態キャラになってしまったのか、コレガワカラナイ。(笑)
次は「き」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
「ったく! とんだ悪ガキだよ、もう! 今度見かけたら、お尻ペンペンしてやる!」
「ドロシー、もっとリラックス!」
シオンは、ガァルマゲドンにも獅子搏兎の心、すなわち、ウサギのような小さいものを捕まえるにも全力を尽くすライオンのような気持ちで戦おうと考えます。
そのために、メイキングドラマを強化するつもりでいます。
それを楽屋の外で聞いたあろま達は、自分達を格下に見ている事に憤りを感じ、また占いをします。次に引いたカードは・・・、
「メイキングドラマの強化版ねえ・・・。分かった! じゃあ、シオぽよで!」
「即効却下!」
直後、あろま達が入室して、悪魔の子守歌。
この間に、ウサギは、ネコジャラシに釣られ、楽屋を出ました。
その後も、あろま達は、シオン達にイタズラを仕掛けます。
少しして、ウサギは、ネコのバーで骨抜きにされていました。
「ガァル!」
そもそも、マスコットに骨なんてないんじゃね? 中身、綿なんだし。これって、禁句ですかね?(笑)
その頃、らぁら達はガァルマゲドンに、グランプリ前日にイタズラばかりするのは間違ってると注意しますが、あろま達は、これが自分達の本気だと聞き入れません。
そんな中、ユニコンがガァルルの応援にやって来ました。沢山のミニファルルも一緒です。
さらに、あろまとみかんの元に、電報として、USBメモリーが届きました。
これをテレビに繋げると、46話に出てきた、みるく、あんこ、ケロによる応援メッセージ映像が流れました。
そして、あろま達は、メイキングドラマの強化版を作ろうと考えました。
一方、Dressing Pafeの3人は、メイキングドラマの強化版を考えるも、良い考えが思い付かず。ウサギも帰ってきません。
退屈に感じたドロシーは、先に帰ってしまいました。明日の本番は、今ある自分達の力をぶつける事に。
ガァルマゲドンの方も、メイキングドラマの強化版をどうするか悩んでいますが、あろまは、諦めるつもりはありません。
ガァルルが、考えるのが難しいと鉛筆を放り投げると、鉛筆が、あろまが描いたガァジラの頭に。
これを見たあろま達は、メイキングドラマの良いアイディアが思い付きました。
その翌日、神アイドルグランプリのファイナルが始まり、最初の対戦が行われようとしていました。
~ Bパート ~
まずは、先攻後攻を決めるくじ引きを行います。先攻はガァルマゲドン、後攻はDressing Pafeとなりました。
また、ファイナルでは、担当マネージャーにアイドルを紹介してもらう事になっています。となると、ウサギの行方が分からないDressing Pafeはピンチです。
そのウサギは今、こんな感じです。
先攻のガァルマゲドンのライブが始まります。
コーデは、あろまは「モードクラシカルガーベラコーデ」、みかんは「モードクラシカルマーガレットコーデ」、ガァルルは「モードクラシカルブルーローズコーデ」。
「悪魔と天使と怪獣に祝福されし、無敵のアイドル、ガァルマゲドン。神アイドルの階段を今、開くネコ!」
「シャイニング! 光から生まれし、エンジェル・みかん!」
「ガァル! プリパラに生まれし、怪獣ガール・ガァルル!」
『3つの力、合わされし時、勝利は我らに! ガァルマゲドン!』
ミュージックスタート。曲は「アメイジング・キャッスル」。
あろま達は、自分達のライブに手応えを感じました。
その頃、ウサギは、ライブ会場に急ぐものの、このままでは間に合いそうにありません。
ちょうどその時、セメント車が通りました。ウサギは、運転手パンダにセメントを注入してもらうよう依頼しました。
すると、ウサギは、程よく固まり、飛べるようになりました。
Dressing Pafeの3人は、ガァルマゲドンのライブの実力に脅威を感じていました。
ちょうどその時、ウサギが3人の元に戻ってきました。
メイキングドラマの強化版が思い付かずに悩んでいる3人にウサギは喝を入れます。
「諦めるなウサ! ロックを身をもって経験した今だからこそ言える! 固い意志で、やり遂げてみせるウサ!」
「うむ! その熱い心、受け取った!」
「先の事ばかりに気を取られ、足元がおろそかになっているうちに、ガァルマゲドンはおそろしく成長して、強敵となっていた・・・。」
「だが・・・、熱い気持ちを歌うなら、私達にはロックがある!」
そして、後攻のDressing Pafeの出番がきました。
コーデは、シオンは「クロスウォークバイオレットコーデ」、ドロシーは「クロスウォークスカイブルーコーデ」、レオナは「クロスウォークスカーレットコーデ」。
「みんな! お待たせしたウサ! 熱く燃えていくウサよ!」
「ロックの稲妻! 印象鮮烈! Dressing Pafeの登場ウサ!」
「戦う乙女の!」
「パワフルライブを!」
『楽しんで!』
「イゴー!」
曲は「ラン♪ for ジャンピン!」。
両チームのライブが終わり、結果発表。この対決を制したのは・・・、
僅差で、Dressing Pafeでした。
「ま、当然の結果だけどね!」
「だが改めて、一つ一つ目の前のライブに真摯に向かう心構えを教えてくれた。ガァルマゲドンに感謝する。」
「まあね。」
「うん! ありがとう!」
さて、今回の対決により、ダイヤの石像はどうなったか? めが姉ぇとめが兄ぃが見てみたところ、傷がわずかに付いただけでした。
「そんな・・・。」
「我々の力では、神アイドルまではまだまだ足りぬという事か・・・。」
「マジで・・・?」
少しして・・・、
「地獄の釜は閉じられた・・・。」
「あろま・・・。」
「ガァルル、悔しい・・・。でも、これは終わりじゃない!」
「確かに、ガァルルの言う通りネコ。」
「デビ! 悪魔は不滅だ! 復活を信じて、進んでいく!」
「天使も信じてるの!」
「ガァルルも!」
「ネコ!」
「ガァルマゲドンの道は!」
「まだまだ続くの!」
「ガァル!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「Growin’ Jewell」の歌い手が、Dressing Pafeの3人だけのバージョンでした。
これは、今回、Dressing Pafeが勝った事によるサービスみたいなものですかね。SoLaMi SMILEが勝てば、SoLaMi SMILEの3人だけが歌ったバージョンもありそうで、期待したいものですね。
次回:「語尾の彼方」
トリコロールとうっちゃりビックバンズの対決の日がやってきました。
ひびきは、試合を少しでも有利に運ぼうと、ある特訓を重ねてきました。一方、うっちゃりビッグバンズは、相変わらず自分たちのペースを崩しません。
どう転ぶか分からない決戦を制するのは、どちらのチームか?
っていうか、次回のタイトル、87話を思い出させますね。「果て」の次は「彼方」ですか。
こういうおちゃらけたタイトルを思い付くスタッフ様の才能には、本当に感心します。
「プリパラしりとり」で、「き」で始まる言葉で来たのは「きくらげ」。
74話のネタ。「QPコズミックス」「キス」「着物」など、他に候補はあるのに、どうしてこのワードを出したのか、コレガワカラナイ。(笑)
次回は「げ」で始まる言葉。ジュルル絡みで「ゲップ」が来ると予想。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
神アイドルグランプリ・ファイナルが始まり、ガァルマゲドンとDressing Pafeの対決を、Dressing Pafeが制しました。
トーナメントの組み合わせから、決勝戦は、SoLaMi SMILE 対 Dressing Pafeと、1期からのライバルチーム同士が熱い戦いを繰り広げるだろうと考え、今話視聴前は、Dressing Pafeが勝つだろうと予想していました。
しかし、ガァルマゲドンのメイキングドラマが終わったあたりから、「あれ? これ、ひょっとして、ガァルマゲドンが勝つのでは?」と思ったりもして、どっちが勝ってもおかしくないと感じました。そう思わせるくらいの、見応えある対決だったと思いますね。
ガァルマゲドンとDressing Pafeの共通点といえば、メイキングドラマにガァジラが出てくるところであり、今回のメイキングドラマもそうでした。
それも、「シン・ガァジラ」と、昨年のヒット映画「シン・ゴジラ」のパロディものを出してくるとは、よく考えたと感心します。思えば、メイキングドラマ「フローズンキャッスルミラージュ」や「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」には、映画ネタが仕込まれており、ライブCG制作スタッフ様達はそういうの大好きなんだろうな、とクスッときました。
そして、「シン」の意味するものは、鉛筆の「芯」と、ズッコケさせてくれるものも、ギャグ要素の濃いこのアニメならでは、だと思いますね。両チームの曲は半年以上も前のものでありながら、メイキングドラマで、見応えあるライブに昇華させてきたのはすごいな、と感心しました。
そんな見応えある対決を制したのは、Dressing Pafeで、その勝因は「順応力」、「いざという時の団結力」、そして、「運」だったと思いますね。
「順応力」といえば、シオンの特性。プリパラデビューしたばかりのシオンが容易にプリパラになじみ、SoLaMi SMILEのライバルチームに早々と名乗り出れたのは、この順応力あってこそ、と言えるでしょう。
その順応力が、今回の対決でも光っていたと思いますね。ウサギのアドバイスもあるとはいえ、ガァルマゲドンのメイキングドラマの強化バージョンから、自分達のメイキングドラマの強化版を思い付いたのは、順応の天才なシオンがいたからこそ成し得たと感じています。
次に、「いざという時の団結力」は、Dressing Pafeの長所。
このチームは、シオンとドロシーの言い合いはよくあるものの、いざという時には力を合わせられ、そこから引き出されるパフォーマンスが大きな感動を与えたりもしています。その点について、私的には、44話や56話がかなり印象に残ってますね。
今回についても、シオンが思い付いた新しいメイキングドラマに、ドロシーとレオナが上手く合わせる事ができて、大成功に導きました。チームが上手くまとまらない事は時々あるものの、このチームの以心伝心は素晴らしいと、改めて感じました。
とまあ、ここまで、Dressing Pafeの良いところばかり述べましたが、ガァルマゲドンに良いところがなかったとは決して思っていません。
ガァルマゲドンは、Dressing Pafeとは対照的に、ケンカする事がまずない仲良しチームである事が長所でしょう。また、3人とも子供っぽいのも、「子供の純粋性」に満ちたプリパラでは、大きな魅力になっていると思います。
イタズラが過ぎて迷惑をかけるところもよくありますが、やる時はやる努力家なところが、困った子達な印象を覆しているでしょう。特に、あろまとガァルルについては、2期では、努力要素で大きな見所を作ってくれたと感じています。
今回のメイキングドラマは、そんな努力の賜物でしょう。たまたま鉛筆がガァジラの絵に重なったという偶然はあるものの、途中でメイキングドラマ作りを諦めていたら、そんな偶然は起きなかった訳であり、努力が呼び寄せたメイキングドラマだったと私は考えています。
だけど、そういった要素だけで勝ち負けが決まるほど、勝負というのは単純ではありません。他の様々な要素が絡んで決まるものであり、「運」もその1つでしょう。
そして、今回の対決は、「運」が勝負の明暗を分けた最大の要素だと思っています。「運」というのは、先攻後攻の「運」ですね。
Dressing Pafeの勝利が決まった後に、シオン達が、ガァルマゲドンのライブに対する真摯な心構えを教えてくれたと感謝していたあたり、ガァルマゲドンのライブが良い刺激になったのは間違いないでしょう。先攻のガァルマゲドンがすごいライブを見せた事で、後攻のDressing Pafeは、先程述べた「順応力」や「いざという時の団結力」を引き出せたのだと思いますね。
もし、Dressing Pafeが先攻だったら、こうはいかなかったでしょう。
Dressing Pafeは、既存のメイキングドラマで勝負するしかなく、一方のガァルマゲドンは、今回のメイキングドラマを披露し、多くの観客の目を引いていたでしょう。そして、ガァルマゲドンが大差で勝っていたと思いますね。
しかし、結果はDressing Pafeの僅差勝ちだったあたり、Dressing Pafeには運があったと思います。あとは、実力でしょうね。たとえ運があっても、実力がなければ、ガァルマゲドンのライブに対する真摯さは覆せないと思いますし。
1期からパラジュクの有名アイドルチームとして轟かせている実力を改めて感じました。
また、今話のラストをガァルマゲドンで締めてくれたのも、素晴らしかったと思います。大舞台での敗北に悔しさを感じながらも、これで終わりじゃないと前向きだったのは、すごいですよね。
子供達は、高い将来性を秘めている一方、沢山の失敗や挫折も待ち受けています。結果だけを凝視していれば、ちょっとの失敗や挫折で立ち直れなくなってしまい、お先真っ暗な人生を歩んでしまうでしょう。
そうならないためにも、結果はどうあれ、良い結果を目指して頑張ってきた事に胸を張って、前に進む事は大切ですよね。それを、子供っぽいガァルマゲドンが示したのは、メイン視聴層の女児達にとって、すごく良いメッセージになったでしょう。
大人な私も、ガァルマゲドンを見習って、色んな事に前向きになれるよう、今後頑張っていきたいものです。
さて、次の対決は、トリコロール 対 うっちゃりビッグバンズ。
うっちゃりビッグバンズは、ギャグ的な意味では横綱級チームで、オバカキャラや語尾キャラが嫌いなひびきにとっては、ものすごく相性の悪い相手。それに、チームが結成されて間もなく敗者復活戦を制しただけに、勢いもあります。
しかし、相性や勢いだけで勝負が決まるほど、事は単純ではないでしょう。トリコロールは、ひびき、ファルルが、神アイドルに近い実力を有しており、ポッと出のチームが勝てるほど甘くはないような気がしますね。
次回の対決を制するのは、どちらか? うっちゃりビッグバンズのギャグパワーに飲まれないよう注意しつつ(笑)、両チームのライブを熱く分析していきたいと思います。
今回もコメント、ありがとうございます!
>幼女様のガァルマゲドン人気が高いのは、3人の可愛さに加えてそういう「等身大なところ」があるのも理由の一つなんでしょうね
言われれば、そうですね。子供は誰もが大人になっていくものであり、ガァルマゲドンも例外ではありませんが、それでも、子供っぽいイタズラを繰り広げたりなど、等身大で進んでいくというのは、この子達の良いところだと思います。
小さい姿をガァルルのデフォにしているのも、その狙いがあってなのかもしれませんね。
>原点回帰というからにはNO D&D codeとか久々にやって欲しかったですが、ここはまあ最新曲を使う大人の事情と割り切るほかないですね
私も、「No D&D code」とか、メイキングドラマ「ステレオ全開! にさんがロック」が披露されると思ってました。私は、1期の曲やメイキングドラマの方が好きなのですが、初披露が2年以上も前となると、時代遅れ感が否めず、致し方のないところでしょうね。
>なんだかんだ僅差でトリコロールが勝つと見た!!
次回戦で繰り広げられるであろうドラマを考えると、トリコロールが勝った方が良いでしょうね。
ひびきにとって、らぁらは四季のコーデをかけて最後まで争った相手、みれぃは「天才」対「努力」における因縁の相手、そふぃは天才性を見込んでいる子と、ライブ前のやりとりで面白くしてくれそうです。
ノンシュガー側も、キャラの属性構成がラブリー、セレブ、ナチュラルと一致していて、のんは憧れのファルルと戦える事にやる気を感じそうですし、ちりがひびきと一緒のチームになりたがっていたのも、良いストーリーになりそうですね。
一方、うっちゃりビッグバンズは、勝ったところで、そふぃ、コスモ、ちゃん子の間でしか、ドラマらしいドラマが作れないかも。コスモ、ちゃん子は基本、脇役である以上、目立たせるのは次回が潮時なのかもしれませんね。とはいえ、ライブ前のやりとりには注目したいものです。
おっしゃられる通り見応えのある回でした。私もメタ的にドレシの勝ちかなと予想を立てていましたが、そんな予想を忘れるくらい話に見入ってしまいました。
ガァルマゲのラストカットは感動もんでした。良い意味で子供っぽくて、仲良しな友達と進んでく。幼女様のガァルマゲドン人気が高いのは、3人の可愛さに加えてそういう「等身大なところ」があるのも理由の一つなんでしょうね。
細かいとこですが、あんことみるくなんて本当にまた懐かしいキャラを(交流が続いててよかったよかった)。ドレシのホワイトボードはドロシーが相変わらずドロシーだし。レオナの指摘、食べれるは食べられるだと思うんですけどねぇ。
ライブのガァジラ繋がりをここまで活かしてくるのにはビックリ。ガァルマゲが芯→シン・ガァジラで来たかと思ったらドレシは無人在来線。今更ですが女児向けアニメのノリじゃない。(笑)
生コン飲んでロック(ストーン)→ロック(Rock)の流れは読めなかった。原点回帰というからにはNO D&D codeとか久々にやって欲しかったですが、ここはまあ最新曲を使う大人の事情と割り切るほかないですね。
EDのドレシバージョンは既にフル尺で聴いていたのですが、Twitterやネットを見た感じだと6人版以外を知らない方もかなり多かったようですね。
Full尺聴けるCDだと「3バージョン」収録されておりますよ(ドレシバージョンだけ締めがアレンジされていたりと芸が細かい)。
来週はトリコロールVSうっちゃり…。ひびき様の特訓内容には「そっちかよ!」と。そしてその努力はおそらくカットを見る限り…(笑)。でもなんだかんだ僅差でトリコロールが勝つと見た!!私も飲まれないようスタンバイして来週を待つことにします。
次回も感想楽しみです。それではー。